2017年11月27日月曜日

外来化学療法室10周年+α記念講演会

さる2017.11.17に、外来化学療法室が設立されて10周年(正確には11年5ヶ月)の記念講演会が院内で開催されました。

本当は昨年行う予定だったのですが、室長が私からI先生に交代してバタバタしていたため、結局こんなに遅れてしまいました。個人的には内輪でこじんまりとした飲み会ができれば良いと思っていたのですが、I先生のたっての希望で大会議室で職員全体に呼びかけての講演会となりました。

講演は、私が10年の総括をスライドで行い(あまり真面目な内容ではなく、飲み会の写真が多かったのですが…汗)、そのあとリウマチ膠原病内科のM先生が生物製剤の進歩と未来について、そしてI先生が、化学療法の未来についてのお話をしました。



講演会には、現在のスタッフはもちろん、今までに化学療法室に所属してくれたスタッフをはじめ、薬剤師、管理部のみなさん、そして外来化学療法室で患者さんを診ている各科のDrなど、たくさんの方が集まってくれました。

最後に化学療法室に携わったスタッフで記念写真を撮影し、北24条まで移動して懇親会で楽しい時間を過ごしました。



この11年、大きなトラブルなく過ごすことができたのはスタッフの頑張りのおかげと感謝しています。これからも、安全、安心、快適な化学療法を患者さんに提供できるようにI先生を中心に頑張って欲しいと思っています。

13 件のコメント:

みちこ さんのコメント...

乳がん検診で再検査になり、たまたまこちらのブログを拝見した者です。
先生の局所的非対称陰影のブログを読みました。
質問させて頂いてよろしいでしょうか?
もし質問は受け付けてないのなら捨て置いて下さいませ。

検査結果の紙にマンモグラフィー「右R-S-S局所的非対称陰影」とあり、乳房超音波に「右A 嚢胞」とあるのですが、この2つは同じものでしょうか? それとも別々ですか?
よろしくおねがいします。

みちこ さんのコメント...

注意事項を読まずに書き込みをしてしまいご迷惑をおかけしました。
先のコメントを取消いたします。

hidechin さんのコメント...

>みちこさん
はじめまして。
トップページにコメントの注意書き(記事と無関係な個人的なご質問はご遠慮くださいという内容)は書いているのですが、直接記事にアクセスされた場合は確認できませんので結局多数の質問が書き込まれてしまっているのが現状です(汗)。
ご質問の内容ですが、実際に検査所見を確認している訳ではありませんので正確な回答はできません(それが質問をお断りしている大きな理由の一つです)。
「右R-S-S」という記載の意味は、おそらく右乳房のMLOとCCの2方向で乳頭周囲(Sと表記します)に濃度の高い部分(局所性非対称性陰影)を認めるということだと思います。もし超音波検査の嚢胞が乳頭に近いA領域(内上部)にあるのでしたら、これが局所性非対称性陰影として写った可能性はあると思います。ただ、局所性非対称性陰影で精密検査になる頻度は比較的高いのですが、その多くは何もない(単なる乳腺の重なりや孤立性乳腺)という結果ですので、嚢胞とは無関係だったのかもしれません。何れにしても超音波検査で局所性非対称性陰影に相当する悪性を疑う所見がなかったのであれば、マンモグラフィの局所性非対称性陰影がなんだったのかをそれ以上追求する必要はなく、悪性所見なしとして判断して良いと思います。
以上です。

みちこ さんのコメント...

先生、ありがとうございます。
先生に直接見て頂いてるわけではないので、やはり再検査に関する不安は膨大なものがあります。

実は私のルール違反の質問を削除できるものなら削除しようと 今、ブログを訪れました。
そして先生のコメントを読みました。
見ず知らずの私のぶしつけな質問に、このように丁寧に答えて下さり心を打たれました。
この様な先生が存在すると言う事に心が熱くなりました。

先生の文章を何度も読み返し、とりあえず検査の日までなんとか過ごしていこうと思います。
ありがとうございました。

hidechin さんのコメント...

>みちこさん
経過観察はしてもらってくださいね。
それではお大事に!

みちこ さんのコメント...

先生、こんばんは。
経過報告をさせて頂きたくご訪問しました。
今日、乳腺科に行きました。
悪性ではない。のう胞か乳腺腺(ほにゃらら)と思われる、、と言われました。
最初は細胞診のセットも用意されていたのですが、エコーの途中で「いいよ」と言う声が聞こえ細胞診はなかったです。
3か月後とおっしゃりましたが私が2か月後に行く事にしました。

ここで先生に質問です。質問しないと言いながらすみません。

乳腺科のベテランの先生が最新のエコーで(開院して4年以下でエコーも最新と書いてあるため)
見てそうおっしゃるのなら今は悪性ではないと思われますよね?
私は50代なのですが良性のしこりと言う物もあるのですか?

先生のお手すきの時に、そしてコメントしてもいいと思われたらで結構ですのでよろしくお願いします。

hidechin さんのコメント...

>みちこさん
ご不安になるお気持ちはわかりますが、最初にお書きしましたように、実際に画像を見ていない私に確認を求められてもお答えしようがないのです。実際に画像を見ているDrの言葉を信じるしかないのではないでしょうか?それでも疑問があるのでしたら、セカンドオピニオンを求めてはいかがですか?ただもし私の患者さんすべてが私の診断にセカンドオピニオンを求め出してしまうと乳腺外来が成り立たなくなります。疑問はネットでのアドバイスに頼るよりその場で解決するのが一番です。不安があるのでしたら担当医にその場で直接、絶対に悪性という可能性はないか、経過観察しても本当に問題ないかとお聞きになるべきなのです。それでも説明に納得できないとか不誠実な返答をされたような場合にはセカンドオピニオンという手段を考えても良いとは思います。

ちなみに良性のしこりはあります。嚢胞もそうですし、線維腺腫、乳管内乳頭腫などもそうです。以上です。

みちこ さんのコメント...

先生、ありがとうございました。
再度、質問した自分が恥ずかしいです。
診察して下さった先生は信頼できると私自身は思いました。
それに2か月後にも行きます。
私はあの先生とこの2か月間の時々触診する自分を信じます。

コメントをして下さり本当にありがとうございました。
もう症状の事で書き込みは誓ってしません。
ありがとうございました。感謝しています。

hidechin さんのコメント...

>みちこさん
信頼できる医師と出会うことはそう簡単ではありません。
疑問をお持ちなら、そのように伝えればきっと答えてくれるはずです。
良い経過をお祈りしています。
それではお大事に!

匿名 さんのコメント...

左乳がんになり4年になったものです。いつも乳がんの勉強のためブログ拝見させていただいてます。
最近左側の頭痛が続いたため本日脳外科に受診しCTを撮りました。結果異常なく安心して帰ってきたところです。
その際看護師さんに左乳がんなんで左の頭が痛いと心配ですよね。と言われました。意味がよくわかりません。左の乳がんだと脳転移の場合左の脳に転移しやすいのでしょうか?そんなこと初めて耳にしたので気になって家帰り自分なりに調べてみましたがどこにも記載等ありませんでした。
先生に確認したく質問させていただきました。
忙しい中申し訳ありません…

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
初めまして。
まず投稿からすでに1ヶ月以上も経過してしまったことをお詫び申し上げます。
投稿があった場合、メールが届くことになっているのですが、サイト上の問題でメール通知がなかったのとと新規の記載を中止していたこともあって、このコメントを読んだのは本日となってしまいました。
ご質問の件ですが、”左の乳がんなら左の脳に転移しやすい”ということはありません。左右の確率は同じです。看護師さんは、一般人はそう思っているのではないかということでおっしゃったのではないでしょうか?
ただ、がん性胸膜炎は直接浸潤やリンパ行性転移も起こりうるのでがんのあった側に起きやすい傾向があります。
以上です。

ふみ さんのコメント...

先生のブログに出会ったのは香港在住中に二度目の乳がんを患った時でした。
今回、先生のブログにやっとたどり着けたと思ったら、2017年から更新されていないことに寂しさお覚えながら、ひょっとしたら、今でも、先生に届くのではないかと書いています。
先生、お元気でいらっっしゃいますか。

hidechin さんのコメント...

>ふみさん
初めまして。
コメントありがとうございます。
諸事情にてブログは休止状態です。
ご心配おかけして申し訳ありません。