昨日から新しく３人目の乳腺外科医のN先生が加わり、ようやく３人体制になりました。
N先生は念願の女医さんです。これからは職員の乳がん検診受診率も上がるのではないかと期待しています。女性が多い職場ということもあり、職員の乳がん患者さんは非常に多いんです。検診をきっかけに発見される場合もありますが、しこりを自覚してびっくりして受診された職員も多いので、検診の重要性を感じていました。これからは職員の乳がん検診はN先生にお任せしようかと思っています。もちろん一般の検診受診者の中にも女医さんを希望される方も多いはずです。検診受診者数増加につながればいいなと思っています。
昨日は初日だったのでオリエンテーションを中心に行ない、午後からは術前症例の打ち合わせをしました。N先生はとても勉強熱心で意欲的で素直なのでとても期待しています。今後は病棟と手術をG先生とN先生、外来化学療法と管理業務を私が担当してチームとしてうまくやっていきたいと考えています。
放射線技師はH.Iさんが出産を控えていて近々産休に入ります。H.Iさんと一緒に中心になって頑張ってくれているJ.Iさんと、ここ2年間かけてH.IさんとJ.Iさんが育ててくれた若手の2人がこれからはマンモグラフィの担当者として頑張ってもらうことになります。これからも妥協することなく厳しい指導を行なって、より優れた技師さんに育てていきたいと考えています。
超音波技師はEさんが転勤して代わりにMさんが関連病院から転勤してきました。経験豊富な技師さんなので心配はしていませんが、症例検討会の準備は他のメンバーも協力しあって頑張ってもらいたいと思っています。
新年度になりメンバーは入れ替わりましたが、これからもより良いチーム医療を目指していきたいと思っています。
3 件のコメント:
はじめまして。
2週間ほど前に先生のブログにたどり着きました。
現在、海外在住です。2005年1月に初発、2010年6月異時両側乳がんで手術、２度ともトリプルネガティブでした。
今日の経口抗がん剤の効果、読ませて頂き気持が軽くなりました。有難うございます。
毎日、少しづつ過去の記事を読ませて頂き勉強しております。
一つ教えて頂けると幸いです。過去の記事を読んで、
もし、その記事に疑問が生じた場合、その記事のコメント欄に投稿しても構わないのでしょうか？
色々なブログが有る中で先生の記事はわかりやすく、
気持ちを穏やかさせてくれます。
医師の言葉にぼろぼろに傷ついた経験のある私には何よりの薬です。
東日本大地震での被災地の乳がん患者の方々のことが気がかりでしたが、先生の記事を読み少し安堵いたしました。
希望の春、被災者の皆様が、どうか穏やかな毎日を過ごせますように祈るばかりです。
乳腺センターのスタート、これから、益々、忙しくなられることと思いますが、北海道はまだまだ気候の変化が激しいのでご自愛ください。(私、北海道出身です）
すみません。
投稿先の記事を間違えました。
先程の投稿は4月5日の経口抗がん剤の効果の記事に投稿したつもりでした。 変更して頂けると幸いです。
＞タイクーさん
ありがとうございます。
一度投稿されたコメントはこちらでは移動できませんのでこのままお答えいたします。
過去の記事にコメントをいただいた場合でも、私のPCにメールが届きますから気づくことができます。そのままコメントしていただいて大丈夫です。もし疑問な点があれば可能な限りお答えいたします。
タイクーさんは北海道出身なんですね。海外生活でご不安な点もあるかと思います。私自身も海外での乳がん治療の全てを理解しているわけではありませんのでそちらの状況もいつか知らせていただければうれしいです。
これからもよろしくお願いいたします。
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