2012年7月23日月曜日

第9回 With You 北海道~あなたとブレストケアを考える会〜続報

6月にも一度情報を流しましたが、正式に「第9回 With You 北海道~あなたとブレストケアを考える会」のポスターが送付されてきました(写真)。

詳細な内容が決まりましたので概要を追加します。

テーマ:もっと多くの良い情報を!
日時:平成24年8月18日(土) 12:30~16:15
場所:札幌市中央区南1条西16丁目 札幌医科大学研究棟1階 大講堂

内容:
①開会の辞(With You あなたとブレストケアを考える会代表 霞富士雄先生)
②お役立ち情報コーナー(司会:市立札幌病院 大川由美先生)
『乳がん最新治療』(札幌医科大学第1外科 九富五郎先生)
『ネット活用法』(北海道大学病院 乳腺・内分泌外科 細田充主先生)
『補完代替医療』 (東札幌病院ブレストケアセンター 亀嶋秀和先生)
『リンパ浮腫セミナーを振り返って~「学ぶ」・「つながる」の大切さ~』(札幌医科大学寄付講座緩和医療学 岩本喜久子先生)
③参加者グループワーク(「手術後の不安・治療」、「再発の不安・治療(再発の方のみ)」、「リンパ浮腫」、補完・代替医療」、「ご家族のケア」、「緩和ケア」、「若年者乳がん」)+何でもコーナー(グループワークに参加されない方対象)
④パフォーマンス(フラメンコ)
⑤特別講演(司会:札幌医科大学第1外科 鈴木やすよ先生)
「明日から出来る!からだにいい生活習慣」(東京医科大学乳腺科 海瀬博史先生)
⑥各地のWith You報告
⑦閉会の辞

今年の私の担当グループワークは、病院の特性からあまり適任ではないような気もしますが、与えられた役割なので少し勉強して望みたいと思います。楽しくて実りある集まりになると良いですね。多くの方が参加されることを期待しています。

この夏も様々なイベントが盛りだくさんで忙しくなりそうです!





4 件のコメント:

temari さんのコメント...

先生、ご無沙汰しています。以前デノスマブの件で色々とご相談したtemariです。北海道にいたら参加したくなるイベントでうらやましいです。私も先月からいくつか都内で行われた乳癌に関わる勉強会などに参加しました。

またまたご相談してよろしいでしょうか。
フェソロデックス治療を始めて3ヶ月、先日5回目の注射が済みました。腫瘍マーカーは下がらず、とうとう基準値だったCEAもCA-15-3もHマークがついてしまいました。NCCST439はとうとう去年の再発発覚時に近い1400まであがってしまいました。やはり効いていない、ということでしょうね。というか、この数字は大丈夫なのでしょうか?
基準値が7.0以下にたいして桁が違うことに驚いてしまうのですが・・・


ついつい一喜一憂してしまう、腫瘍マーカーの数字について教えてください。数字だけをみるのではなく、推移をみることが大事だとは思うのですが、NCCST439の300で下がった、1400を超えたというこのレベルはどうなのでしょう・・・

お忙しいのに初歩的な質問ですみません、お時間のあるときに教えてください。

hidechin さんのコメント...

>temariさん
こんばんは。
腫瘍マーカーは、あくまでも目安です。私の患者さんにも肺転移、癌性胸腹膜炎、骨転移を繰り返しながらNCC-ST439が4桁で何年も経過している患者さんがいらっしゃいます。最高は3000台だったと思います。4桁が続いている間でも自宅でほとんどの期間を過ごされています。最近は腹水が貯留するためにCARTという治療を行うために入院する機会も増えましたが、その後フェソロデックスが奏効して外来で経過を見ています。それでもNCC-ST439は4桁です。
一番大切なのは症状が緩和された状態でできるだけ普通の日常生活を送れるということです。腫瘍マーカーの数値だけが問題なのではないと私は考えています。
ただ、治療効果があるのかないのか、十分なのか変更すべきなのかという目安として私たちは腫瘍マーカーを参考にしています。上昇傾向が続くようでしたら治療の変更を考慮すべきだとは思いますが、それは全身状態を見ている主治医の先生がきっと考えてくれると思いますよ。
それではお大事に!

temari さんのコメント...

お忙しいなか早速のお返事、ありがとうございます。
主治医の先生の様子からもそんなに深刻にならずとも良いのではと思いつつ、ずっとどこかにひっかかっていたわだかまりがなくなりました。単純ですが、実際にこの数値でも元気な患者さんがいらっしゃるという事実に安心しました。
来月もう一度フェソロデックスの予定となっています。ただし同日にオーダーしているCTの結果によっては化学療法の標準治療になると思います。外来のほか研究や指導で多忙な主治医の先生ですが、患者の希望や状況も汲んだ上でやはり効果のある治療を勧めてくださいます。お任せしていれば間違いないと信頼していますが、患者としてもこれから抗がん剤について勉強して、今後に備えたいと思います。副作用の少ない化学療法はない、という事も理解しているつもりです。ただ、再発となると終わりの見えない治療となるので、なるべく長く続けるためにも、副作用や治療法(頻度・時間)も考慮し相談していきたいと思います。
本音はフェソロデックスでもう少し踏みとどまれる事とアフィニトールが認可されることなのですが・・・
連日猛暑です。そちら北海道でも夏は暑いですよね。どうぞお気をつけて。

hidechin さんのコメント...

>temariさん
ホルモン療法の効果が持続してくれると良いですね。抗がん剤にも様々なものがあり、副作用も少しずつ異なります。temariさんの病状に効果的で副作用が軽い治療が見つかると良いですね。それではお大事に!