2014年6月25日水曜日

乳腺術後症例検討会 33 ”新体制”

今日は定例の症例検討会でした。

今までは私が症例の選定やスライドのチェック、進行の補助などを行なってきましたが、前回の検討会でその役目を終え、今回からはG先生が中心になってこの会を運営していくことになりました。

その第1回は、症例検討が2例、そして検査技師のTさんによる”乳腺超音波検査の学び方”に関する講演でした。

症例はやや丸みを帯びた多形性微細石灰化の集簇に変化がみられ、DCISの合併を疑いましたが結果的にはMucocele-like tumor(MLT)だった一例と一見境界明瞭に見えて充実腺管がんを疑った硬がんの一例でした。

T技師による講演は、超音波技師向けというより放射線技師や病理医など他の職種に対する乳腺超音波検査に関する基礎知識の講義とグループ分けをして10例の症例の超音波診断を行なう(超音波技師が助言しながら他の職種の参加者に読ませる)クイズという内容でした。新たな試みでしたので参加したメンバーは楽しめたのではないでしょうか?ちょっと時間が押していて駆け足になってしまったのは残念ですが…。

新体制、そして新しい試み(前回もG先生のマンモグラフィの読み方の講演があったので2回目ですが)は、順調なようです。これで心置きなく彼らに任せて私はいつでも引退することができそうです!

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