2012年9月16日日曜日

乳癌学会地方会etc

昨日は乳癌学会の地方会でした。朝9:30から夕方18:00くらいまでびっちり発表と講演が入っていてほとんど休憩のない密度の濃い学会でした。

発表の方は、朝のセッションでしたが、なんとか無事終了しました。G先生もつつがなく発表を終えました。あとは他の先生方の発表を聞きながら時々質問したり(G先生はいつものように質問しまくり…笑)、参加人数は多くはなかったのですが、アットホームな雰囲気で進みました。

ランチョンセミナーは、出向研修中のN先生がお世話になっているG病院のI先生の「特殊型」についての講演でした。普通の病院では年間1例いるかいないかの珍しい組織型もG病院には多くの患者さんがいます。それらを集積して非常にわかりやすく特徴を話して下さいました。なかなか普段わからないような特殊型の画像の特徴や治療法についてとても勉強になりました。講演後には直接「浸潤性小葉癌の2つの画像タイプ(腫瘤を作るタイプとびまん性に這うタイプ)でリンパ節転移率が異なる」のは、自覚症状が出づらいためなのか、もともと生物学的悪性度が異なるためなのか、ということについて質問してみました。I先生の考えとしては後者なのではないかということでした。興味深いテーマなので私の施設の症例で確認してみようかと思います。

今回の学会の合間では、がんセンターのT先生から、先日手伝いを依頼されたJCOG関連の作業についてのレクチャー(というか一方的に質問しましたが…)を受けました。勘違いしていた部分もあったので、今日1日かけてなんとか第1弾の回答を完成してメールで送ったところです。今回の作業は手始めですのでこれからが大変みたいです。11月末の締め切りまで、いったいどんな仕事になるのか検討もつきませんが、かなり大変なのは確かです。英語の論文をかなり検索しなければならないようですので英語が苦手な私としては、時間もかかりますしものすごいストレスです(泣)。でもなかなかない機会ですので、できる限り頑張ってみようかと思います。

今年の札幌はなかなか暑さがおさまりません。私は暑い方が好きですので大歓迎ですが、ちょっと不思議な感じです。でもそろそろ暑さも終わりだと思います。こういう年は、暑さが終わった途端、急激に寒くなってあっという間に秋が来るような気がします。みなさん、体調を崩さないように気をつけましょう。

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