2011年3月27日日曜日

魔法の言葉

ACの「あいさつの魔法」(魔法の言葉で 楽しい仲間が ぽぽぽぽーん♪)が話題になっていますが…。それとは関係ありません。
こんな記事を目にしました。

「大丈夫」の一言が特効薬=前向きな被災者に感銘-「陸の孤島」で診察・NGO医師(http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa_date1&k=2011032700100)(時事ドットコム)

被災者の診察に赴いた医師が「大丈夫だよ!」と声をかけると、みんな生き返ったように表情が和らいだということです。やはりこういう状況で生活するだけでもつらいのに、十分な医療を受けれていなかったことで大きな不安を抱えていたのでしょう。

きっと、乳がんであることや再発を告知されたとき、患者さんも同じ気持ちなんだと思います。
私もいつもそういうときに「大丈夫ですよ!」と患者さんに言ってあげたいと思っています。実際は全てのがん患者さんにそう言ってあげるのはなかなか難しいことですし、今はエビデンスとインフォームド・コンセントが重視される時代ですので、安易に「絶対大丈夫」とは言えません。しかし表現は違っても患者さんに安心感を少しでも与えられるような言葉をかけてあげなければ、とあらためて感じました。

2 件のコメント:

pina さんのコメント...

先生は誠実で慈悲深い、温かいお人柄だと
思いますよ! 先生が担当なさっている
患者さんは、きっと先生のお顔を拝見する
だけでも明るく前向きな気持ちになれると
思います。

私も先生のブログを通じてとても励まされ
ている者の一人です!

hidechin さんのコメント...

>pinaさん
ありがとうございます。でも私もまだまだ未熟です。もっと患者さんのお気持ちがわかるようになりたいと思っています。