さる2017.11.17に、外来化学療法室が設立されて10周年(正確には11年5ヶ月)の記念講演会が院内で開催されました。
本当は昨年行う予定だったのですが、室長が私からI先生に交代してバタバタしていたため、結局こんなに遅れてしまいました。個人的には内輪でこじんまりとした飲み会ができれば良いと思っていたのですが、I先生のたっての希望で大会議室で職員全体に呼びかけての講演会となりました。
講演は、私が10年の総括をスライドで行い(あまり真面目な内容ではなく、飲み会の写真が多かったのですが…汗)、そのあとリウマチ膠原病内科のM先生が生物製剤の進歩と未来について、そしてI先生が、化学療法の未来についてのお話をしました。
講演会には、現在のスタッフはもちろん、今までに化学療法室に所属してくれたスタッフをはじめ、薬剤師、管理部のみなさん、そして外来化学療法室で患者さんを診ている各科のDrなど、たくさんの方が集まってくれました。
最後に化学療法室に携わったスタッフで記念写真を撮影し、北24条まで移動して懇親会で楽しい時間を過ごしました。
この11年、大きなトラブルなく過ごすことができたのはスタッフの頑張りのおかげと感謝しています。これからも、安全、安心、快適な化学療法を患者さんに提供できるようにI先生を中心に頑張って欲しいと思っています。
乳癌を正しく理解するために
乳癌が心配だけど、どこに受診したらいいかわからない、乳癌になってしまって不安…、再発したからもうだめかもしれない…。そんな不安や悩みに少しでもお役に立てればと思って始めてみました。 (*投稿内容と無関係なコメント、病状のご相談はご遠慮願います*)
2017年11月27日月曜日
2017年10月22日日曜日
患者会1泊温泉旅行 2017 in 小金湯温泉
昨日から一泊で恒例の患者会の温泉旅行に行ってきました。
今年は2回目の小金湯温泉。ここはこじんまりとしていますが綺麗な温泉宿で、従業員の方々の対応も良くてお気に入りの宿の一つです。参加者が30数名だったのでほぼ貸切に近い状態でした。季節的にも今回はちょうど紅葉が見頃の良いタイミングだったと思います(写真はホテルの庭です)。
今年から職員のスタッフが企画の段階から今まで以上に関わることになったため、役割分担を決めて積極的に準備を行なっていました。宴会の企画も今年は恒例のビンゴは一休みをして、外来看護師が中心になって私も手伝いながらゲームをやってみましたが、なかなか盛り上がってくれたと思います。またこれも恒例のカラオケでは、G先生が芸達者なところを見せながら患者さんたちとスタッフも積極的に歌ってくれて楽しい一次会だったと思います。
一次会の夕食が終わってからは、私たちの男性部屋で二次会を行いました。みんなでビール、焼酎、ワインなどを飲みながら歓談したり、G先生がこの日のために準備してくれたゲームをして1時くらいまで楽しい時間を過ごすことができました。
多少飲みすぎて二日酔いになった人もいたようですが、大きなトラブルもなく帰ってくることができました。スタッフも入れ替わり、運営の方法も変わって初めての旅行でしたので若干のトラブルはありましたが楽しんでいただけたのではないかと思います。今回の経験を踏まえて来年はさらに楽しい旅行になるように準備していきたいと思っています。
今年は2回目の小金湯温泉。ここはこじんまりとしていますが綺麗な温泉宿で、従業員の方々の対応も良くてお気に入りの宿の一つです。参加者が30数名だったのでほぼ貸切に近い状態でした。季節的にも今回はちょうど紅葉が見頃の良いタイミングだったと思います(写真はホテルの庭です)。
今年から職員のスタッフが企画の段階から今まで以上に関わることになったため、役割分担を決めて積極的に準備を行なっていました。宴会の企画も今年は恒例のビンゴは一休みをして、外来看護師が中心になって私も手伝いながらゲームをやってみましたが、なかなか盛り上がってくれたと思います。またこれも恒例のカラオケでは、G先生が芸達者なところを見せながら患者さんたちとスタッフも積極的に歌ってくれて楽しい一次会だったと思います。
一次会の夕食が終わってからは、私たちの男性部屋で二次会を行いました。みんなでビール、焼酎、ワインなどを飲みながら歓談したり、G先生がこの日のために準備してくれたゲームをして1時くらいまで楽しい時間を過ごすことができました。
多少飲みすぎて二日酔いになった人もいたようですが、大きなトラブルもなく帰ってくることができました。スタッフも入れ替わり、運営の方法も変わって初めての旅行でしたので若干のトラブルはありましたが楽しんでいただけたのではないかと思います。今回の経験を踏まえて来年はさらに楽しい旅行になるように準備していきたいと思っています。
2017年9月25日月曜日
第15回乳癌学会北海道地方会
先週の土曜日に第15回乳癌学会北海道地方会が北海道大学の学術交流会館で開催されました。
今回の地方会は、G先生と後期研修医ののN先生が演題を発表しました。スライドの完成がギリギリだったので心配しましたが、2人ともつつがなく発表は終わりました。
私は今回も自分の発表はなく、座長のみでしたので当日は気楽でした。本当は自分の発表もしなければと思うのですが、最近は気力が湧きません(汗)。一応座長として質問は結構用意していたのですが、フロアからの質問もあり、時間も押していたのであまり質問をすることはできませんでした。
今回の学会はちょっと妙な雰囲気でした。この嫌な感じは、実は2年前の私が教育講演を担当した時から感じていたのですが、どうも本質から離れたところでの裏の世界でのせめぎ合いが見え隠れして、あまり気分の良いディスカッションにはならなかったことが何度かありました。
これからの北海道における乳腺診療はこれで良いのかちょっと心配になりました。国際情勢と同様にお互い歩み寄れないものか、第3国の私としては仲介役になれるものならなりたいと思う学会でした。
今回の地方会は、G先生と後期研修医ののN先生が演題を発表しました。スライドの完成がギリギリだったので心配しましたが、2人ともつつがなく発表は終わりました。
私は今回も自分の発表はなく、座長のみでしたので当日は気楽でした。本当は自分の発表もしなければと思うのですが、最近は気力が湧きません(汗)。一応座長として質問は結構用意していたのですが、フロアからの質問もあり、時間も押していたのであまり質問をすることはできませんでした。
今回の学会はちょっと妙な雰囲気でした。この嫌な感じは、実は2年前の私が教育講演を担当した時から感じていたのですが、どうも本質から離れたところでの裏の世界でのせめぎ合いが見え隠れして、あまり気分の良いディスカッションにはならなかったことが何度かありました。
これからの北海道における乳腺診療はこれで良いのかちょっと心配になりました。国際情勢と同様にお互い歩み寄れないものか、第3国の私としては仲介役になれるものならなりたいと思う学会でした。
2017年8月20日日曜日
第14回 With You Hokkaido〜あなたとブレストケアを考える会〜 終了!
昨日、札幌医大で、「第14回 With You Hokkaido〜あなたとブレストケアを考える会〜」が開催されました。
例年より若干グループワーク参加者が少なかった印象はありますが、大講堂で行われた渡辺亨先生の特別講演の時には多くの方が参加されていました。私たちの施設からも患者会の患者さんが10人くらいと外来、病棟看護師7人、そして乳腺外科医3人に緩和ケア医2人で参加しました。
グループワークは、術後の不安・悩みのグループでしたが、参加者が思ったより少なかったため、グループを4つから2つに減らして行いました。H先生が上手にファシリテートしてくれたので参加者の皆さんは割と気軽にまんべんなく話すことができていたように思います。ただ時間はあっという間にきてしまった感じでした。
大講堂で行われた霞先生のご挨拶は、期待に違わず、今回も私たちの心に深く響く内容でした。
特別講演では、渡辺亨先生が、患者さんたちにもわかりやすいように、病状によって異なる化学療法の4つの目的についてご講演して下さいました。
渡辺先生ご自身が経験された患者さんのエピソードを交えて解説して下さいましたが、いつも乳腺外科医には厳しい先生なのですが、患者さんに対する真摯な姿勢と優しさが伝わってくるようなお話でした。
続いて恒例のパネルディスカッションが行われました。初めて客席から見ることができましたが、今回の”社会とのかかわり”のテーマもなかなかよかったと思います。見た目のケアのお話や子育てと仕事をしながらの通院、ピアサポート活動のお話など、私たちが外来診療の中で十分に把握できていないような内容についてうかがうことができました。
参加された皆さんは、今回の内容に満足して帰宅して下さったでしょうか?
反省会で報告されるアンケート結果が、私はいつも楽しみでもあり、不安でもあります(汗)。
例年より若干グループワーク参加者が少なかった印象はありますが、大講堂で行われた渡辺亨先生の特別講演の時には多くの方が参加されていました。私たちの施設からも患者会の患者さんが10人くらいと外来、病棟看護師7人、そして乳腺外科医3人に緩和ケア医2人で参加しました。
グループワークは、術後の不安・悩みのグループでしたが、参加者が思ったより少なかったため、グループを4つから2つに減らして行いました。H先生が上手にファシリテートしてくれたので参加者の皆さんは割と気軽にまんべんなく話すことができていたように思います。ただ時間はあっという間にきてしまった感じでした。
大講堂で行われた霞先生のご挨拶は、期待に違わず、今回も私たちの心に深く響く内容でした。
特別講演では、渡辺亨先生が、患者さんたちにもわかりやすいように、病状によって異なる化学療法の4つの目的についてご講演して下さいました。
渡辺先生ご自身が経験された患者さんのエピソードを交えて解説して下さいましたが、いつも乳腺外科医には厳しい先生なのですが、患者さんに対する真摯な姿勢と優しさが伝わってくるようなお話でした。
続いて恒例のパネルディスカッションが行われました。初めて客席から見ることができましたが、今回の”社会とのかかわり”のテーマもなかなかよかったと思います。見た目のケアのお話や子育てと仕事をしながらの通院、ピアサポート活動のお話など、私たちが外来診療の中で十分に把握できていないような内容についてうかがうことができました。
参加された皆さんは、今回の内容に満足して帰宅して下さったでしょうか?
反省会で報告されるアンケート結果が、私はいつも楽しみでもあり、不安でもあります(汗)。
2017年8月9日水曜日
With You Hokkaidoまだ間に合います!
昨日With You Hokkaidoの打ち合わせがありました。
先日ここでもお知らせしましたが(http://hidechin-breastlifecare.blogspot.jp/2017/07/14with-you-hokkaido.html)、8/19に第14回のWith You Hokkaidoが行われます。
今年のテーマは「コミュニケーション〜社会とつながる」です。特別講演では渡辺亨先生の化学療法に関する興味深いお話が聴ける貴重なチャンスです。もしお時間がある方は是非いらして下さい。事前申し込みが間に合わなくても当日参加は可能です。
札幌医大の大講堂でお待ちしています!
先日ここでもお知らせしましたが(http://hidechin-breastlifecare.blogspot.jp/2017/07/14with-you-hokkaido.html)、8/19に第14回のWith You Hokkaidoが行われます。
今年のテーマは「コミュニケーション〜社会とつながる」です。特別講演では渡辺亨先生の化学療法に関する興味深いお話が聴ける貴重なチャンスです。もしお時間がある方は是非いらして下さい。事前申し込みが間に合わなくても当日参加は可能です。
札幌医大の大講堂でお待ちしています!
2017年7月30日日曜日
ピンクリボンin SAPPORO 2017 ピンクリボンロード 終了!
今日、ピンクリボンin SAPPORO 2017 ピンクリボンロードが札幌大通のホコテンで行われました。
久しぶりに今回は朝から好天に恵まれましたが、路上はかなり暑くて大変でした。それでも多くの方々がステージのパフォーマンスに集まってくださり、ブースに立ち寄ってくださいました。
私たちのブースでは、いつものように触診モデルとエコー検査のモデルを用意して自己検診や乳がん検診についての説明をしたり、ちょっとした医療相談を行ったりしながら、通行人に検診啓発のパンフレットを配布したりしました。今回は、医師2人、看護師3人、検査技師1人、事務4人の10人で参加しました。また患者会の方々も数人立ち寄ってくださいました。貴重な休日にも関わらず、ありがとうございました。
まず最初に行われたサンバのステージはドラムのリズムに誘われてショーの最初からものすごい盛り上がりでした。”ピンクリボンとどのような関係があるのですか?”という質問もあったようですが、多くの方々に集まっていただき、検診の重要性を知るきっかけになっていただければそれだけで十分だったと思います。
そのあと札幌西ロータリークラブの合唱、そして玉入れ大会が行われました。勝利チームには和寒町の美味しいトマトジュースが賞品としてもらえるということで熱戦が繰り広げられました。
病院からは東区のマスコットのタッピーが今年も検診啓発活動を手伝ってくれました。ただあまりに暑くて、活動時間は合計1時間弱だったのが残念です。お子さんたちには今年も大人気でした!
今年で11回目を迎えるこのイベントですが、このような啓発活動を行ってもなかなか乳がん検診受診率も増加せず、乳がん死亡率の低下もみられません。ここ1週間の間でも、かなり長い間我慢して手術不能な状態で来院された進行乳がんの患者さんが立て続けに入院しています。ネット上での誤った情報に影響を受けて受診しなかったケースもありますし、経済的な困難から受診が遅れたケースもあります。全ての人に正しい情報を伝えるというのは本当に難しいとつくづく感じています。それでもめげずに地道な活動を行っていきたいと思っています。
久しぶりに今回は朝から好天に恵まれましたが、路上はかなり暑くて大変でした。それでも多くの方々がステージのパフォーマンスに集まってくださり、ブースに立ち寄ってくださいました。
私たちのブースでは、いつものように触診モデルとエコー検査のモデルを用意して自己検診や乳がん検診についての説明をしたり、ちょっとした医療相談を行ったりしながら、通行人に検診啓発のパンフレットを配布したりしました。今回は、医師2人、看護師3人、検査技師1人、事務4人の10人で参加しました。また患者会の方々も数人立ち寄ってくださいました。貴重な休日にも関わらず、ありがとうございました。
まず最初に行われたサンバのステージはドラムのリズムに誘われてショーの最初からものすごい盛り上がりでした。”ピンクリボンとどのような関係があるのですか?”という質問もあったようですが、多くの方々に集まっていただき、検診の重要性を知るきっかけになっていただければそれだけで十分だったと思います。
そのあと札幌西ロータリークラブの合唱、そして玉入れ大会が行われました。勝利チームには和寒町の美味しいトマトジュースが賞品としてもらえるということで熱戦が繰り広げられました。
病院からは東区のマスコットのタッピーが今年も検診啓発活動を手伝ってくれました。ただあまりに暑くて、活動時間は合計1時間弱だったのが残念です。お子さんたちには今年も大人気でした!
今年で11回目を迎えるこのイベントですが、このような啓発活動を行ってもなかなか乳がん検診受診率も増加せず、乳がん死亡率の低下もみられません。ここ1週間の間でも、かなり長い間我慢して手術不能な状態で来院された進行乳がんの患者さんが立て続けに入院しています。ネット上での誤った情報に影響を受けて受診しなかったケースもありますし、経済的な困難から受診が遅れたケースもあります。全ての人に正しい情報を伝えるというのは本当に難しいとつくづく感じています。それでもめげずに地道な活動を行っていきたいと思っています。
2017年7月26日水曜日
ピンクリボンin SAPPORO 2017 ピンクリボンロード
今年も次の日曜日(2017.7.30)にピンクリボンロードが開催されます。
場所はいつもの大通ホコテン(中央区南1西3 三越とパルコの間)、時間は13:30-16:00です。
今回のステージは、毎年参加してくださっている札幌西ロータリークラブのみなさんによる合唱と昨年大人気だった全日本玉入れ協会のご協力による玉入れ大会(商品あり)、そして今回初参加のウルソ・ダ・フロレスタという札幌のサンバチームによるダンスが行われます。ぜひ一緒に歌って、玉入れに参加して、サンバを踊って盛り上げてください(笑)。
そしてブースでは今回も私たちの病院とT病院で乳がんのセルフチェックやエコー検査のデモ、さらにピンクリボンボディジュエリーなどが行われています。もしお時間のある方はぜひお立ち寄りください。乳がんに関する簡単なご相談もお受けしています。
また今回は初めて野菜や特産品の販売も同時に行っています。Hokkaido木村秋則自然栽培農学校さんの無農薬野菜や北海道和寒町の特産品を買いたいという方はぜひ早めに会場にいらしてください。
夜には今年も札幌テレビ塔がピンクにライトアップされますのでそちらも楽しみに!
*詳細はピンクリボン in SAPPOROのHP(http://pinkribbonsapporo.web.fc2.com/)をご覧ください。
場所はいつもの大通ホコテン(中央区南1西3 三越とパルコの間)、時間は13:30-16:00です。
今回のステージは、毎年参加してくださっている札幌西ロータリークラブのみなさんによる合唱と昨年大人気だった全日本玉入れ協会のご協力による玉入れ大会(商品あり)、そして今回初参加のウルソ・ダ・フロレスタという札幌のサンバチームによるダンスが行われます。ぜひ一緒に歌って、玉入れに参加して、サンバを踊って盛り上げてください(笑)。
そしてブースでは今回も私たちの病院とT病院で乳がんのセルフチェックやエコー検査のデモ、さらにピンクリボンボディジュエリーなどが行われています。もしお時間のある方はぜひお立ち寄りください。乳がんに関する簡単なご相談もお受けしています。
また今回は初めて野菜や特産品の販売も同時に行っています。Hokkaido木村秋則自然栽培農学校さんの無農薬野菜や北海道和寒町の特産品を買いたいという方はぜひ早めに会場にいらしてください。
夜には今年も札幌テレビ塔がピンクにライトアップされますのでそちらも楽しみに!
*詳細はピンクリボン in SAPPOROのHP(http://pinkribbonsapporo.web.fc2.com/)をご覧ください。
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