3/13にアップした内容には、ｲｿｼﾞﾝｶﾞｰｸﾞﾙによる体内被曝の予防についての記載をしましたが、放医研からうがい薬を飲まないようにとの勧告が出たようですので記事全体を削除させていただきました。
茨城県薬剤師会のホームページの内容（現在は削除されています）に「市販のルゴール液で代用可能」と記載があり、他にも同様の記載があったため情報を提供いたしましたが、うがい薬の種類によっては不純物などが含まれていて有害な可能性があること、有効性の根拠がないこと、などから今回の「市販のうがい薬を飲まないように」との勧告になりました。
正しい情報を提供するというブログの主旨に反することであり、この記事をここに残すのは不適切と判断いたしました。不確かな情報に基づく記事を掲載したことを深くお詫び申し上げます。
先の記事にコメントをいただいた陽さんには大変ご迷惑をおかけしました。お手数ですが妹さんに訂正していただければ幸いです。また、Marthaさんには、適切なご指導をいただきありがとうございました。一度記事を訂正し、コメントを書きましたが、記事全体を削除し、改めてお詫びするほうが良いと考えました。
このたびは多くの皆様にご迷惑をおかけしたのではないかと深く反省しております。一人でも多くの命を守りたい、という気持ちからとはいえ、不確実な情報を提供してしまった事実は消せません。当面ブログを休止し、今後の継続の是非についてブログの閉鎖も含めて考えてみたいと思います。
最後になりましたが、一人でも多くの被災者の命が救われ、被災地の皆様が一日も早く平穏な生活に戻れますように心よりお祈り申し上げます。
22 件のコメント:
始めてコメントします。私は、再発乳癌患者です。先生のブログを毎回楽しみに読ませていただいております。
これぐらいのことで、ブログを休止しないでください。誰でも多少の間違いはあります。
今回は、恐らく原発で避難している人たちでこのブログを読み、なおかつイソジンガーグルを持っているような人はほとんどいないと思います。もし居れば、それは医療関係者でしょう。ですから、被害はほとんど無かったのではないでしょか。
だから、いいというわけではないのですが、このブログを参考にしている乳癌患者も居ることを考慮していただきたいです。
はじめまして。31の歳主婦です。今とても不安なので質問をさせて頂きます。2008年の12月に出産をしまして、2歳の子供がいるのですが、まだおっぱいを欲しがる時にあげています。
昨年の6月に右胸にしこりを見つけ、11月に乳腺外科でエコーと触診と胸に注射器を刺し、細胞を取って検査をしてもらいました。先生は「良性のしこりだと思います。乳腺肉腫といいます。」と言っておられました。結果は異常なしだったのですが、しこりを押すと痛みがあります。それと乳腺肉腫というのをパソコンで調べたのですが、あまり良いことが書いていないので、とても不安です。このまま放っておいても大丈夫でしょうか？
先生、メッセージまでくださり、ご丁寧な対応、ありがとうございます。
妹たちは、さきほど、千葉の実家に到着しました。
南相馬市から福島市を経由して、一般道をひたすら南下、８時間の旅。
ほっとしました。
先生、気になさらないでくださいね。
といっても、気にしてしまうのでしょうね。。。
でも、このブログの休止、考え直してください。
乳がん患者にとって、とても心強い存在なのですから。
ましてや、閉鎖なんてしないでくださいね。
それに、例え誤りだったとしても、あのときは、この方法の存在に救われました。
少し、安心することができたんですから。。。
hidechin先生
イソジンに関しては、かなり情報が混乱していたような気がします。
万が一のときには、きっと安定化ヨウ素が配られるのでしょう（と信じています。）
先生のblogは本当に多くの勉強になりますので、是非続けていただければと思います。
私もしばらくお休みしていましたが、そろそろ再開をしようと思っています。
先生のblog楽しみにしている読者より
＞匿名さん
ありがとうございます。
しばらくお休みをいただいて、ネットでの情報発信についてよく考えてみたいと思います。
＞31才主婦の匿名さん
乳腺肉腫は悪性です。そのまま放っておくことはありません。線維腺腫などの良性腫瘍の聞き間違いではないでしょうか？もう一度受診して確認されることをお勧めします。
＞陽さん
本当にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
しばらく（原発の状況が落ち着くまで）自粛させていただいた上で再開をもう一度考えてみようと思っています。
妹さん、無事避難できて良かったですね。さっきまた静岡で地震があったようで不安な状況が続きますが早く状況が落ち着くことをお祈り申し上げます。
＞Marthaさん
このたびはありがとうございました。
情報の発信には気をつけていたつもりでしたが、このような結果になってしまい、信頼して下さっていた皆さんには大変申し訳なく思っています。
Marthaさんのブログは私も楽しみにしています。再開お待ちしています。
私は乳がん患者です。
多くの乳がん患者があなたのブログをブックマークして記事を読んでいます。
とても勉強になる記事や意見を楽しみにしています。
どうぞ皆のためにもブログを閉鎖されるようなことはしないで下さい。
初めての書き込みですが、以前より読ませていただいている者です。
四月で術後二年を迎えます。治療に悩んでいたり、副作用で不安になったりしている時、先生のブログを読み、とても参考になりました。現在も、ブログを心待ちにしています。
地震が落ち着いたら、全国の乳がん患者さんのため、かならずブログ再開してください。
先生、私達乳癌患者のため、ブログやめないで下さい。情報を待ってる人が、たくさんいます。
先生の記事はとてもわかりやすく、励みになったり、勉強になったりしています。
参考にしている人もいっぱいいます。
自粛したとしても、やめる事はしないで下さい。
みんな、この地震の惨事に、なにかしたいという気持ちは、一緒だと思います。
ですから、自分をあまりせめないで下さい。
私達にとって、先生はとても大切な、心強い存在なのです。
これからも、ブログ続けて下さい。
よろしくお願いします。
そうへこむことないのでは？
先生は先生が正しいと思うことを書いたんでしょ？
ここは先生が正しいと思うことを書く場でよいと思います。
結果、大多数の意見と違うからとブログを閉鎖というのは行き過ぎな気がします。
私個人はイソジンガーグルは普通に効果はあると思いますよ（お腹が痛くなるかもしれませんが）。
先生は先生の正義を主張した。その主張が、他の誰かの主張と衝突した。それだけのことでは？
とまあまとまりのない文章ですが、継続を期待する一読者からでした。
私も初めてコメントさせていただきます。
母が乳がん患者です。
不安な中、いろいろな方のブログを拝見してきましたが、先生のブログが一番わかりやすく、前向きな気持ちで頑張っていこうと思えました！
毎日更新を待っています。
どうか休止はしないで下さい・・。
＞匿名さん
＞匿名さん
＞ホワイトさん
＞匿名さん
＞匿名さん
まとめて御返事して申し訳ありません。
温かいお言葉、ありがとうございます。
皆さんのお言葉でずいぶん救われました。震災の状況が少し落ち着きましたら再開を検討させていただきたいと思います。
私も初コメします。リンパ浮腫の事をネットで検索していて、偶然このブログに辿り着きました。本当にごく最近hidechin先生のブログの存在を知ったのですが、やはり専門の臨床の先生だけあって、非常に分かり易い解説および最新の良い情報を私達患者に提供して下さっていると思いました。
私は担当の主治医をとても信頼しておりますが、なにせ大病院の限られた時間内の診察ですので、全ての疑問を晴らす事は到底不可能です。基本的には信頼のおける本、雑誌等で情報収集しておりますが、netからの溢れんばかりの情報をどこまで自分なりに取捨選択して良いものか・・困難を極める事も事実です。（特に私はTNですので）
hidechin先生、是非またrefreshしてブログを再開なさって下さい。時間はかかるかもしれませんが・・。待ってます！
＞pinaさん
ありがとうございます。
被災地の状況を考えるとなかなか考えもまとまりませんが、私の本来の責務を忘れないように頭を整理したいと思っています。
hidechin先生
きみです。
毎日お仕事お疲れ様です。
数日ぶりにPCをあけブログを拝見しましたら大変なことになっていてびっくりしました。
先生そんなにご自分を責めないでください。
でも、先生は人一倍責任感が強い方ななので、今回の事で、気持ちを整理する時間が必要なのかもしれませんね。
先生が、ブログ再開について、自身でしっかりと納得されるまで私達は待ってますし、また絶対にブログ再開されると信じてます！
前向きな充電期間としてリフレッシュを兼ねてゆっくりとお過ごしください。
乳がん患者にとっては貴重な情報源である乳腺専門医のブログですので、閉鎖なんてことになったら私達乳がん患者はどうすればいいのですか？？
私は先生にいろいろご相談させていただいて本当に、今まで乗り越えることができたのは先生のおかげだと思っています。
感謝しきれません。
だから・・・ブログ再開待ってますよ！！
私もがん体験者の就労支援活動を進めている団体に所属し、ネットを通じての情報発信に携わってきました。
ネットの利便性、限界、そしてある意味での恐ろしさ、プラスもマイナスもあります。
でも総合するとやはりプラス面が多いのでは。情報は受け手側にも責任があります。
先生おひとりで責任を感じることはないかと。それ以上にこれまでの情報発信に感謝する患者さんが多いのですから。
しばらくお休みになって、また新たに情報を発信されること期待しております。
今回私の仲間は厚労省、がんセンター、製薬会社に被災地に対しての薬の情報をHPに掲載するようお願いしました。処方箋がなくてもお薬が出るようにもなりました。緊急時だからこそできること考えていきましょう。
＞きみちゃんさん
お久しぶりです。ありがとうございます。
皆さんのお言葉を受け止めながら前向きに考えたいと思います。原発の状況が落ち着いたらあらためてコメントしたいと思います。
＞リリーさん
大変な状況の中、頑張っておられるのですね！私はとりあえず目の前の患者さんの対応に集中するようにしています。でも近いうちにブログを再開できるように、そろそろ情報収集だけでもしておこうかと思っています。
被災地の医療状況はかなり厳しいようですね…。私たちの病院からも医療援助に参加しています。でも私自身は何もお役に立っていないことが心苦しく感じています。
初めてコメントします。乳癌患者となり、間もなく１年になります。悪性度の高い特殊型で、不安のあまりネットばかり見ていました。他の乳癌の方のブログは参考になる点も多いですが、同様に自分も同じ経過をたどるのではという不安も増大しました。
そんなとき、先生のブログに出会いました。
ごく最近です。過去の記事も日数をかけてすべて読ませていただきました。
非常に分かりやすく、情報も整理されていて、心強いものでした。病気と戦うパワーがわきました。
私の住んでいる所も地震の被災地で、被害は少ないですが、精神的ダメージは大きいです。こんなとき、ますます先生のような存在が必要になります。
ぜひ、ブログの継続をお願いいたします。
＞匿名さん
ありがとうございます。そう言っていただけると励みになります。
匿名さんも被災されたんですね…。本当に大変だと思いますがどうか一日も早く状況が落ち着きますようにお祈りしています。
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