2013年12月11日水曜日

乳腺術後症例検討会 29 ”年内最後!”

いつもは月末に行なわれるのですが、先月の月末の日程調整がつかず、今月末が年末ということもあって、今日、年内最後の乳腺術後症例検討会が行なわれました。

今日は院外からの参加者が多かったためか、会議室が一杯になりました。症例は、壊死が非常に強かった充実腺管がん、Mucocele-like tumorのように見えた非浸潤がん、超音波検査では1cmくらいの腫瘤径だったのに、最終病理では3cm以上の浸潤径があり、乳管内進展も著明だった硬がんの3症例でした。

何年もこの症例検討会を続けてきていつも思うのは、乳がんの診断は本当に難しいということです。良悪はもちろん、組織型、広がりなど、いつも勉強させられることばかりです。参加者にとってどのくらい役立っているのか不安になることもよくありますが、少なくとも私の目から見ると私たちの病院(関連病院も含めて)の放射線技師さん、超音波技師さんたちは成長してくれています。来年もさらなる飛躍を期待して、この検討会を継続していきたいと思っています。

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