2012年11月5日月曜日

患者会との懇談

今日、午後から患者会の幹事のみなさんと懇談の時間を持ちました。患者会では病院別館の会議室を月1回利用してお茶を飲みながら交流を深める場を設けています(”お茶懇”と呼んでいます)。いつも来るように言われているのですが、勤務時間内ということと月1回なのでついつい忘れてしまうということもあって、ごくたまにしか顔を出すことができていませんでした。

今回は、患者会のみなさんと話し合わなければならないこともありましたので私の方から時間を指定して集まっていただきました。先日の温泉旅行で何人かの患者さんとお話をしていた際にいくつか提案があったこと(これは私も以前から考えていたことと共通した内容でした)、来春の新病院移転を契機にして、患者会のさらなるステップアップの機会にして欲しいことなどを提案しました。

なかなか全員の前では話しにくい内容もあったのですが、皆さん熱心に耳を傾け、考えを述べてくれました。私や先日提起してくれた患者さんが考えていたことを同じような視点で捉えていてくれたようでしたのでほっとしました。そして、新病院のがんサロンの利用法なども工夫しながら、今後、どうしても受け身がちにならざるを得なかった患者会から、積極的に自分たち以外の人々へのアプローチ(まずは院内の新規乳がん患者さんたちからですが、いずれは院外の一般の人々への啓発活動などに発展して行くように)ができるような患者会に進化していってくれることをお願いしました。

懇談は1時間の予定でしたがいつの間にか2時間もたっていました。なかなか聞けない患者さんたちの思いを聞くことができてとても有意義な時間でした。これから新病院への移転に向けて患者会の皆さんと話し合わなければならないことはたくさん出て来ると思います。今後もできる限り”お茶懇”に参加しようと思っています。

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