ピンクリボン in SAPPOROで中心となって活動されているHS病院のO先生のご依頼で、自宅近くの地域婦人部対象の医療講演会をしてきました。
一度病院に行って回診終了後に会場に車で向かいました。あいにくの雨模様でしたが、参加者で会場はいっぱいでした。
スライドは先日黒松内で使用したものを少し手直ししたものでしたが、USBで持っていったパワーポイントが会場のPCでなぜか認識されず、かなり焦りました(汗)。結局事務室のPCでDVDに書き込んでから会場のPCに移す作業を行なってなんとか開始できました。
お話しした内容は乳がん一般の話です。乳がんの現状、検査から治療、乳がん検診の話まで比較的広い範囲で最新の情報も交えてお話ししました。持参した触診モデルも参加者のみなさんに触っていただき、けっこう反応は良かったようで安心しました。
予定では40分くらいで終了して質問に答えようと思ったのですが、話し終わった時点ですでに予定の60分を過ぎてしまいました。それでも2、3のご質問にお答えすることができました。
やはり最近の小林麻央さんの件も影響してか、地域住民の乳がんに対する関心は大きいようです。市内でも乳腺外来がパンクしている医療機関もあるようです。私の病院ではまだ受け入れの余力はありますが、それでも受診の問い合わせは増えているようです。いつも思うのですが、このような乳がんに対する関心がブームのような形で終わるのではなく、国民の意識に長く定着することを願っています。日本の乳がん検診受診率はまだ欧米の半分程度です。これでは乳がん死亡数は減少しません。まだ検診を受けたことがない友人がいらっしゃったら是非声かけをしていただければと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿