2014年3月27日木曜日

乳腺術後症例検討会 31 ”2013年度最後!”

昨夜、今年度最後の症例検討会がありました。昨日は外科の送別会などが重なって少し参加者が少なく、なんとなく寂しかったのですが、院外からも2人参加してくれました。

今回も症例は4例。すごく珍しい症例はありませんでしたが、活発なディスカッションが行なわれました。

1例目は、広範囲の乳管内進展を伴う多発病巣で当院初の一次再建となった症例、2例目は、多発線維腺腫フォロー中に石灰化の集簇が出現し、ステレオガイド下バコラ生検を行なった症例、3例目は超音波検査で乳頭側と末梢側に乳管内進展が疑われた充実腺管がんの症例、そして4例目は非浸潤がんが疑われた濃縮嚢胞の症例でした。

終了後に、今後の症例検討会の方向について、技師さんたちから提案が出されました。以前、私も感じていたことではありますが、マンネリ化を防ぎ、より魅力的な症例検討会にするために、来月から新たな試みが始まります。彼女たちが自発的に考えてくれたことが私にはとてもうれしく感じました。これからも工夫しながらより良い症例検討会を行なっていきたいと考えています。

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