2010年5月5日水曜日

乳神神社




5/3-5に道東方面に行ってきました。

帯広と釧路の中間に浦幌という町があります。このあたりを運転中にふと”乳神神社”という看板が視界に飛び込んできました。すごく気になったので帰りに立ち寄ってきました。

ここの神社本体の名前は”浦幌神社”と言うそうです。乳神信仰の由来と浦幌神社での経緯は下記の通りです。

「もともと大正の中頃、浦幌町の山奥に1本のナラの大木がありました。この木の幹には、女性の乳房に似たコブが2つ付いていました。ある日、吉田さんという老婆がこの木を見つけ、「孫のため、母親に乳を授けて下さい。」と一心に祈願したところ、願いが叶えられたそうです。
その後、このご神木は倒れてしまいましたが、乳房のコブの部分が残ったため、昭和30年頃から地元の瀬多来神社でおまつりするようになりました。そして、昭和57年9月12日、乳神様の御神徳を広く世に広めようと市街の婦人14名が発起人となり、浦幌神社の境内に社殿を建て、御神体のコブを移しました。」

本来の由来は母乳がよく出るように、という思いで始まった乳神信仰ですが、子宝、安産、縁結びのほか、婦人病(おそらく乳癌も含むと思われます)の病気平癒にもご利益があるそうです。せっかくなので、お賽銭を入れて、「乳癌死亡率の低下」「乳癌罹患率の低下」「ピンクリボン運動のさらなる発展」をお願いしてきました。

乳神神社の詳細についてはHP(http://www.urahorojinja.org/chichigami.htm)をご覧ください。

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