2013年10月6日日曜日

「大丸・松坂屋ピンクリボンキャンペーン2013」

10月は乳がん検診の啓発活動を全国で展開するピンクリボン月間です。今日は、H病院のO先生からのお誘いで、大丸札幌店の3Fで行なわれたピンクリボンキャンペーンのお手伝いに行ってきました。



14:30まではO先生、その後18:00までは私がブースで待機して、訪れたお客さんに自己検診模型を使った触診の方法の説明や、病院・検診機関のかかり方や若年者の乳がん検診についてなどのご説明をしました。

午前中の来客数は比較的少なかったようですが、私が担当してからは結構な数の女性がブースを訪れてくれました。特に目立ったのはベビーカーを押した比較的若いお母さんグループやご夫婦でした。やはり40才未満の女性の乳がん検診方法が確立していないことが背景にあるようです。お母さんが乳がんで手術したというような家族歴のある方もいらっしゃいました。一緒にいらしたパートナーの方々も興味深そうに触診モデルに触れていってくれました。

若年者の検診に関しては、現時点の対応としては自己検診を定期的に行なって気になることがあればすぐに乳腺外科を受診すること、会社の健診でマンモグラフィや超音波検査を受けることができる場合は有効活用して良いですが、その検診精度の限界と有益性が確立していないことを理解した上で受けることなどについてご説明しました。

トータルでは50名くらいの方がブースを訪れて下さり、イベントとしては成功だったのではないかと思います。なお、このブースにも置いていましたが、大丸のマスコットキャラクターのさくらパンダを使ったピンクリボンピンバッジはなかなかかわいいです!10月中は大丸で売っているようですので(200円)興味ある方は是非大丸でゲットして下さい(私は5個買ってきました 笑)。


(写真は大丸・松坂屋ピンクリボンキャンペーンHPより転載 http://dmdepart.jp/pinkribbon/)

ブースには偶然私の患者さん(Mさん)のご友人がいらっしゃって、その後連絡を受けたMさんまで来店して下さったり、製薬会社(N社)の方が私用でたまたま通りかかってわざわざピンクリボンピンバッジを買いにきて下さったりというサプライズもありました。3時間半ほぼ立ちっぱなしではありましたが、大丸の社員の方々や、マンモグラフィの器械の説明をして下さっていたT社の方などと交流しながら楽しい時間を過ごすことができました(笑)。

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