NPO法人キャンサーネットジャパンと日本イーライリリー株式会社が発表した内容です(http://www.lilly.co.jp/pressrelease/news_2009_30.aspx)。
2010年に日本で開催されるがん関連学会で、希望する学会への参加助成として、学会登録費全額、ならびに交通費・宿泊費の一部を助成し、各学会開催前および会期中を通じ、学会参加の具体的支援をおこなう、というものです。
今までも、乳癌学会や乳癌検診学会に顔見知りの患者さんが参加していたのを見かけたことがあります。今回、このような助成ができたということは、それでなくても高額の治療費に悩まされている患者さんたちにとっては大きな恩恵だと思います。このブログを見てくださっている患者さんで、学会でどんなことを討論しているかに興味をお持ちの方は是非この制度を利用されると良いと思います。
最近の学会は難しいことばかりではなく、けっこう身近な問題も討論されます。
来年の乳癌学会は札幌です。是非初夏の札幌にいらしてください!
2 件のコメント:
来年の学会は札幌ですか!
先日の検診学会は公開シンポジウムとカフェにしか参加できませんでしたが、
来年は本編に参加して勉強したいです。
学会自体もっと一般の方にもOPENになっていくと啓蒙活動と知識の普及になると思うんですが…
このシステム普及してほしいですね!
>itomakiさん
そうですね。いちおう学会は参加費さえ払えば、だれでも入場できるのですが、けっこう高いですからね。それに、一般向けの市民公開講座はありますが、通常の演題は少し患者さんには難しいかもしれません。もう少し、一般参加でも勉強になるようなセッションがあっても良いかもしれませんね。
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