2016年6月21日火曜日

「第13回 With You Hokkaido~あなたとブレストケアを考える会~」開催要綱

先日事務局から、「第13回 With You Hokkaido~あなたとブレストケアを考える会~」のポスターとチラシが病院に届きました。
さっそく関係部署に置いてもらうことにしました。

詳細は札幌医大のHPに掲載されています(http://web.sapmed.ac.jp/jp/news/event/03bqho000026jaek.html)。申し込み方法も書いてありますのでご参照下さい。



今回は少し楽をしたかったのですが、なかなかそううまくいきません(汗)。しかも今回の内容は個人的には苦手な部類に関するテーマですのでどうなることやら…。せっかくの機会ですのでこれから綿密に打ち合わせをして良い内容にしていきたいと思っています。でも来年こそは気楽に参加したいものです(笑)。

8/20、多くの方に来ていただけることを願っています!

2016年6月19日日曜日

第24回乳癌学会学術総会&乳房再建資格更新講習会終了!

2016.6.16-18まで東京ビッグサイトで行なわれた第24回乳癌学会学術総会に参加してきました。

今回は呼吸器外科のM先生が乳腺患者さんを診て下さるということでしたので甘えさせていただいてG先生、後期研修医のNA先生、病棟看護師のIさんと一緒にフル参加することができました(写真は向かって左からIさん、私、NA先生)。



発表は私もG先生もポスターだったので特にストレスもなく無事終了しました。今回の学会はなかなか興味深いセッションが多く、かなりまじめに聞いていました(いつも不真面目なわけではないですが…)。今後の診療に活かせるような知見を得たり、来年に向けた研究のテーマが見つかったり、とても有意義な3日間でした。

最終日の昨日は学会終了後にオンコプラスティックサージャリー学会の資格更新のための講習会があり、17時過ぎまで参加してから受講証をもらって20時の便で札幌に帰ってきました。ビッグサイトは会場間が遠いため連日かなり歩くことになり、蒸し暑さもひどかったのでかなり体力を消耗しました(汗)。

東京はもう何度も言っているので目新しいものはなく、特に食べたいものもありませんので観光という点では非常に物足りない感じがしますが、その分学会会場ではさまざまな職種の方々とお話しする時間がありました。でもやっぱり東京はもう飽きたかな?来年は福岡なので楽しみです!

学会初日の夜は私の病院から参加した4人で近くの居酒屋に飲みに行きました。焼き鳥中心の店でしたが、値段のわりに今ひとつの印象でした。初参加のI看護師は、来年の乳癌学会に演題を出すつもりで意欲満々のようでした。今まで私たちの施設から乳がん関連の学会に看護師が発表したことはありませんので全面的にバックアップしてなんとか形にしたいと思っています。2日目の夜はG病院の同門会がありました。G先生の発表後に少し遅れて参加しましたが、会場は一杯でした。懐かしい先生方にも会え、また北海道からG病院に研修に行った若手の先生方とも交流することができて楽しい時間を過ごすことができました。

個人的にはここ数年の中ではもっとも充実した乳癌学会だったと思います。学んだことを日常診療に活かせるように明日からまた頑張ります!

2016年5月28日土曜日

マンドリンコンサートで癒されました!

クラシック音楽には疎い私ですが、今晩はめずらしくマンドリンのコンサートに行ってきました。場所は札幌の円山というところでした。

どうしてマンドリンコンサートに行くことになったかというと、このコンサートのマンドリン奏者(第1マンドリン)が、私が外来に行っている関連病院の外科外来のパートの看護師さんだからです。彼女(Kさん)はマンドリン奏者が本職(東京でもコンサートをしており、マンドリン教室の講師でもあります)、つまりプロなんです。実はKさんは私の父が働いていた高校の教え子でもあります。私より数才年上なのですが、昔一度だけ父に連れられて行った高校のマンドリンコンサートにもしかしたら出ていたかもしれないという縁?で私を招待してくれたのです。

久しぶりのクラシックでしたが、ささくれ立った私の心を癒し尽くしてくれました(笑)。第1部はイタリアの作曲家の曲が中心だったせいか、なんとなく南イタリアの風と匂いを感じました。どうしてなのかなあと考えてみたら、そうです!ゴッドファーザーの映画の曲にマンドリンが使われていたからではないでしょうか?どの場面で使われていたのかは忘れましたがシチリアにゆかりのある映画ですのでそのように感じたのかもしれません。

第2部は私でも良く知っているカルメンなどのフランスの曲やオリジナルの曲などが中心でこちらもまた違った雰囲気でなかなか良かったです。

マンドリンというのは不思議な楽器です。ギターのような単発の音を鳴らしながらバイオリンのような連続した音色も交えるという独特の音を出します。今回初めてマンドラというマンドリンより1オクターブ低い音を出す楽器があることを知りましたが、これもまたマンドリンの音色を際立たせる渋さがあります。今日のコンサートはマンドリン×2、マンドラ、ピアノの四重奏でしたが、すごく良いコンビネーションだったのではないかと思います。

来年もコンサートをするようですので今度はD病院のE先生も誘って行こうかと思っています(E先生はかなりのピアノの腕前です)!

2016年5月25日水曜日

ピンクリボン in SAPPORO 2016 ピンクリボンロード 日程決定!

毎年夏に大通のホコテンで行なわれるピンクリボンロードですが、今年は7/31(日)に行なわれることが、昨日の理事会で決まりました。

場所は札幌市中央区南1西3 パルコ三越前のホコテンで時間は13:30-16:00です。内容はパンフレットが完成したらまたお知らせします。

今回は完全にホコテンが貸し切り状態になるのは良いのですが、雨天の場合の開催場所が決まっていません。多少の雨なら決行することになると思いますが、豪雨の場合はちょっと困ったことになります(汗)。

今回も私たちの施設からブースを出す予定です。東区のマスコットのタッピーとニワトリのトリッシー(?)も参加予定です。楽しくて実りのある啓発イベントになると良いですね!

それとついにピンクリボン in SAPPOROでもピンクリボンバッジが作られることになりました。近日中にお目見え予定です。楽しみにしていて下さい!

2016年5月9日月曜日

非浸潤がんは放置して良いのか?

以前から一部の医師が、「乳がん検診は無意味なので受ける必要がない、なぜなら検診で発見された非浸潤がんのほとんどは放っておいても悪さをしないからだ」と言っていました。確かに一部の非浸潤がんは非常におとなしいため、すぐに切除しなくても良いものもあるのは確かであり、最近国内でも低悪性度の非浸潤がんを拾いすぎないようにという方向に変わりつつあります。

しかし一番の問題は、どの非浸潤がんを放っておいて良いのかが十分にわかっていないことです。非浸潤がんのすべてをがんもどきとして放置して良いというわけではないということを示す内容が第17回米国乳腺外科学会(ASBS)で報告されました(http://www.medscape.com/viewarticle/862025)。

概要は以下の通りです。

対象:非浸潤がん(DCIS)と診断された非照射の720例。

方法:切除断端との距離(マージン)が1mm未満であった124例(断端不適切群)とマージンが1mm以上だった596例(断端適切群)の局所再発率を比較。

結果:平均腫瘍サイズは17mm、平均年齢は55歳、平均追跡期間は79ヵ月。断端不適切群の10年局所再発率は低悪性度(Grade1/2)で51%、高悪性度(Grade3)で70%、断端適切群では、低悪性度で13%、高悪性度で35%。断端適切群の低悪性度症例の浸潤がんでの再発率”わずか”5%。


この結果は、断端が陽性だった場合は高率に再発することを示しており、適切な手術が行なわれたかどうかが予後に影響する可能性があることを警告しています(入手した内容からは、断端不適切群の全体の浸潤がん再発率が不明ではありますが、一般的には約半数が浸潤がんで再発すると言われています)。
この報告の発表者は、断端不適切群の患者は、非浸潤がんの”無治療経過観察群”の”代役”と考えられるので、そのような判断を望む患者さんに対する教訓になる結果であると述べています。

なお、結果で述べた断端適切群の”浸潤がん”再発率がわずか5%となっていることについてですが、日本における乳房温存療法ガイドライン(最近遵守されなくなってきたような印象を受けています)では、断端陰性の基準は5mm全割標本において断端から5mmあることとなっています。この基準を守れば非照射であっても10年局所再発率は約3%程度と言われています(私たちの施設でも3%以下でした)。これは浸潤がんのみならず非浸潤がんも含めた数値です。この研究における1mmという距離でも不十分であることがおわかりになるかと思います。

もちろん安全を過大に考えすぎると整容性が保てなくなります。広く切除すれば良いというものではありません。しかし非浸潤がんだからたいしたことはない、断端陽性でも放っておいて良いということにはならないということは言えます。

どのようなタイプの非浸潤がんが、断端陽性もしくは無治療でも放っておいて良いのか(浸潤がんにならないのか)がわかるのが理想的です。しかし今の医学ではまだここまではわかりません。浸潤がんのほとんどは、最初はみな非浸潤がんだったのです。ですから非浸潤がんであっても慎重な判断が必要になると私は思っています。非浸潤がんを放置して良いという考えを持つ人の思考過程が私にはよくわかりません。

2016年4月27日水曜日

乳腺術後症例検討会 45 ”症例検討会の輪!”

久しぶりのブログ更新です。ここのところいろいろ雑務が重なっていてなかなか気力がわかず、放置状態になっていました。

今日は定例の症例検討会でした。今回はいつも参加してくれているKT病院のK先生から、”うちの病院でも同じような症例検討会をしたいので技師さんたちを連れて行きたい”との申し出がありましたので大歓迎ですとお答えしたところ、10人以上の方々が参加して下さいました。久しぶりの大盛況でした。

内容は、昨年私がチーム医療の講演会でお話しした内容のミニ講演と症例検討が3例でした。私の講演はもともとK先生に依頼されてお話しした内容だったので、せっかく来て下さったKT病院の技師さんたちのほとんどは聞いていたはずです。ちょっとタイミングが悪くて申し訳なかった感じです(汗)。

症例検討は、特別珍しい症例はありませんでしたが、画像と病理の不一致が興味深いケースばかりでした。あれこれ口を出しすぎてちょっと時間をオーバーしてしまい申し訳なかったです(汗)。

この症例検討会は今回が95回目。秋には100回を迎えます。特別講演なども企画する予定ですがまだ何も話が進んでいません。たしか担当責任者は私だったような…。乳癌学会の準備が終わったら取りかかることにします。

2016年4月13日水曜日

”前向きに生きる 乳房再建フォーラム”

2016.4.23(土)14:00から、札幌市中央区北8西3札幌エルプラザで「乳房再建フォーラム」が開催されます。



詳細はピンクリボン in SAPPOROのホームページ(http://pinkribbonsapporo.web.fc2.com/)をご覧下さい。ピンクリボン in SAPPOROに協賛している市内の病院にもチラシが配布されています。

参加は無料ですが、定員は300名で、応募多数の場合は抽選になります。応募はHPの応募フォームをご利用下さい。