3月は乳がん検診の無料クーポンの期限なので乳がん検診が非常に多かったです。ようやくそのラッシュが終わりました。
一昨年もそんな状態で検診を断られる方がけっこういらっしゃいましたが、昨年はその影響もあったのか比較的3月ぎりぎりに来院する方は少なかったような印象でした。ところがのど元過ぎると熱さ忘れるとよく言いますが、今年はまたもや駆け込みラッシュが増えたようです。
関連病院の外来へは週2回行っています。毎回朝早くに外来に行って、その間に撮影され、一時読影が終わったマンモグラフィの二次読影と精密検査のオーダーをしています。カルテ診(腫瘍マーカーなどの採血結果や細胞診の結果の確認、紹介状や診断書などの書類書き)が終わってから読み始めますので、通常7時40分くらいに外来に行っています。ところが3月中はそれでも9時の外来開始までに終わらせることができず、外来の合間や外来終了後、本来の出勤日以外の土曜日などを使って読影しなければなりませんでした。
自分としてはもう限界状態だったのですが、病院の管理部はもっと検診を増やしたいようです。今までも検診希望者は断らずになんとかやりくりして受けてきましたし、これからもできるだけ地域住民の要求に応えるだけではなく、さらに乳がん検診受診者を増やすような活動をしていきたいと思っています。ですから病院の方針に異を唱えるつもりはありません。しかし、個人でできることには限界があります…。いつもこのジレンマに悩まされています。
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