2013年11月4日月曜日

Breast Cancer Symposium 2013 in Tokyo

11/2(土)に東京でC社主催のシンポジウムがありました。

会場は、非常に大きなホールがいくつもあるような新しい豪華なホテルでした。参加者はおそらく700-800人くらい?いたかもしれません。会場では旭川のI先生とお会いしたので一緒に聴くことにしました。

内容は大きく2つに分けられており、Session1がHER2陰性乳がん、Session2がHER2陽性乳がんの治療に関するものでした。とは言っても、その両方のSessionともにC社の製品に関する話がほとんどでありました(苦笑)

Session1に関しては詳細は書きませんが(もしかしたらそのうちご高名な腫瘍内科のW先生がブログにお書きになるかもしれませんが…)、ちょっと誤解を招くような内容と話の流れのように感じました。一度ここにその詳細を書いたのですが、いろいろ考えた末に削除しました(あくまでも個人的な感想ですので…)。

Session2に関しては期待の新薬2つに関する基礎から臨床試験に関すること、副作用に関する注意点、そして今後の使い分けに関するdiscussionが行なわれました。今までの知識の整理と今後の自分たちの治療指針を立てる上でとても役に立ったと思います。

終了後に、シンポジウムがあったホールと同じくらいの広さがある場所での懇親会がありました。立食でしたが、食事もワインもとても美味しかったです(笑)。何人かの知人の先生方とお話しし、C社の担当の方々ともいろいろ話をしてきました。

翌朝、チェックアウトしようとしたら、G病院時代に一緒に研修した、宮崎のB病院のF先生に偶然会いました。タクシーに乗りながら久しぶりにゆっくり(でもないですが)話ができて良かったです。

今年発売された抗HER2薬、そして来年発売予定の抗HER2薬…。これら高価な薬剤をいかに有効に患者さんに使用していくか、組み合わせや順番、投与期間、副作用の問題など、なかなか難しいところもあります。ただ言えるのは、私たちは公平な立場でこれらを評価していかなければならないということです。今回のシンポジウムではそのことを一番強く感じました。

0 件のコメント: