そんな大それた外来じゃないんですが…。
ただ、時々いろんなお国の患者さんが受診してくるんです。
アメリカはもちろん、中国、韓国、台湾、フィリピン、モンゴル、マリ、エジプト、イラン…。
英語くらい医者なら話せると、世間一般では思っているようですが、少なくとも私はまったくだめです。
専門用語の英語はわかりますが、日常会話が思い出せません。
あれこれ記憶をたどるより、身振り手振りと適当な英語の組み合わせで、ひたすらしのぎます。イスラム圏の方はそもそも英語を話せない人も多いんです。だいたいは通訳できる人が一緒だったり、外人さんが日本語ぺらぺらだったりでなんとかなるんですけどね。
でも、外来をすべて予約制にしてから、外人さんの突然の受診はなくなりました。どきどきしなくてすむのはいいんですが、少しさみしいです。
またそろそろ、おつきあいの長いアメリカ人の女性が来ます。彼女はほぼ日本語で通じるので楽しく会話しています。でも最近はちょっと精神的に参っているみたいです。もっと英語と精神科の勉強をしておけばよかった…。
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