2017年7月30日日曜日

ピンクリボンin SAPPORO 2017 ピンクリボンロード 終了!

今日、ピンクリボンin SAPPORO 2017 ピンクリボンロードが札幌大通のホコテンで行われました。

久しぶりに今回は朝から好天に恵まれましたが、路上はかなり暑くて大変でした。それでも多くの方々がステージのパフォーマンスに集まってくださり、ブースに立ち寄ってくださいました。

私たちのブースでは、いつものように触診モデルとエコー検査のモデルを用意して自己検診や乳がん検診についての説明をしたり、ちょっとした医療相談を行ったりしながら、通行人に検診啓発のパンフレットを配布したりしました。今回は、医師2人、看護師3人、検査技師1人、事務4人の10人で参加しました。また患者会の方々も数人立ち寄ってくださいました。貴重な休日にも関わらず、ありがとうございました。



まず最初に行われたサンバのステージはドラムのリズムに誘われてショーの最初からものすごい盛り上がりでした。”ピンクリボンとどのような関係があるのですか?”という質問もあったようですが、多くの方々に集まっていただき、検診の重要性を知るきっかけになっていただければそれだけで十分だったと思います。



そのあと札幌西ロータリークラブの合唱、そして玉入れ大会が行われました。勝利チームには和寒町の美味しいトマトジュースが賞品としてもらえるということで熱戦が繰り広げられました。



病院からは東区のマスコットのタッピーが今年も検診啓発活動を手伝ってくれました。ただあまりに暑くて、活動時間は合計1時間弱だったのが残念です。お子さんたちには今年も大人気でした!



今年で11回目を迎えるこのイベントですが、このような啓発活動を行ってもなかなか乳がん検診受診率も増加せず、乳がん死亡率の低下もみられません。ここ1週間の間でも、かなり長い間我慢して手術不能な状態で来院された進行乳がんの患者さんが立て続けに入院しています。ネット上での誤った情報に影響を受けて受診しなかったケースもありますし、経済的な困難から受診が遅れたケースもあります。全ての人に正しい情報を伝えるというのは本当に難しいとつくづく感じています。それでもめげずに地道な活動を行っていきたいと思っています。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

初めまして
2012年42歳で右乳がんルミナールA浸潤径6mm温存手術、放射線25回
タスオミン、リュープリン3か月製剤をしてきました。
4年半後NCC-ST439が上昇し始め、PET検査で胸骨傍リンパ節再発となりました。
エトロゾール、リュープリン継続していて、半年後のPETで光り方が鈍くなっているとのことで
そのまま治療は変わらずです。
しかし、CEA、CA-15,微小ながら上がり始めNCC-ST439は86にまで上昇しました。

このままの治療法で間違いないのか不安です。
PETで鈍くなっていても数値は上がりますか?

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
初めまして。
実際に画像を見ていない私が主治医以上の見解を述べることは難しいですが、腫瘍マーカーの多少の変動のみで治療方針を変更することは私はしません。特にホルモン受容体陽性の場合は多少増減しながらしばらく横ばいで推移することもあります。PET-CTで明らかな悪化や新病変の出現がないのでしたらもう少し経過を見ても良いのではないかと思います。ただそれでもご心配でしたらやはり主治医に直接確認してください。なお胸骨傍リンパ節のみの再発の場合、切除の適応がある場合もあります。この点についても一度お聞きになってみてはいかがでしょうか?
以上です。それではお大事に。

匿名 さんのコメント...

ありがとうございました。
切除をしても手術の方が大変だし、全身にがん細胞が廻っているので意味がないと断られました。
もう一度聞いてみます。
助かりました。本当にありがとうございました。