2017年9月25日月曜日

第15回乳癌学会北海道地方会

先週の土曜日に第15回乳癌学会北海道地方会が北海道大学の学術交流会館で開催されました。



今回の地方会は、G先生と後期研修医ののN先生が演題を発表しました。スライドの完成がギリギリだったので心配しましたが、2人ともつつがなく発表は終わりました。



私は今回も自分の発表はなく、座長のみでしたので当日は気楽でした。本当は自分の発表もしなければと思うのですが、最近は気力が湧きません(汗)。一応座長として質問は結構用意していたのですが、フロアからの質問もあり、時間も押していたのであまり質問をすることはできませんでした。

今回の学会はちょっと妙な雰囲気でした。この嫌な感じは、実は2年前の私が教育講演を担当した時から感じていたのですが、どうも本質から離れたところでの裏の世界でのせめぎ合いが見え隠れして、あまり気分の良いディスカッションにはならなかったことが何度かありました。

これからの北海道における乳腺診療はこれで良いのかちょっと心配になりました。国際情勢と同様にお互い歩み寄れないものか、第3国の私としては仲介役になれるものならなりたいと思う学会でした。

2017年8月20日日曜日

第14回 With You Hokkaido〜あなたとブレストケアを考える会〜 終了!

昨日、札幌医大で、「第14回 With You Hokkaido〜あなたとブレストケアを考える会〜」が開催されました。



例年より若干グループワーク参加者が少なかった印象はありますが、大講堂で行われた渡辺亨先生の特別講演の時には多くの方が参加されていました。私たちの施設からも患者会の患者さんが10人くらいと外来、病棟看護師7人、そして乳腺外科医3人に緩和ケア医2人で参加しました。

グループワークは、術後の不安・悩みのグループでしたが、参加者が思ったより少なかったため、グループを4つから2つに減らして行いました。H先生が上手にファシリテートしてくれたので参加者の皆さんは割と気軽にまんべんなく話すことができていたように思います。ただ時間はあっという間にきてしまった感じでした。

大講堂で行われた霞先生のご挨拶は、期待に違わず、今回も私たちの心に深く響く内容でした。

特別講演では、渡辺亨先生が、患者さんたちにもわかりやすいように、病状によって異なる化学療法の4つの目的についてご講演して下さいました。



渡辺先生ご自身が経験された患者さんのエピソードを交えて解説して下さいましたが、いつも乳腺外科医には厳しい先生なのですが、患者さんに対する真摯な姿勢と優しさが伝わってくるようなお話でした。

続いて恒例のパネルディスカッションが行われました。初めて客席から見ることができましたが、今回の”社会とのかかわり”のテーマもなかなかよかったと思います。見た目のケアのお話や子育てと仕事をしながらの通院、ピアサポート活動のお話など、私たちが外来診療の中で十分に把握できていないような内容についてうかがうことができました。



参加された皆さんは、今回の内容に満足して帰宅して下さったでしょうか?
反省会で報告されるアンケート結果が、私はいつも楽しみでもあり、不安でもあります(汗)。

2017年8月9日水曜日

With You Hokkaidoまだ間に合います!

昨日With You Hokkaidoの打ち合わせがありました。

先日ここでもお知らせしましたが(http://hidechin-breastlifecare.blogspot.jp/2017/07/14with-you-hokkaido.html)、8/19に第14回のWith You Hokkaidoが行われます。

今年のテーマは「コミュニケーション〜社会とつながる」です。特別講演では渡辺亨先生の化学療法に関する興味深いお話が聴ける貴重なチャンスです。もしお時間がある方は是非いらして下さい。事前申し込みが間に合わなくても当日参加は可能です。

札幌医大の大講堂でお待ちしています!

2017年7月30日日曜日

ピンクリボンin SAPPORO 2017 ピンクリボンロード 終了!

今日、ピンクリボンin SAPPORO 2017 ピンクリボンロードが札幌大通のホコテンで行われました。

久しぶりに今回は朝から好天に恵まれましたが、路上はかなり暑くて大変でした。それでも多くの方々がステージのパフォーマンスに集まってくださり、ブースに立ち寄ってくださいました。

私たちのブースでは、いつものように触診モデルとエコー検査のモデルを用意して自己検診や乳がん検診についての説明をしたり、ちょっとした医療相談を行ったりしながら、通行人に検診啓発のパンフレットを配布したりしました。今回は、医師2人、看護師3人、検査技師1人、事務4人の10人で参加しました。また患者会の方々も数人立ち寄ってくださいました。貴重な休日にも関わらず、ありがとうございました。



まず最初に行われたサンバのステージはドラムのリズムに誘われてショーの最初からものすごい盛り上がりでした。”ピンクリボンとどのような関係があるのですか?”という質問もあったようですが、多くの方々に集まっていただき、検診の重要性を知るきっかけになっていただければそれだけで十分だったと思います。



そのあと札幌西ロータリークラブの合唱、そして玉入れ大会が行われました。勝利チームには和寒町の美味しいトマトジュースが賞品としてもらえるということで熱戦が繰り広げられました。



病院からは東区のマスコットのタッピーが今年も検診啓発活動を手伝ってくれました。ただあまりに暑くて、活動時間は合計1時間弱だったのが残念です。お子さんたちには今年も大人気でした!



今年で11回目を迎えるこのイベントですが、このような啓発活動を行ってもなかなか乳がん検診受診率も増加せず、乳がん死亡率の低下もみられません。ここ1週間の間でも、かなり長い間我慢して手術不能な状態で来院された進行乳がんの患者さんが立て続けに入院しています。ネット上での誤った情報に影響を受けて受診しなかったケースもありますし、経済的な困難から受診が遅れたケースもあります。全ての人に正しい情報を伝えるというのは本当に難しいとつくづく感じています。それでもめげずに地道な活動を行っていきたいと思っています。

2017年7月26日水曜日

ピンクリボンin SAPPORO 2017 ピンクリボンロード

今年も次の日曜日(2017.7.30)にピンクリボンロードが開催されます。

場所はいつもの大通ホコテン(中央区南1西3 三越とパルコの間)、時間は13:30-16:00です。

今回のステージは、毎年参加してくださっている札幌西ロータリークラブのみなさんによる合唱と昨年大人気だった全日本玉入れ協会のご協力による玉入れ大会(商品あり)、そして今回初参加のウルソ・ダ・フロレスタという札幌のサンバチームによるダンスが行われます。ぜひ一緒に歌って、玉入れに参加して、サンバを踊って盛り上げてください(笑)。

そしてブースでは今回も私たちの病院とT病院で乳がんのセルフチェックやエコー検査のデモ、さらにピンクリボンボディジュエリーなどが行われています。もしお時間のある方はぜひお立ち寄りください。乳がんに関する簡単なご相談もお受けしています。

また今回は初めて野菜や特産品の販売も同時に行っています。Hokkaido木村秋則自然栽培農学校さんの無農薬野菜や北海道和寒町の特産品を買いたいという方はぜひ早めに会場にいらしてください。

夜には今年も札幌テレビ塔がピンクにライトアップされますのでそちらも楽しみに!

*詳細はピンクリボン in SAPPOROのHP(http://pinkribbonsapporo.web.fc2.com/)をご覧ください。

2017年7月16日日曜日

第25回日本乳癌学会学術総会 in 福岡

福岡で行われた乳癌学会学術総会に参加してきました。日程は7/13−15でしたが最終日は参加せず、G先生たちを残して一足早く、昨日帰ってきました。

それにしても福岡は暑かったです(汗)。今年の札幌も暑いのですが、夜の暑さと湿度が違います。しかもちょうど祇園山笠祭りが行われていたため、人も多くて夜中まですごい熱気でした。



前日に現地入りしましたが、その夜はD病院のE先生と、SクリニックのO先生と一緒に飲みました。1軒目はE先生と2人で中洲の居酒屋に行き、ビールと焼酎を飲みながら、馬刺しや鳥刺し、焼き鳥などを堪能しました。そのあと天神のワインバーに移って、O先生と合流し、美味しいワインを飲みました。



ただ、焼酎とワインの組み合わせが悪かったのか、そのあとで博多ラーメンを食べた頃から記憶は途切れ途切れで、朝まで頭痛と戦う羽目になってしまいました(汗)。

今回の学会は、乳腺外科医4人と看護師2人という今までにない人数での参加でした。全国学会に不慣れな看護師さんたちが発表するため、今回、私自身はバックアップに専念することにして演題登録はしませんでした。

初日は夕方に後期研修医のNA先生のポスター討論がありましたが、全国初舞台の割に落ち着いた発表だったと思います。2日目は、乳腺外科医みんなでサポートしてようやく完成した化学療法認定看護師のO外来師長の厳選口演(ACPに関する報告)と病棟看護師Iさんのポスター掲示の発表がありました。Oさんの発表は口演だったので緊張するのではないかと心配しましたが、とても落ち着いて発表できたと思います。師長業務に追われながら、時間をかけて何度もやり直しをしながら頑張ってきた努力が報われて本当に良かったです。その夜はとり田”という水炊きのお店でお疲れ様会を行いました。N先生はご主人とお子さんも一緒に学会に来ていましたが、みんなで参加してくれました。



3日目は私は参加できませんでしたが、ポスター討論のG先生とポスター掲示のN先生の発表はつつがなく終了したようです。

発表は無事終了して一安心でしたが、とにかく暑さは堪えました(泣)。汗をかいて冷房で冷えての繰り返しのせいで、異常に疲れました。やっぱり7月半ばの学会はきついです(汗)。札幌に帰って、今日は雨も降ったので気温も下がり、ようやく一息ついています。

来年の学会は5月。準備にあまり時間はありませんので早めに取り掛かろうと思っています。

2017年7月4日火曜日

第14回 With You Hokkaido〜あなたとブレストケアを考える会〜

久しぶりの更新です。この間、乳癌学会の準備とかあれこれあってなかなかブログを更新することができませんでした。

今年もまたWith You Hokkaidoの時期が近づいてきました。私の病院にもポスターとチラシが届きましたので病棟や外来、化学療法室などに置いています。市内の主な乳腺外科のある施設には届いていると思います。



チラシの中には参加申込み用のハガキが印刷されています。もし入手が難しい場合は、事務局のある東札幌病院のHP(http://www.hsh.or.jp/)からPDFがダウンロードできますのでご利用ください。

グループワークの担当はまだ決まっていません。貴重な時間ですので参加した皆さんが参加してよかったと思えるグループワークになればいいなと思っています。

特別講演の演者は、私の大学の大先輩でもあり、化学療法の第一人者であられる渡辺亨先生です。乳腺外科医にとってはとても辛口の先生ではありますが、非常に理論的でかつ説得力のあるわかりやすいお話をして下さる先生で、個人的にはとても尊敬しています。今から楽しみにしています。

今回はパネルディスカッションにも参加しないので私自身はかなり気が楽です。テーマは社会とのコミュニケーションです。なかなか普段聞けないような討論になるのではないかと期待しています。

もしお時間のある方は是非8/19に札幌医大の大講堂までいらしてください!