いよいよ新病院での放射線治療が始まります。今日は午後からH大学のT先生をお迎えして第1回の放射線治療カンファレンスが行なわれました。
私は温存術後の乳房照射の1例、G先生は、乳房照射2例と胸壁照射の症例3例、N先生は胸壁再発の症例1例をさっそくカンファレンスにかけました。乳腺以外にも相談症例が数例あり、1回目としてはまずまずの症例数ではないかと思います。
ただ当院での放射線治療は今回が初めてのため、まだいくつかの制限が加わっています。そういう理由もあって、今回の症例のうち数例は当院ではなくH大学での照射予定となりました。今後技師を含めたスタッフの慣れ具合をみながら徐々に適応を拡大していく予定です。
今までは放射線治療に関する相談は、患者さんに受診していただくか、診療の合間での電話相談が必要でしたが、これからは放射線治療の専門医が来てくれますので気軽に相談することができます。私たち乳腺外科医にとってもとても勉強になりますし、ありがたいことです。
これからも大学との連携を密にしながら、患者さんにとって有益な治療を提供していきたいです。何か役に立つかもしれませんので私もこれから本格的に放射線治療の勉強を始めようと思っています!
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