今日の札幌は午前は大雨と風、午後からはみぞれから雪に変わって雷も鳴る大荒れの天気でしたが、関連病院の乳がん検診に行ってきました。
一般検診と一緒に行なうため、受診者はあちこちまわるので乳がん検診に来るタイミングもばらばらでけっこう暇な検診でした。それでも悪天候にも関わらず。ほぼ予定通りの受診者数で昼前くらいに終わりました。
今日も1人いらっしゃったのですが、前回の検診で「要精検」と判定され、何度も電話やはがきで受診を促したにもかかわらず連絡がなかった方が、何ごともなかったかのように再び検診として来院されることがあります。
他の施設で精検を受けた場合は良いのですが(この場合は精検施設から結果が送られて来るはずなのですが来ないこともあります)、どこにも行っていないという方もいらっしゃいます。
”なぜ検査を受けに来なかったのですか?”
とお聞きすると、
「症状がなかったから何ともないと思った」
「自分の家系には乳がんはいないから大丈夫だと思った」
「以前も引っかかったけどなんともなかったので今回もそうだと思った」
というような返事が返ってくることがあります。
「ではなんのために検診を受けているのですか?がんではない、がんにはならないと思っていらっしゃっていて、精査が必要と判断されても検査を受けに来ないなら検診を受ける意味がないのではないですか?」
そうするとようやくご自分でも矛盾していることに気づいてくれて検査を受けることの意味を理解して下さいます。こちらは常識だと考えていることも、一般の方にとっては少しニュアンスが違うことがあるということをこういう時に思い知らされます。検診結果をお返しする時には、もっと丁寧な説明が必要なのかもしれないと今日も感じました。
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