2015年11月22日日曜日

2日連続の講演会終了!これで体調も回復?

2日連続の講演会が昨日終わり、9月からずっと続いていた人前で話をするストレスからようやく解放されました!

もともと特に不特定多数の前で話すのが苦手な私なのですが、最近、このような学習会や講演の依頼をされることが少しずつ多くなってきていました。本当はお断りしたいのですが、病院のアピールにもなると思いできる限りお引き受けするようにしていました。ところがこの秋は、学会の教育講演や製薬会社の講演などが立て続けに重なってしまい、ずっと気が重い日々が続いていました。風邪症状が改善しないのもこのせいだったのかもしれません(汗)。

まず一昨日は、KT病院のK先生から依頼されていた乳腺チーム医療に関するセミナーの講演がありました。こちらは今までの私たちの病院での取組みをご紹介する内容の講演でしたので比較的ストレスも少なく楽しくスライド作りができましたし、発表もそれほど緊張はしませんでした。E病院のK先生の造影超音波のお話や高名なU先生の超音波検査全般の講演もあったため、会場は予想以上に人が集まり、椅子が足りないほどでした。

終了後は会場で懇親会があり、その後場所を移して二次会まで参加してきました。私たちの取り組みに興味を持って下さった先生方がけっこう声をかけて下さり、頑張ってスライドを作った甲斐がありました(笑)。ビールと日本酒(久しぶり!)で0時くらいまで飲んでしまいました。

翌日の土曜日は、午前中が関連病院の外来(本当は外来日ではないのですが、ここのところの受診者増で臨時で外来を開いて対応することになったのです)を終わらせてから、一度帰宅してKK社主催の講演会に出かけました。

こちらの講演会は、化学療法、特にG-CSF(骨髄を刺激して白血球を増やす薬剤)に関するものでした。私はパネルディスカッションを頼まれていたのですが、乳腺外科医は私だけでしたので(他は血液内科と呼吸器内科の先生の計3人)めちゃくちゃ緊張しました(泣)。そもそも私は化学療法の専門家ではありませんのでどうなることかと心配しましたが、なんとか無事終えることができました。

パネルディスカッションの前には、H大歯科の先生の化学療法における口腔ケアのご講演と私が以前研修させていただいていた東京のG病院の血液腫瘍科のH先生のご講演がありました。どちらもとても興味深い、勉強になるお話でした。H先生はお話の内容はもちろんですが、その話術にも感動しました(笑)。

終了後は懇親会でH先生と直接お話をすることができましたが、なんとH先生が移転前のG病院勤務時に住んでいたのは私がG病院にいたときに住んでいたマンションの同じ部屋でした!不思議なご縁を感じました(笑)。またいつかH先生のお話を拝聴できればと思っています。

今朝は久しぶりに少しゆっくり寝ることができました。引越しのごたごたなどもあり、休日に7時まで寝ていたのはすごく久しぶりです。今日はなんとなく体調も良く、明後日からの仕事は頑張れそうです!(明日も回診ですが)

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

はじめまして

こちらで炎症性乳がんについて読ませていただきました。

私は炎症性乳がん四ヶ月前に告知されました
いい情報がなく
自分がいまその状況かと思うと不安でたまりません。

ステージ3cのギリギリ。
術前でタキソテールハーセプチンパージェタをしています。

炎症性乳がんの予後は、よくなってきていませんか。

匿名 さんのコメント...

Hidechin先生、
お引越しと講演、お疲れ様です。
冬は雪になるようですが、公共交通機関での通勤は気分的に楽だと思います。
自家用車だと、時間が読めないし、事故の心配もあるし。

講演会も経験をつまれると、増えていくのでしょうね。

お忙しいとは思いますが、患者は先生方を頼りにしています。
お体を大切に、長くお仕事を続けてください。

私は、ステージⅣ、T-DM1を点滴しています。
主治医の先生を信頼し、色々と話をしながら治療しています。

時々、このブログを見ながら、
乳腺外科医の忙しさを実感しています。

ダッフィーより

hidechin さんのコメント...

>匿名さん(最初の投稿の)
はじめまして。まず最初にHPのトップページの注意事項をご一読いただければ幸いです。匿名さんからの投稿が続くと返事に困りますので…。
炎症性乳がんの予後は正確なデータは手元にありませんが、以前に比べて良くなっていると思います。特に匿名さんのようなHER2 typeは分子標的薬も使えますので治療が著効する可能性も十分に期待できます。
良い結果が得られることをお祈りいたします。
それではお大事に。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん(ダッフィーさん)
ありがとうございます。
ダッフィーさんも治療大変だと思いますが頑張って下さいね。
それではお大事に。