2016年3月13日日曜日

外来化学療法室の送別会

先週の金曜日は、化学療法室の送別会でした(写真 化学療法室のスタッフです)。



3月一杯で配置転換になる看護師さんと転勤になる薬剤師さん、そして外来化学療法室長を降りることになった私も一応対象者でした。室長を降りても同じように出入りはするのですが…(汗)。

私が化学療法室長になったのは、2006年の春で、化学療法室開設の時でした。私自身は化学療法の専門家ではなく、適任とは言えなかったのですが、腫瘍内科がない私の病院には他に適任者がいなかったということで引き受けました(私が一番暇だと思われたのだと思います…汗)。それからいつのまにか10年もたってしまいました。この10年間、大きな事故もなく、ある程度の基礎を作れたのは良かったと思っています。

今回室長を降りたのには3つの理由があります。

まず一番大きな理由は、先ほど書いたように私は化学療法の専門家ではないことです。3年ほど前に血液内科が関連病院からこちらに移ってきた時から院長には血液内科のDrに室長を替わってもらいたいと言ってきました。しかし、これまでは血液内科のDrに固辞されていたためにやむを得ず続けてきたのです。昨年末に院長と面談した際に強く要望して今回の人事になったという経過です。

二つ目は、4年ほど前に乳腺センターが開設されてセンター長を引き受けたのですが、その頃に比べると業務がかなり増えてきたために兼任がきつくなったことが挙げられます。まあまったく無理というほどの業務量ではないのですが…。

そして三つ目の理由は、10年室長を同じ人間が務めていると、どうしてもマンネリ化してしまいますので、そろそろ化学療法の専門家に新たな視点で指導してもらった方が良いのではないかと考えたからです。

スタッフに恵まれ、とても充実した楽しい10年間でした。スタッフには感謝しています。室長を降りても、私にできることは協力していきたいと思っています。

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