2016.6.16-18まで、東京ビッグサイトにて第24回日本乳癌学会学術総会が開催されます。
今回、産休中のN先生は演題を出せませんでしたが、私とG先生は応募していました。先日ようやく採否通知が来て二人とも無事採択されました(と言っても毎年のことですが…)。
昨年後半は非常に忙しくて今回の演題申し込みはやめようかと思うほどでしたが、なんとか症例報告だけでもと思って提出しましたが、本当はもう少し内容の濃い発表をしなければだめだと反省しています。
G先生は17(金)の夜、私は18(土)の朝が発表です。昨年は私とG先生とで前半、後半を分けて参加しましたが今回は難しそうです。なんとか他の外科のDrに協力をお願いしてフルで参加できないか検討したいと思っています。
今回の乳癌学会の期間中には乳房再建の施設認定に必要な責任医師の講習会もあります。まだいつなのかわかりませんがそれにも参加する予定です(やたらとお金ばかりかかるオンコプラスティックサージャリー学会が義務化している講習会です)。
これから本格的にポスターの準備に取りかからなければ、と思っていますが、なかなか気力がわきません(汗)
最近なかなかブログを更新することができずにいました。連日たくさんの乳がん関連の情報が入って来るのですが、これらの速報の中にはすぐに公開すべきなのか迷うものが多いからです(今までの認識と異なる見解や、学会発表レベルの報告など)。それとこのブログを始めて7年経ちましたが、かなり前に書いた内容に対する質問や、投稿とは無関係な質問にお答えすることに少し疲れてしまったのもその理由です。気力が復活したらまた頑張りたいと思います!
2 件のコメント:
お疲れの御様子、あまり無理されませんように。
日本乳癌学界のホームページの「キャリアとして考える-乳腺専門医」を見ました。
ずっと対応してくださる主治医の多忙さを目の当たりにしているので、患者が見てもとても興味深かったです。
>ダッフィーさん
ありがとうございます。
このパンフレットにもたくさんの女性医師がコメントを寄せていますが女性医師が外科医として働くのはなかなか大変だと思います。現状ではまず外科専門医を取らなければならないという高いハードルがあるからです。24才以上で医師になり、基礎研修2年を終えてから外科専門研修を始めて外科専門医になってからようやく乳腺専門医の最低限の資格ができます。最初から乳腺だけやるわけにはいかず、消化器外科や心臓外科、呼吸器外科などの研修もおこなわなければなりません。この時期は女性にとってはとても大事な時期でもあり、その両立は本当に大変だと思います。
それでも乳腺外科は女性の需要が大きい分野でもありますので、女性医師がスムーズに乳腺外科医として働けるような体制作りが必要だと思います。私の病院でもいまその検討をしているところです。
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