クラシック音楽には疎い私ですが、今晩はめずらしくマンドリンのコンサートに行ってきました。場所は札幌の円山というところでした。
どうしてマンドリンコンサートに行くことになったかというと、このコンサートのマンドリン奏者(第1マンドリン)が、私が外来に行っている関連病院の外科外来のパートの看護師さんだからです。彼女(Kさん)はマンドリン奏者が本職(東京でもコンサートをしており、マンドリン教室の講師でもあります)、つまりプロなんです。実はKさんは私の父が働いていた高校の教え子でもあります。私より数才年上なのですが、昔一度だけ父に連れられて行った高校のマンドリンコンサートにもしかしたら出ていたかもしれないという縁?で私を招待してくれたのです。
久しぶりのクラシックでしたが、ささくれ立った私の心を癒し尽くしてくれました(笑)。第1部はイタリアの作曲家の曲が中心だったせいか、なんとなく南イタリアの風と匂いを感じました。どうしてなのかなあと考えてみたら、そうです!ゴッドファーザーの映画の曲にマンドリンが使われていたからではないでしょうか?どの場面で使われていたのかは忘れましたがシチリアにゆかりのある映画ですのでそのように感じたのかもしれません。
第2部は私でも良く知っているカルメンなどのフランスの曲やオリジナルの曲などが中心でこちらもまた違った雰囲気でなかなか良かったです。
マンドリンというのは不思議な楽器です。ギターのような単発の音を鳴らしながらバイオリンのような連続した音色も交えるという独特の音を出します。今回初めてマンドラというマンドリンより1オクターブ低い音を出す楽器があることを知りましたが、これもまたマンドリンの音色を際立たせる渋さがあります。今日のコンサートはマンドリン×2、マンドラ、ピアノの四重奏でしたが、すごく良いコンビネーションだったのではないかと思います。
来年もコンサートをするようですので今度はD病院のE先生も誘って行こうかと思っています(E先生はかなりのピアノの腕前です)!
0 件のコメント:
コメントを投稿