2016年7月31日日曜日

「ピンクリボン in SAPPORO 2016 ピンクリボンロード」終了!

今日は「ピンクリボン in SAPPORO 2016 ピンクリボンロード」が行なわれました。朝から曇り空で、時折小雨がパラつくあいにくの天気ではありましたが、本降りになることなく、無事予定通り開催されました。

天気がいま一つでしたので、あまり人出が多くないのではないかと心配したのですが、思った以上に人通りが多かったような気がします。私たちの病院では例年通りブースを設けて触診モデルやエコー検査のデモ機を使った啓発活動をしながら、手分けをして沿道で乳がん検診の啓発パンフの配布を行ないました。



今年は医師、エコー技師、病棟看護師、健診課・医事課・管理部の事務、合わせて13人が参加しました。初めての職員も3人いましたが、積極的に活動をしてくれたので私自身はあまり手伝わずにすみました(笑)。

ステージでは、ドラムサークル、フラダンス、玉入れ大会、コーラスなどのイベントが行われ、多くの観客の方々が参加して下さいました。東区のキャラクターのタッピーも”乳がん検診を受けよう!”というアピールをしながら参加していました。2年連続の参加ですが、今年も子供たちには大人気でした(笑)。



病院で用意した乳がん検診の啓発パンフ100部は早々に全て配布したので、ピンクリボン in SAPPOROのパンフもたくさん配布することができました。この活動に触れた方から検診の輪が大きく広がることを期待したいと思います。

今日は病院の患者さんたちや出入りしている製薬会社の方も応援に来て下さいました。裏方のスタッフさんも万全の準備をして下さり、無事終了することができました。来年はさらに工夫を加えながらより良い乳がん啓発活動を行っていきたいと考えています。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

初めまして。
24歳女です。
先日右胸にしこりを見つけ、
初めて乳がん検診を受けにいきました。
(生理になる3日前に行きました。)
触診→エコー(若いのでエコーのみで大丈夫とゆわれ)その後、しこりに血流が見られるので、細胞診を行いましょうとのことで細胞診を受けました。
1週間後の8/1に細胞診の結果を
聞きに行くとクラスⅣの悪性の疑いありとのことでした。その際に説明されたのが①しこりの上部分がいびつな形をしていること。(エコーを見た所サイドと下側は平らでした)②硬さがあるとのこと ③乳腺の中でなく、上にぽこっとしこりがあること。
ほぼ乳がんに間違いないとゆわれました。来週造影MRIと針生検を受けます。
ほぼ乳がんに間違いないとの診断なのに、クラスVをつけないのには理由があるのでしょうか??そしてやっぱりこの結果は乳がんに間違いないのでしょうか??

さらにその先生は、もう抗ガン剤の話をし始め、手術が先か抗ガン剤が先か、MRIを見て決めましょうとおっしゃり、
まだ確定診断もでていないのに、
話を進められて不信感でした。
さらに私が感じるに説明不足で、
しこりの大きさも私が聞くまで
何も触れず、(18mm×11mmでした)
エコーで見る感じしこりが何個あったのか、早期発見なのかなど何も教えてもらえませんでした。しこりの大きさ以外は頭が真っ白になっていた為、聞きそびれてしまいました。
抗ガン剤は絶対に受けないとゆわれたのですが家に帰って調べてみると色々癌によって治療法は変わってくるとかいてあって....その先生に対して凄く不信感です。この先生の対応はいかがなのでしょうか??私だけが不信感を抱いているだけで、先生の対応は正しいのでしょうか。。

お答え頂けると嬉しいです。
よろしくお願い致します。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
はじめまして。同じ内容が別の記事にありましたので以下をコピーして貼っておきます(どの記事に書き込んでもメールが届くのでこちらではわかります)。

まず、細胞診でClassⅣというのは、かなり疑わしいですが確定診断ではありません。おそらく画像所見も合わせてがんで間違いないとおっしゃったのだと思いますが、最低限、針生検での確定診断が必要です。なお細胞診は病理医または細胞診断士が判定します。ですから乳腺外科医が画像も含めて間違いなくがんだろうと思ったとしてもClassⅤに変更できるようなものではありません(それぞれの判断は独立して行なってこそ誤診が防げるのです)。細胞診がClassⅤであったとしてもがんでなかったケースもまれではありますが存在します。ですからClassⅣでもがんではないということはあり得ます。あとは画像をどう判断するかですが、これもがんかどうかを100%診断できるわけではありません。ですから画像も細胞診も見ていない私に”間違いないのでしょうか?”と聞かれてもお答えのしようがありません。MRと針生検の結果を待つしかないと思います。

がんの確定がなされていないのに治療の話までされるのは不愉快に思われるかもしれませんね。でもきっと担当医はそれだけ強くがんを疑っていたからそこまで話をされたのだと思います。

”抗がん剤は絶対に受けないと言われた”の”言われた”は誰が誰に言われたのですか?ちょっと意味がわかりませんでした。術前化学療法(抗がん剤)をするかどうかはMRを見て決めると言われたわけですから、抗がん剤をしないと言われたわけではないですよね?

担当医の説明不足はあったのかもしれませんが、実際にその場に立ち会っていたわけではありませんのでなんとも言えません。こちらがきちんと説明していても、頭が真っ白になってしまって、話された内容をほとんど覚えていない患者さんもいらっしゃいますので…。ですから私はあらかじめ説明用紙に記入してお渡しするようにしています。次回説明を受けるときは、お聞きになりたいことを箇条書きにして持っていくことと、検査結果を紙に書いて欲しいと伝えておくと良いと思いますよ。
取り急ぎ以上です。

匿名 さんのコメント...

さっそくお答え頂きありがとうございます。クラスⅤにできない理由納得です。やっぱり乳がんの可能性が高そうですね。。

ごめんなさい。私の誤字がありましたね。

”抗ガン剤は絶対にするよ”
と医師からゆわれました。

帰って調べると癌のタイプによって治療法も変わってくるとかいてあったのですが、私の担当医はまだ確定診断の出ていない状況で、抗ガン剤をするとおっしゃりました。

ということは、エコーで見た所リンパ転移してたのかな?など色々考えてしまって....

あと、乳腺の上にぽこっとあるしこりは良性にしろ悪性にしろ珍しいのでしょうか?それとも乳がん特有なのでしょうか?

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
抗がん剤を絶対にすると言った根拠はいただいた情報だけからは判断できません。担当医からよくご説明を受けて下さい。
乳腺の上に…という部分に関してですが、おそらく”乳腺前方境界線の断裂がある”というエコー診断だったのだと思います。良性腫瘍は乳腺を押し上げるため皮膚側の乳腺の境界線は保たれて見えるのですが、がんの場合は、乳腺の境界を越えて脂肪に浸潤すると境目が断裂して(皮膚側に出っ張って)見えることがあります。この所見があるとより悪性を疑いますので、担当医は悪性だろうと判断されたのだと思います。ただし、乳腺の厚みや腫瘤の位置によっては良性なのに断裂しているように見えることがありますのでそれだけで悪性とは断定できないこともよくあります。またがんなら必ずこの所見があるわけではありません(乳腺の厚みの中心にある場合など)。
いずれにしても針生検の結果が出れば今後の方針も明確になるはずですので結果をお待ち下さい。担当医の予想がはずれて良い結果だといいですね。それではお大事に。