2012年10月22日月曜日

昨日は、J.M.S!

毎年10月の第3日曜日に全国の賛同医療機関で行なわれているJ.M.S(ジャパン・マンモグラフィ・サンデー)の乳がん検診が昨日(10/21)行なわれました。

今年はG先生がJ.M.Sの検診担当でしたが、幸い受診者の中に視触診上明らかな乳がんの方はいらっしゃらなかったようです。私たちの系列病院でも旭川のI病院ではI先生が行なっているようですし、釧路のK病院では毎年当院から女性外科医(昨年はN先生、今年はS先生)が出張して、全てのスタッフを女性で構成して行なっています。

旭川の情報は入っていませんが、釧路ではかなり冷や汗もののアクシデントがあったようです。K病院ではいつも土曜日に職員検診(やはり女性外科医だと人気が高いようです)を行なって日曜日に一般患者さんの検診を行なうのですが、なんと土曜日の検診中にマンモグラフィ撮影機が故障してしまい、職員のマンモグラフィは後日撮影ということになってしまったそうです。なんとか業者を呼んで修理してもらって日曜日の本番には間に合ったそうですが、もし日曜日に故障していたら大変なところでした…(汗)。

マンモグラフィ撮影機は高価ですので一般の中規模病院では需要もないのに何台も置いておくわけにはいきません。万が一の際の対応は考えておいた方がよさそうです。とりあえず無事終わって良かったです。

ちなみにJ.POSHのHPによると、2012年10月4日現在、J.M.Sに賛同している医療機関は全国で340施設(北海道は10都市28施設)にまで到達しています。検診受診率を高めるためには、年に1日ではなく、こうした医療機関が連携して交代で日曜の検診がいつでも受けられるような体制を作るのが理想的ではないかと思います。ただ現実的はなかなか厳しいですね…。

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