昨年も書きましたが、今年もNPO法人キャンサーネットジャパンの第9期乳がん体験者コーディネーター養成講座が開催されます。
この講座の目的は乳がんと診断されて直面する問題(主に医療情報に関する)を解決できる、あるいは解決に導く既存の信頼性の高い情報にアクセスし、提供できる能力を身につけることにあります(こころのケアやカウンセリングを学ぶものではありません)。受講資格は主たる治療を終えた乳がん体験者、乳がん患者を持つ成人家族、その他同NPO法人が認める人となっています。
受講・実施要項(写真)によると受講申し込み開始は5/7からですでに始まっており、7/31までは割引期間になっています(通常申し込み期間は10/31まで…けっこう高額です…)。開講は7/5からです。詳細はhttp://solasto-learning.com/kouza/health/coordinator/index.phpをご覧下さい。
私たちの病院の乳がん術後患者さんの中にこの講座を受講し認定を受けた方がいらっしゃいます。先日移転した新病院には狭いながらもがんサロンができましたので、ここで力を発揮していただく予定になっています。さまざまな悩みに直面する乳がん患者さんにとって、私たち医療従事者とは別に、院内に同じ病気を経験した乳がん体験者コーディネーターがいてくれることはきっと心強いのではないかと思います。乳がん体験者コーディネーターの存在が乳がん診療発展の一助になってくれることを期待しています。
0 件のコメント:
コメントを投稿