2015年10月4日日曜日

患者会温泉1泊旅行 2015 in 歌志内”チロルの湯”

昨日から1泊で患者会温泉旅行に行ってきました。今年は、歌志内の”チロルの湯”でした。

歌志内は私が医師3年目の時に(今から24年前)診療所の所長として1年間勤務した思い出の場所です。その当時チロルの湯の前身の温泉施設は所長住宅のすぐ山側のところにありましたが、けっこうぼろぼろで一度も行ったことがありませんでした。その後チロルの湯として改装され、道の駅も併設して生まれ変わったことを聞いていましたのでずっと行ってみたいと思っていた温泉でした。

今回は、患者さん16人、付き添いのご家族1人、職員8人(医師3人、看護師3人、事務2人)の計25人が参加しました。バスに揺られてホテルに着いてからはまず道の駅にみんなで行ってきました。山あいのこの街は、炭坑が閉鎖してから過疎が進み、正直言って目立った産業はあまりありません。特産物は、”なんこ”という馬の腸を使った食材や山菜、そして漬け物くらいですが漬け物はいろいろ種類があって美味しかったです。みんなお土産に買っていました。

その後温泉に浸かって(肌がツルツルになりました!)、夕方からは宴会場で一次会が始まりました。



今回N先生はご懐妊中のため、残念ながら参加は見合わせとなりました(泣)。そのかわりと言ってはなんですが、初めて研修医のTN先生(乳腺センターに所属予定)が参加してくれ、何度も歌を歌って踊って盛り上げてくれました(写真向かって左がTN先生、右は事務のKさん)。G先生もいつも通り歌いまくり、あっという間に2時間たってしまいました。



そのあとはいつも通り部屋で二次会!飲んでしゃべって、ゲーム大会で盛り上がりました(写真)。



途中からはラグビー日本代表を応援して、寝たのは1時くらいでした(汗)結局みんな朝寝坊してしまい、朝風呂に入る時間はなく、ご飯を食べて、男5人で部屋でカードゲームをしてから帰路につきました。

ちょっと疲れましたが、料理もおいしかったですし楽しい2日間でした!

10 件のコメント:

  1. こんばんは。
    3年ほど前の記事に行き当たってこのブログに飛んできました。
    今回のブログの内容と関係がなくて申し訳ないのですが、
    病気なんじゃないかと怯えてとても悩んでいるのでコメントさせていただきました。

    私は22歳です。
    先日、片方の乳頭の裏に線状のコリコリしたものをみつけました。
    何かの筋みたいな触り心地なのですが、もう片方には無いので心配です。

    乳頭のことなので誰に相談していいかもわからず不安な毎日です。
    病院も、どういった病院で何を伝えればいいのかわからないし…
    まだ学生なので乳がん検診などは受けたことがありません。

    乳頭の裏側の線のような違和感について、
    他にも似たような症例があったら
    教えていただけると嬉しいです。
    お忙しいところ恐縮ですが
    コメントお待ちしております。
    よろしくお願いします。

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  2. hIdechin先生、はじめまして。
    JunJun と申します。
    以前のblogを拝見し、先生のご意見を聞きたくてコメントします。

    「手術不能と判断された進行乳がんで、治療でほとんど腫瘍が消えた場合に局所治療をどうするか?手術をするか?腋窩は郭清するのか?放射線治療は併用するのか?」

    私が、今まさに同じような状態です。
    患者さんそれぞれで、一概には言えないことは分かっているつもりです。
    しかし、私はまだ子どもが小さく、少しでも長く生きたいと考えています。

    お忙しいところ大変申し訳ありませんが、先生のお考えを教えて下さい。
    よろしくお願いします。


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  3.  >Unknownさん
    はじめまして。
    実際に診療していませんので何とも言えませんが…。線状のコリコリした側の乳頭は陥没していませんか?陥没乳頭の場合は線状の索状物が乳頭を引っぱっていることが多いですので。いずれにしても悪性の所見ではないように思いますが、ご心配でしたら一度乳腺外科を受診して下さい。

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    1. 返信ありがとうございました。
      私は陥没乳頭ではありませんが、生理なのでそれも関係しているのかなと考え
      もう少し様子を見ることにしました。
      しばらくしても治らず気になる時は乳腺外来に行ってみようと思います。
      ありがとうございました。

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  4. >匿名さん(JunJunさん)
    はじめまして。
    化学療法前の詳しい状況はわからないのではっきりしたことは言えませんが、最初の時点でリンパ節転移があったのでしたら、基本は乳房全摘術+腋窩リンパ節郭清です。一見画像上、消えたように見えてもがん細胞が生き残っていることはよくあることです。完全に消えているのかどうかを確認することは、その後の治療や予後にも影響します。ですから切除が必要なのです。
    以上です。

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    1. お忙しい中、早速のお返事ありがとうございました。
      2年前、初めて乳がんを指摘されたとき、既に腋窩リンパ節転移がありました。
      更に、鎖骨上窩リンパ節転移も。
      その場合でも、手術をするのなら、腋窩リンパ節郭清もした方がいいのでしょうか?
      鎖骨上窩リンパ節は…?
      一般論でかまいません。
      教えていただけませんか?

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  5. >Yさん
    もし気になるようでしたら一度受診して下さいね。ではお大事に!

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  6. >JunJunさん
    腋窩リンパ節は郭清した方が良いことになっています(組織学的完全治癒(pCR)の確認と局所コントロールのため)。鎖骨上リンパ節は郭清することによって予後の改善はみられないとされていますし、郭清するとリンパ浮腫のリスクがさらに高くなりますので通常は郭清せず、そのかわり放射線治療(PMRT)を行なうことが多いと思います。それでももし再発した場合は切除も考慮することになると思います。
    ただ腋窩リンパ節を郭清しても鎖骨上リンパ節が残る可能性のあるJunJunさんのようなケースでは、それでも絶対に腋窩郭清をしなければならないかは微妙です。腋窩も含めたPMRTという選択もあるかと思いますが、以前放射線治療医に聞いたところ、腋窩は郭清した方が照射野の面ではありがたいということでした。
    以上です。

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    1. HIdechin 先生、親切丁寧なお返事、本当にありがとうございました。
      しかし、手術は恐いです。
      どれほど痛いのか…。
      どれほど後遺症が残るのか…。
      主治医としっかり話をして、今後の治療を決めたいと思います。
      HIdechin 先生、本当にありがとうございました。
      先生も、お身体気を付けて下さい。

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  7. >JunJunさん
    ありがとうございます。無事治療が終わり、良い結果が得られることをお祈りしております。
    それではお大事に。

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