今月の乳癌術後症例検討会から、進め方を変えてリニューアルしました。
この会を中心となって引っぱってくれているE技師さんが、”4年経過してマンネリ化して来ているような気がするから今後の運営の仕方を検討したい”と先月申し出があって、とりあえず今回から少し変えてみました。
①あらかじめ掲示しておく資料は、今までMMGだけだったが、今回からUSも加えた。
②所見を書き込める解答用紙を容易しておき、スライドが始まる前に自分なりの診断を書き込んでおいてもらうことにした。
①については迷うところではあります。US写真を提示してしまうと、所見がどこにあるのかだいたいわかってしまうので、MMGの読影が容易になってしまう可能性があるからです。一方で今までは超音波技師さんたちは、スライドで映してからエコー所見をいきなり読まなければならないため、じっくりと考える余裕がなかったという問題点が解決するメリットもあります。
②については、今までは当てられた時にシャウカステンまで戻って所見を読み直すという時間のロスがなくなるということと、あらかじめ所見を整理してから症例の提示を見るため、自分の診断の振り返りがしやすいというメリットがあります。
とりあえず今月は多少ばたばたしながらではありましたが、当てられてから所見を読むまでの時間が短縮され、会の進行はスムーズになりました。他院の技師さんたちにも参加していただいているので、これからも技師さんたちにアイデアを出してもらいながら、さらに魅力ある症例検討会にしていきたいと考えています。来月は懇親会も企画しています!
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