2011年6月21日火曜日

乳がん検診の結果が「要精検」だった場合④〜微細石灰化

石灰化というのは、何らかの原因でカルシウムが沈着したものを言います。石灰化には良性の石灰化と悪性の石灰化があり、良性の石灰化が悪性に変わるということはありません。ただ、初期の悪性石灰化は良性の石灰化と区別がつかないことはあります。ですから、前回のマンモグラフィとの比較が非常に有用な場合があります。

一目見て良性と判断できる石灰化には、動脈硬化、嚢胞の石灰化、古い線維腺腫の石灰化などがあります(カテゴリー1または2)。

問題は良性か悪性化の鑑別が必要な石灰化です。これをカテゴリー2(良性)から5(悪性)までにカテゴリー分類するのですが、これは2つの要素を組み合わせて判断します。

1つ目は、石灰化一つ一つの形状です。微小円形→淡く不明瞭→多形性(ガラスを割ったかけらのような形)→微細線状・微細分枝状(木の枝のような形状)の順で悪性の比率が高くなります。

2つ目は石灰化の分布です。びまん性・領域性(乳管の走行=腺葉に一致しないぱらぱらとした分布)→集簇性(狭い範囲に集まっている)→線状・区域性(乳管の走行=腺葉に一致した分布)の順で悪性の可能性が高くなります。

例えば、微小円形の石灰化が、びまん性にあればカテゴリー2、集簇性にあればカテゴリー3、微細分枝状の石灰化が区域性にあればカテゴリー5、のように判定します。

カテゴリー5と判定された場合は、がんである可能性が非常に高いと考えます。カテゴリー4(例えば多形性、集簇)の場合は、がんの可能性が30-50%と言われています。カテゴリー3の場合は、良性の可能性が高いですが、5-10%くらいがんの可能性もあります。カテゴリー3以上は「要精検」となります。

基本的な判断基準は上に書いた通りですが、時に紛らわしい場合があります。以下に例を挙げます。

・線維腺腫の石灰化…石灰化ができ始めの時は、多形性・集簇性に見える場合があります(やや丸みを帯びているのでわかることが多いですが時に迷う場合があります)。
・温存術後に見られる異栄養性石灰化…時間がたつと大きな石灰化になっていくので良性とわかりますが、やはりでき始めの時には局所再発ではないかと心配する場合があります。
・MLT(mucosele-like tumor)の石灰化…少し変わった形をしているため悪性に見える場合があります。
・悪性の場合でも、微小円形石灰化で数が少ない場合は、カテゴリー3以上に取れない場合があります。経過を追うことによって数が増え、要精検となる場合がたまにあります。以前、研修でお世話になった病院で、3年以上経過を追って、石灰化が少し増えたのでマンモトーム生検をしたら非浸潤がんだった症例もありました。微小円形の石灰化(分泌型)はがんでも見られますが、多形性や微細分枝状の石灰化(壊死型)と異なり、進行がゆっくりなことが多いので、強く悪性を疑わない場合には、カテゴリー3でもマンモトーム生検までしないで経過をみる場合もあります。

患者さんの中には、検診で「微細石灰化」という結果が届いただけで「がんなんだ…」と思い込んで受診される方もいらっしゃいます。実際はカテゴリー3での「要精検」のケースが多いですので微細石灰化=がんではありません。微細石灰化で「要精検」となった場合は、通常、まず超音波検査で病変が見えるか確認します。見えれば細胞診、または組織診を行ないます。MRも診断の補助になりますので、超音波検査で見えない場合には特に判断のためには有用です。これらの検査結果を踏まえた上で、経過観察にするか、ステレオガイドのマンモトーム生検まで行なうかを判断します。超音波検査やMRで病変が確認できないような乳がんは一般的に進行が遅いおとなしいタイプですので経過観察も選択肢に入ります。慌てずに順序を追って検査を受けるようにして下さい。

*ご質問をされる前にhttp://hidechin-breastlifecare.blogspot.jp/2013/10/blog-post.htmlをご覧下さい。

191 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

3年以上経過を追って、石灰化が少し増えたのでマンモトーム生検をしたら非浸潤がんだった症例もありました。

突然の書き込みお許しください。
この先生のご経験を読ませていただき
ショックをうけています、私は3年半前に初めてマンモグラフィをうけ集簇性石灰化が6個あるといわれ半年ごとの経過観察をしています。
半年ごとのマンモでは集簇性石灰化が5個だったり3個だったり4個だったりしましたが
この2年間はいつも6個で変化なしで安心していました。
ところがこのたび新しい病院でマンモをとったところ集簇性石灰化が8個になっていました。
もう心配で心配でおかしくなりそうです
2年間6個のまま変化がなかったのでもう心配ないと思っていたのですが・・・
先生が書かれている3年後に癌が見つかった
かたは何歳くらいで集簇性石灰化はいくつくらいあったのでしょうか?
現在65歳の私のは微細円形の集簇性石灰化です。エコーは異常なしです。
カテゴリーは3と言われています・
お返事書き込んでいただければ嬉しいですが・・よろしくお願いいたします。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
はじめまして。
まずは落ち着いて下さい。石灰化が2個増えたから悪性というわけではありませんし(良性でも増えることはあります)、マンモグラフィの装置によって若干見え方が異なりますので淡くて見づらかった石灰化が明瞭に見えただけかもしれません。
なお私が経験した症例は、なにせ15年も前の話ですので詳細は覚えていません。
半年に1回経過をみているということは悪性を完全には否定できないからだと思います。しかし万が一悪性であったとしても慌てる必要がない状態だと判断していたので経過を見ていたのだと思いますよ(淡い石灰化だけの非浸潤がんは経過が非常に緩徐なことがあります)。
それでもどうしてもご心配でしたらステレオガイド下マンモトーム生検の適応があるかどうか主治医に御確認下さい。良性だと良いですね。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
追加です。
「3年以上経過を追って、石灰化が少し増えたのでマンモトーム生検をしたら非浸潤がんだった症例もありました。」
→この経験は、3年もたっているのに、転移しない「非浸潤がん」のままだったということを強調したくて書いたのです。最初に石灰化を指摘された時点からがんだったはずですが、このくらい経過をみて明らかな変化が出た時点で対処しても遅くなかった(もちろん超音波検査でも腫瘤を作っていないかチェックしています)ということを述べているのです。3年たってから対処しても全然遅くはなかったのですよ?ちなみに増えた石灰化の数は2個や3個ではなく、もっと多かったはずです。

匿名 さんのコメント...

こんな時間に書き込みしましたのに、早速お返事いただきありがとうございます
心配性の私なので主治医の先生にしつこく聞くのでマンモは進められました
ただ私の集簇性石灰化の場所が胸壁のそばなのでやりにくいといわれました
小学生並みのぺちゃぱいですし・・

気がちいさく結果を聞くのが怖くてマンモとエコーのみで平成20年1月から半年ごとの
経過観察となっていました。
大学病院の乳腺外科でマンモをしていましたがその病院の分院が近くにでき、主治医が転院になり私も
ついてきました、前の病院のマンモ画像も新病院のマンモ画像も、同じモニターで拡大して見せて
いただきました。
増えている2個は少し薄いけど丸かったです。

1年前は「もう1年位1回でいいかも」と先生もおっしゃっていましたが転院の関係で半年ごとなりました
3月には前の病院で6個しかなった集簇性石灰化が10月の今度の病院のマンモでは8個になっていました
もうこの年ではホルモンも出ないし乳腺症にもならないし、と私がいうと先生は 卵巣以外でもホルモンは
作られるとおっしゃいました、私が「でも同じ場所にまた集簇性石灰化がふえますか」ときくと
お返事がありませんでした。
それ以上聞けなくて、そのうちマンモトームを予約しようと思いますが、心配で毎日検索して
このサイトにたどり着き全部読ませていただいてます

ホルモンがでないのに同じ場所に集簇性石灰化が増えることはあるのでしょうか?
がん以外であるのでしょうか?
すみません、またお時間のある時にお返事よろしくお願いいたします
深夜にお返事いただき感謝の気持ちでいっぱいです
未婚で未出産の一人ぐらしで毎日気がおかしくなりそうです、美しつけな書きこみお許しください
ありがとうございました。

匿名 さんのコメント...

2つ目のお返事、今私の書き込みしてから気が付きました
ありがとうございます。
とにかく心配症で待てない私なのです
マンモトームを決心します。
でも結果を聞くまでがまた不安の塊です

もう癌の可能性はほとんどないとおもって
いただけに今回の2個増加はショックだったもので取り乱してご迷惑もかえりみず書き込みした次第です。本当にすみませんでした。
おやすみなさい。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
微細石灰化ががんであった場合、閉経後で増えるかどうかということですが、簡単に説明します。
まず、乳がんには女性ホルモンに影響を受けるタイプと受けないタイプがあります。受けないタイプであれば閉経後でも関係ありません。もう一つは、閉経後で卵巣機能が停止しても主治医の先生がおっしゃったように女性ホルモンは脂肪で作られるのです(微量の男性ホルモンからアロマターゼという酵素で女性ホルモンに変換されます)。また、がんの近くではアロマターゼが増加するといわれており、がん細胞自身で自分が増殖しやすい環境を作るのだと推測されています。ですから血中の女性ホルモンが低値でもがんの周囲では高い女性ホルモン濃度になり増殖しやすくなると考えられています。実際、閉経前より閉経後のほうが女性ホルモンに影響されるタイプの乳がんは多いのです。
ただ、先に書いたように良性の石灰化でも増えることはありますし、撮影機器が違えば同じモニターで見ても画質は異なる可能性があります。
主治医の先生とよくご相談の上でマンモトーム生検の適応について判断してもらって下さい。

匿名 さんのコメント...

お忙しいのに、お返事ありがとうございます
集簇性石灰化の増えた原因が乳腺症か? 癌の進行か?気になりました
 
乳腺症となるとホルモンがないのに乳腺症になるのか
またしかもいままでの集簇性石灰化と同じ場所にできるのかと疑問に思いました・・・
ホルモンの件はよくわかりました
ありがとうございます。

癌もホルモンが増えてくると増殖するんですね、
数が増えたのは癌が進行してきた以外にはないと思えてきました。

脂肪でがんが増殖されるとしたら、思いあたります、私はこの1年で2キロも太ってしまいました
それで癌が増えてきた可能性が高いですね・・・

2年間も進行しなかった癌が太ったために増殖し始めたということかもしれないですね

私は1年半~2年も変化のない集簇性石灰化はもう95%癌ではないと思い込んでいたので
3年後にがんが見つかったお話を聞いてショックでしたが、私もそれに当てはまるかもしれません

マンモグラフィ機械が新しいのでいままで映らなかったのが映ったという希望も少しはもって
検査を申し込みます

何度もありがとうございました。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
「癌もホルモンが増えてくると増殖するんですね、
数が増えたのは癌が進行してきた以外にはないと思えてきました。」
→そうは言っていませんよ?もちろんがんの可能性はありますが、良性でも増えることがありますし、正直言って2個は明らかに増えたと言えない場合もあります。何度も書きますが撮影条件による誤差の範囲という場合もありますし。
でも匿名さんの場合は不安が強いようですのでマンモトームで安心できるように確定診断してもらう方が良いかもしれないというのが私の意見です。
まずはいたずらに不安がらずにきちんと主治医にご相談なさって下さい。それではお大事に。

匿名 さんのコメント...

すみません、私は肥満と癌のことは少しは聞いたことがありますのですが、高齢の母親が亡くなったあと2年で3キロは太ってしまいました、現在155センチで62キロあります。
でも平成20年の集簇性石灰化が癌の可能性が低いとおもっていため油断してしまいました、でもそのために癌が増殖したとしたら発見に役にたったといえるかもしれません
なんでも悪いほうへ悪いほうへ考えてしまう
性格で申し訳ありません
お忙しい中を何度もありがとうございました。反省しています。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
良い結果であることをお祈りしています。
それでは。

匿名 さんのコメント...

昨日今日とありがとうございました
いい報告ができることを祈って
終わらせていただきます
ご迷惑おかけしました。

匿名 さんのコメント...

先生 お疲れ様です
乳癌学会総会のご参加でお疲れのところ申し訳ありませんが、もう1件だけ
ご意見をお聞かせいただけないでしょうか?すみません。
あれから決心してマンモトームを申し込み本日行ってきました。
検査はすごく楽でした。ただ気になることが一つ・・
先日は集簇性石灰化が8個マンモフラフィに映っているのは私も確認したし、ほかには
みえませんでした
今日主治医の先生が実施されて補助の女医先生から出血を抑えていただいてるときに
「石灰化は8個全部採れたのですか?」ときくと女医先生は
「いいえ採れたのは2個か3個です、針がとどくところまでとりました」との事
そのご主治医はまだ検査があり、その補助の先生に採れた分の写真をみせていただいたら
「4個採れましたよ」とのこと。私が「じゃ8個のうち4個採れたのでしたら私の乳房にはあと4個残っているのですね?」ときくと先生は「いえ、まだ6個か場合によっては
8個のこっているかも」とのお返事でした。
ゆっくり説明も聞くひまなく「大じょうぶですよ」とにっこりして女医さんはおっしゃいましたが、それ以上追及して聞けずかえってきました。
混乱しています、4個とったのにまだ6~8個も残っている? 引き算が合わないのです。
そこで考えたのが、最後のマンモからたった2週間で8個がもっとふえたのか
それともひょっとしてマンモグラフィー画像に映らない集簇性石灰化もあるのか?と
いう疑問です。たしかにがんなら2週間のあいだに進行して増えたのかもしれませんが

もし過去の乳腺症の後遺症で集簇性石灰化ができていたとして、
マンモグラフイーの画像にずっと映らないような薄いものもあるのでしょうか?
先生にはそういったご経験はありませんか?

なんだか不安でご迷惑もかえりみずまた質問させていただきました
結果待ちの2週間がとても不安です・・
よろしくお願いいたします。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
何度かお書きしたように、撮影条件で見え方はかなり異なります。実際、通常のマンモグラフィで撮影したものをspotという撮影方法や拡大撮影をするともっと数多く見えることは普通のことです。ですから数個の数の差はまったく気にする必要はありませんし、ましてや2週間でがんの石灰化が急に増えることはありません。ちなみに切除してみるともっと数多くの小さな石灰化があるのも普通のことです。マンモグラフィに全ての石灰化が写っているわけではないのです。
ステレオガイド下マンモトーム生検の際に石灰化の位置に針を誘導する時はモニター画面ではかなり拡大しますから通常のマンモグラフィを撮影した時に明らかに視認できた数より多くてもまったく問題ありません。

もう生検もしたわけですのであれこれ悩むのはあまりメリットのあることではないと思いますよ。ちなみに集簇した石灰化のうちの数個採取できれば通常は確定診断できます。結果が良性であれば他の石灰化も良性、悪性であれば他も悪性と判断します。良性と言われた時にも残っている石灰化を心配されるのではないかと思いましたのであらかじめお話ししておきますね。
結果が良性であるようにお祈りしています。

匿名 さんのコメント...

hidechin先生 お疲れのとこを、
お返事本当にありがとうございました
まさか今夜お返事いただけるとは
思わなかったので感謝の気持ちで
いっぱいです。

先生のご説明よく理解でき、納得できました。
何度も何度も読み返しました。
胸に大きな石が詰まったようなこの
3日間でしたが、希望もわいてきました。

心配性の私の聞きたったことが、
先生のお返事の中に全部書いて
いただいてます。
hidechin先生のようなお医者様に
主治医になってもらえる患者は
幸せだなとつくづく感じました

おっしゃっていただいたように2週間
くよくよ考えず待とうと決心しました
また結果がどうあれ、この2週間
少しでも気がらくに過ごせそうです。
これ以上悪いほうへばっかり考えないで
過ごそうと決心いたしました。

お疲れのとこを誠にありがとうございました。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
ご理解いただけて良かったです。
それでは。

匿名 さんのコメント...

初めて投稿させて頂きます。
乳癌のステージ1と診断されて暫くは怖くて何も出来なかったのですが、最近やっと自分で検索したり調べる気持ちになれて
こちらに辿り着きました。

家族にも話せず一人で悩んでいます。
先生のご意見を伺えたらと藁をも掴む思いで居ります。

1センチ位のしこりの他に「こぼれ」と言う塊を作らない性質の癌も在ると言われました。
主治医の先生は
「たまたま見付かった小さな癌だけど、温存手術の難しいタイプの癌なんだ」と言われました。

こぼれと言われて正式な名前が解らなかったのですが、
調べている内に「微細な石灰化」の事だと思いました。

CTで星屑の様に見えるこのこぼれに針をさして細胞を採取し検査した所、
しこりと同じ悪性の物が取れて来たそうです。

今回、先生にお聞きしたいのは、
このタイプは温存が本当に難しいのでしょうか。

温存でしこりを取って放射線で死滅させる事が難しいのでしょうか。

私は未婚でこれから結婚もしたいと思っております。

出来れば手術の傷は小さく見た目のダメージが少ない手術を希望しているのですが、
主治医は「温存で手術して取り切れれば良いが取れなければその後すぐに全摘だよ」と言われました。
他に何か良い方法は無いでしょうか。

また、他の大学病院でも検査を受けたのですが、そちらの病院では「その様な心配はありません」と言われたのですが、
(そちらの病院には他院で診断された事は話しませんでした)
やはり細胞を取って悪性と診断されているので、大学病院の診断が間違えていると考えた方が良いのでしょうか。
(気持ち的には微細な石灰化が無いと言われる大学病院の診断を信じたいのですが。)

更に他の病院で調べてもらう事も考えましたが進行が進んでしまう事への心配や既に手術の日程も決まって居るので、どうしたら良いのか悩んでいます。

お忙しい中、恐縮ですが、何かご意見をお聞かせ頂けましたら幸いに存じます。

どうぞよろしくお願いいたします。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
はじめまして。とても悩んでおられるお気持ちは理解できます。ただ画像も見ていない状況で推測でお話しするのは限界があることをご理解下さい。
「こぼれ」という表現は一般的にはしませんが、おそらくがんの乳管内進展(またはこれに由来する娘結節)を意味しているのだと思います。この乳管内に広がるがんに石灰化が生じていればマンモグラフィ上の石灰化として認識できます。石灰化を伴わない場合でも超音波検査で拡張した乳管などの所見で疑われたり、MRで点状の染まりとして描出されることもあります。
いずれにしても何らかの画像検査で乳管内進展が疑われ、そこから採取した組織にがん細胞が証明できたのであれば少なくともそこまではがんが進展しているということなのだと思います(これが真実なら大学病院での診断はこの乳管内進展を疑わせる所見を描出できなかったまたは見落としていたということだと思います)。
問題はこれから先の判断です。乳管内進展があれば全て乳房温存術ができないわけではありません。ただし、乳管内進展を疑う範囲までは広く切除しなければなりませんので変形は強くなります。またそれでもがんが残ってしまう確率は高くなってしまいます。わずかな遺残であれば一定放射線治療で制御できますが、広範な遺残がある場合は局所再発率が高くなるため再手術(残存乳房全摘術)が必要になります。
乳房温存術の最大のメリットは整容性にあります。せっかく温存術を受けても著しい変形をきたすようであれば(しかも遺残があって電子線治療を追加するとさらに整容性が低下します)この手術のメリットは消えてしまいます。無理して温存するくらいなら、乳房全摘術のあとに乳房再建術を受けた方が満足度は高いのではないかと思います。
主治医の先生はそのあたりを考慮して乳房温存術ではなく乳房切除術をお勧めしたのだと思いますよ。
以上のことを主治医の先生にもう一度確認した上で判断してみてはいかがでしょうか?

匿名 さんのコメント...

お忙しい中、早々の返信有難うございました。

やはり最初から全摘を考えた方が美容的なことを考えると良いのでしょうか。

主治医の先生が言われたのは
「最初、温存で手術をして細胞を確認し3~4日後の結果を見て広がりがあれば、直ぐに全摘するよ」と言われました。

最初に見付かった1センチ程度の癌の傍に3つ星屑のような小さい白い塊。
MRの画像に写っていました。
(マンモグラフィーでは1センチの癌も星屑も写っていませんでした。)
「これは転移では無いんだ。乳管を伝ってこぼれたものなんだよ」と言われました。

全摘する場合、皮下乳腺全摘法と言うのがあるようですが、
最初に温存法で手術した後、3~4日後に再手術で全摘の場合、皮下乳腺全適法をする事も可能でしょうか。

(手術をする病院で皮下乳腺全適法が出来るのかは確認していません)

皮下乳腺全適法ならば外見でパッと見た感じ解らない全摘手術になるのでしたら
その手術をしたいと思うのです。

通常、温存手術で傷が解らない程度の手術と言うのは乳房のどの位を切除するのでしょうか。

私の場合、左胸の脇側、時計で9時の場所に1センチの癌がありその周辺の星屑と一緒に切除することになります。
超音波で見ながら星屑を見ながら手術をすると仰っていました。

最初から全摘にするか、一旦、温存で手術をしてから、最悪の場合は全摘にするのかに依って
整容性に変わりはあるのでしょうか

再発の可能性が極力無い手術が第一希望ではありますが、
出来るだけ現在の見栄えや傷の少ない方法を希望したいので、もう一度アドバイスを頂けましたらと存じます。

手術が終わって目が覚めた段階で乳房が無くなっていて気が狂う夢を最近よく見ます。

全摘する場合はその段階で再建手術もして上記のような精神的なショックを受けない様にしたいのですが、温存手術をする前にどちらかを選択しないと最良の状況は望めないのでしょうか。

どうかよろしくお願いいたします。

匿名 さんのコメント...

度々申し訳ございません。

再建の件で追加で質問させてください。
先ほど、全摘の場合はその場で再建を考えている旨を記載いたしましたが、
先生のブログに登場されているE先生の様に専門で再建されている先生に再建して頂く方が美しく再建できるのでしょうか?

私の病院では同時再建手術もしているのですが、焦ってその病院でするよりも美容外科の様な美を追求している病院や再建に力を入れているような病院で改めてした方が良いのでしょうか?

主治医はどこかの脂肪を持って来て再建すると仰っていました。
こちらは保険対応だが、シリコンを入れる場合は保険が利かないんだよとも仰っていましたが、シリコンより自分の脂肪を使ったほうが色々な面で良いのですよね?

あまりシリコンは考えていませんが、
体の他の部分にも傷が出来てしまう事には少々抵抗も感じます。

色々と申し訳ございません。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
”全摘する場合、皮下乳腺全摘法と言うのがあるようですが、最初に温存法で手術した後、3~4日後に再手術で全摘の場合、皮下乳腺全摘法をする事も可能でしょうか。”
→一般的には再手術で皮下乳腺全摘をするケースは稀だと思います。皮下乳腺全摘は通常、同時に乳房再建も行ないますので、この術式を考慮する患者さんは最初から選択することが多いからです。乳房温存術のあとで再手術が必要になったということは乳管内進展が高度に見られたということですので乳頭を温存する皮下乳腺全摘が適応になるかどうかはなんとも言えません。また断端陽性になった場所によっては皮膚を切除したほうが安全な場合もあります。

”皮下乳腺全摘法ならば外見でパッと見た感じ解らない全摘手術になるのでしたらその手術をしたいと思うのです。”
→乳房再建を同時に行なわない皮下乳腺全摘術は匿名さんが想像しているより美容的には劣ります。かなりの左右差を生じるのです(乳房のサイズにもよりますが乳頭の高さが著しく違ってしまいます)。また、二期的再建を考える場合はかえって乳頭乳輪を残さない方がきれいになると形成外科の先生はおっしゃっています。へたに位置のずれた乳頭乳輪が残っていると、再建時に高さの調節がうまくいかないそうです。ですから二期的再建を考えるのでしたら皮下乳腺全摘にこだわる必要はありません。

”通常、温存手術で傷が解らない程度の手術と言うのは乳房のどの位を切除するのでしょうか。”
→どういう意味なのか判断がつきませんのでお答えしかねます。傷は同じ切除量、皮膚切開でもわかると言えばわかりますし、わからないくらいだと言えばわからないくらいです。これは患者さんの感覚と医師の感覚でも異なる可能性がありますのでなんとも言えません。

”私の場合、左胸の脇側、時計で9時の場所に1センチの癌がありその周辺の星屑と一緒に切除することになります。超音波で見ながら星屑を見ながら手術をすると仰っていました。”
→左で脇側なら9時ではなく3時ですよね?
その星屑のようにMRで写っていたものが主病巣のどちらにどのくらい離れてあるのかによって切除量が変わります。乳頭方向に一直線に近い状態で存在しているなら乳頭直下までの扇状部分切除術で整容性を保った状態で完全切除できる可能性はあります。もし乳頭方向と直交した方向にばらけて存在している場合は切除角が広くなり変形が強くなりやすいです(このあたりは文章のみでの詳細な説明は難しいです)。
ちなみに乳房温存術の場合、病変があると思われる部分から最低1cm(施設によっては2cm)は離して切除します。これは顕微鏡的にがんの広がりから切離断端が最低5㎜離れていなければ完全切除とは見なされないからです。

”最初から全摘にするか、一旦、温存で手術をしてから、最悪の場合は全摘にするのかに依って整容性に変わりはあるのでしょうか”
→皮下乳腺全摘ではなく通常の乳房切除術であればほとんど変わらないと思います。ただし最初の手術の皮膚切開方向を配慮していなければ再手術の時に困ることがあります(通常、配慮するはずなのですが…)。外側にあるがんなら放射状切開(乳頭とがんを結ぶ方向)にすれば再手術で困ることはありませんが、大きな弧状切開(乳輪外縁に平行な切開…放射状切開と直交)の場合は再手術で皮膚を寄せにくくなる可能性はあります。

”全摘する場合はその段階で再建手術もして上記のような精神的なショックを受けない様にしたいのですが、温存手術をする前にどちらかを選択しないと最良の状況は望めないのでしょうか。”
→もし同時再建するのであれば皮下乳腺全摘術+インプラント挿入という方法が主流ですが、インプラント(シリコンなど)は保険適応外ですので、全ての費用が原則的には保険適応外になると思います(医師にご確認下さい)。自家組織を用いた同時再建なら保険適応ですが、一期的手術だとかなり時間を要し、侵襲も大きくなります。また、再建に慣れた形成外科医または乳腺外科医がいる施設でなければ不可能です。

繰り返しますが、匿名さんの画像を見ているわけではありませんので私のコメントは参考程度にして下さい。ここで質問された内容、特に同時再建などのお話については、施設によって多少考え方や方法が異なる場合もありますので主治医からきちんと説明を受けることをお勧めします。その上で最良と思われる方法を選択して下さい。

先日アップした記事にも書きましたが、私の患者さんたちは二期的再建を受けていますがみなさん満足されています。二期的再建も悪い方法ではないということも覚えておいて下さいね。それではお大事に!

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
同時に投稿してしまったようですね。
私は匿名さんの病院が再建にどのくらい経験があるのかわかりません。また近くに信頼できる形成外科があるのかどうかについてもわかりません。
勇気がいるかもしれませんが、主治医に正直にそのあたりをお聞きになってみてはいかがでしょうか?申し訳ありませんがネット上でのこれ以上の判断は難しいです。ご了解下さい。

匿名 さんのコメント...

解りやすくご丁寧にお答え頂き有難うございます。
心より感謝しております。

日々次から次へと不安事が変わっていきます。

先生に画像を見て頂いて最良のアドバイスをして頂きたい気持ちで一杯です。


確か主治医は乳頭の方向にこぼれていると仰っていたと思います。
扇状に五分の二程度切り取ると仰っていました。
心の中では全摘にはなら無いだろうと信じているのですが・・・
(先生方は一応、最悪なケースも踏まえて説明される事が多いと思われるので。)


30代の方、60代の方の再建後の明るい表情のお話も読ませていただきました。
私も温泉好きなので、これからはもう行けないのかなと半ばあきらめておりますので、60代の女性の気持ちが良くわかります。

色々他のページなども見ながら引き続き参考にさせて頂きたいと存じます。

お忙しい中、ご丁寧にアドバイスして頂き気持ちが少し楽になりました。

もしかしたらまた書き込みしてしまうかも知れませんが・・・

取り急ぎ二日間お付き合い頂き誠に有難うございました。
心より感謝致しております。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
あまりお役に立てなくて申し訳ありません。
最良の決断、結果になりますことをお祈りしています。
それではお大事に!

匿名 さんのコメント...

こんばんは。

いえいえ・・・とても気持ちが楽になりました。
見ず知らずの私に・・・
しかも上手く状況をお伝えする事が出来ない中で、私の気持ちを考えながらご回答頂けた事に心より感謝しております。

先生に診て頂ける患者さんが羨ましく思いました。

有難うございました。

匿名 さんのコメント...

初めまして。
大変不安に思うことがあって投稿いたしました。

2年ほど前から右乳房に石灰化がみられるということで、5ヶ月に一度の割合で検診に通っています。
昨日マンモグラフィーとエコーの検査を受けたおりに、エコーでは石灰化自体確認できないが、マンモグラフィーでは以前からある石灰化が大きくなっているのがわかるので、5ヶ月後にまたマンモグラフィーを取らせて欲しいと言われました。
石灰化が大きくなるというのは悪性であるということなのでしょうか。それとも良性の場合でも大きくなるということがあるのでしょうか。
また5ヶ月待ってマンモトームではなくマンモグラフィーを受けるというのは適切でしょうか。

お忙しいところ本当に申し訳ありませんが、先生のご意見を伺えたらと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
はじめまして。
実際にマンモグラフィを見ているわけではないので一般論としてお答えいたします。
石灰化の一つ一つが大きくなることは悪性を示唆する所見ではありません。むしろはっきり大きくなった場合は良性のことが多いのです。代表的なのが線維腺腫の石灰化です。線維腺腫に石灰化ができた初期の頃はがんの石灰化のように見える場合があります。経過を見ているうちに小さな石灰化がくっついて粗大なポップコーン様になったら明らかに良性であると断定できるようになるのです。
ただし壊死型(コメド型)の非浸潤がんで見られる石灰化の場合はかけら状の石灰化が枝のように延びて大きく(長く)なることがあります。このような形態で”大きく”なる場合は悪性を示唆する所見です。
ですから大きくなったというだけでは判断できません。実際に主治医の先生にどのような原因による石灰化が疑われるのか確認した方が良いと思います。
個人的には5ヶ月ごとにマンモグラフィを撮らなければならないほど気になる石灰化なのであれば一度マンモトーム生検をしてみた方が良いのではないかと思います。
取り急ぎ以上です。お大事に!

匿名 さんのコメント...

丁寧な説明をいただきましてありがとうございました。
石灰化が”大きくなる”という意味がよく分かりました。
主治医の先生に石灰化の原因を聞いた後、マンモトーム生検のことも相談してみようと思います。
本当にありがとうございました。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
そうですね。それが良いと思います。
先ほどのコメントに付け加えると悪性の石灰化の場合、一つ一つが大きくなるといういうより数が増えることで疑うことが多いのです。大きくなったから悪性、とはあまり考えません。
それでは。

心配性 さんのコメント...

Hidechin先生こんばんは 私はこの28番の匿名さんで書きこませていただいた者です、去年は丁寧なご回答を何度もいただき本当にありがとうございました。
おかげさまで2週間後に良性と結果を頂き安心し先生に結果をご報告したほうが
いいかと思いましたが、他の方がいろいろ深刻な相談をされている中こんな
喜びの書き込みを入れて良いものかと迷いやめておきました。
ところがまた不安ができご迷惑もかえりみず書き込みさせていただきました。
実は良性結果の5か月後の今日、経過観察のマンモグラフィと超音波検査してきました
マンモトームまでは今までの主治医のY先生したが、結果聞く時から例の女医の
K先生に変わりました、その先生はマンモトームの時から私の集簇性石灰化は
たくさんあるとおっしゃっていました、しかしマンモトームの時は拡大するしということで
Hidechin先生にも普通のマンモグラフィで見えた数より多くても不思議ではない
という説明を頂き納得できて安心したのですが。
今日の検査は通常のマンモグラフィなのですが、K先生はやはり集簇性石灰化の
同じ場所にたくさんあります、とのことでした。
マンモの画像は去年の10月のY先生はその部分を拡大してみせて下さり私も
いっしょに数えて8個はっきり確認できました、今日のK先生のマンモは
あまり拡大してくださらないし、とにかくたくさんありますというだけ
いくつあるのですかといっても「うーーん」というだけでは教えてくれません
とにかくふえてきてはいますよというだけです。
20個か30個あるんですか?ときくと「うーーん30個もないとおもうけどぉ~」と
おしゃいました。
増えた原因をしつこくきくと「今まで淡かったのが濃くなってきたのかな~」という
感じです。
私の年齢ではもう乳腺症の集簇性石灰化ではないとはおっしゃいました
かといって4個が良性だったので他も良性でしょうということです
でも「また新しく石灰化が増えたり形が変わってくるとかしたらまたマンモトームかな?」
とのことです。
またこの部分の集簇性石灰化は、癌でなくても乳腺症の後でもなく増えてくることもある
のですか?と質問すると「そうですね」という返事だけ。
とにかくこんないいかたは失礼なのですがY先生と違ってすべてが曖昧なおっしゃりかたで患者としては意味がわからず不安のかたまりです・。
しかもまた半年後に経過観察となしました
私の想定では集簇性石灰化の一部分が良性であればもうこの集簇性石灰化の部分は
安心で一応半年後に検査して、あとはもう一般の人と同じ毎年1回の検査でいいのかと
思っていました。
なんかすっきりしないまま帰宅しましたがとても心配になってきて・・・
そこでHidechin先生のご意見をお聞きしたいのですが
私のこの年(65歳)で集簇性石灰化の部分ががんではないのに数が増える原因は
何でしょうか?
10月に8個だったのに同じ病院の同じマンモグラフィで数が20個もにもうつるのが
不思議でたまりません。
それと集簇性石灰化が20個もあるとしたらマンモトームでたった4個しか採取ししてない
結果が良性でもこの部分が全部良性というのは信じられますでしょうか?
20数個ある中たった4個でもです・・
最初のY先生に診察してもらたいけれど上の先生なので多分私みたいな良性結果の出た者は若いK先生の担当になったとおもうのでY先生に聞きたいというのもK先生に失礼だし
いっそ病院を変わる事も考えましたがマンモトームも傷もまだ残ってるし・・
勝手には転院しにくいし、かといってあと半年不安のかたまりで暮らすのも耐えられないし
私の過剰な心配性はわかってもいるのですが・・
どうしたらいいのかわからないです、先生のご意見をぜひお聞かせいただけたらと
おもいました、本当に申し訳ありませんがお手すきの時で結構ですので
よろしくお願いいたします、急がないですから・・

hidechin さんのコメント...

>心配症さん
ご心配になるお気持ちはよく理解できます。ただ実際にマンモグラフィを見ていない私がアドバイスできるのには限界があります。ご質問に対してある程度お答えすることはできますが、それが間違った判断を招くこともありうるのです。

例えば「集簇性石灰化が20個もあるとしたらマンモトームでたった4個しか採取ししてない」と書いてありますが、通常集簇した石灰化が多数ある場合、全部を取って調べるなどということはしません。そのうちのいくつか(4個も取れば普通は十分です)を採取できて良性であれば残りも良性と考えるのが普通です。

また、「私のこの年(65歳)で集簇性石灰化の部分ががんではないのに数が増える原因は何でしょうか?」という問いに対しては、例えば線維腺腫やMucocele-like-tumorなどの石灰化では起こりえますし、乳腺症でも起こりうると思います(乳腺症自体は閉経後に軽快していきますが、分泌型の石灰化は時間とともに増える可能性がないとは言えませんし嚢胞の石灰化も年齢とともに増加します)。

以上のような可能性についてはお話しできますが、それで悪性の可能性を完全に否定できるわけではありません(4個以外の石灰化の中に悪性の石灰化が混入している稀な可能性や前回のマンモトームの病理診断の誤りなど)。その可能性がどのくらいあるのかは実際に見てみないとなんとも言えないのです。

もしご心配なのでしたらもう一度説明してもらうかセカンドオピニオンを受けてみてはいかがでしょうか?

心配性 さんのコメント...

お返事ありがとうございます
マンモトームの検査後の結果報告の時はK先生も同じ事をおっしゃいました
4個が良性だからほかの分も同じ流れの中の石灰化だから良性ですと断言されました
安心しきって帰宅しました。
ただ今回は同じ狭い場所に20個以上もあったとしたらなんで4個しか取れなかった
んだろうと思った訳です、密集してるのだからもっととれるのではないかと・・・
8個よりは多いとはマンモトームの直後にも
聞いてはいたのですが
すこしの誤差は心配してなかったのです。
でも同じ範囲に20個以上もあるような口ぶりで言われ動揺してしまいました。

でも、そのことより数をはっきり教えていただけないことが気になったのと
今回検査後半年目の経過観察を聞きにいき変化なければ今後はもう1年に1回の
検査でいいかと勝手に思い込んでいました。
それが良性だけど集簇性石灰化の数は増えてるとかいわれ又半年後にマンモ検査と
言われたので驚いたわけです、
それでK先生にしつこくきくと曖昧な返事しか返ってこず不安感を持った次第です

超音波検査では前にも言われていた乳管の拡張が両方に数か所ありました。
ただ反対側の右の脇寄りにのう胞が1個あると初めて聞きました、
でもそれは心配ないと言われてますMucocele-like・・・とかいうのは私には
何かわかりません読むこともできませんが、
乳腺症は思い当たります。

ほんとは今まで3年間見てもらっていてマンモトームの検査をしてくださった
Y先生から説明をお聞きしたいのですがK先生の手前そうもいかず、不満でした。
仕方ないので半年後の経過観察を少し早めて予約変更して、もういちどマンモ画像を
みながらK先生に聞き逃したことなど聞いてこようと思います

セカンドオピニオンはHidechin先生の書かれているセカンドオピニオンについての説明内容を読ませていただき
今の状態ではちょっと無理みたいです
画像や資料を貸して下さいとはいいにくいです、費用はいくらかかっても平気ですが
やはりセカンドオピニオンを受けたいとは言えません
だまって他の病院へ変わるしかないので、それは次回の検査でのK先生の説明を聞いて
納得できなければ考えようと思います。
お答えしにくい質問に丁寧に書いて頂き本当にありがとうございました。
心より感謝致します。

hidechin さんのコメント...

>心配性さん
そうですか。納得いく説明を受けれたら良いですね。
お大事に。

flower さんのコメント...

こんにちわ、アドバイスをいただきたく投稿します。よろしくお願い致します。
 マンモグラフィー検査を今回2度目に受けてきました。一度目に、石灰化が見つかり要経過観察という事で半年後に来るようにとの指示でした。いつ行くべきか悩みながら結局2年を経過したところで行ってきました。

 写真を撮り終わり診察室に呼ばれ、先生はパソコン画面を眺めておられました。私は用意していたデジカメでマンモ画像を撮っておりました。先生は面食らったようで、そんな心配症の人は医大を紹介しますから行って検査を受けて下さい、というのが最初の言葉でした。
 おそらく気分を害させたのでしょう、こちらも戸惑いましたが、超音波検査をしながらじっくり考えておられるようでした。医大に行けという指示は変わることなく、画像説明もされず、先生としては判断に迷うところだから、という事のようでした。

 私としては心配性で来ているのではなく、経過観察が必要とのことなのでいやいやながらに来ている事でもあり、費用も身体的負担もかかる検査など、必要でない限り受けたくもないものです。ましてや紹介の医大は車で2時間以上もかかるところであり、紹介状を書いたと渡されたのですが、本当に必要なんですかと、迷います。
 前回の先生の画像診断の時にも、早口でチャッチャッっと説明されるだけで、結局家に帰ってみたら断片的に覚えている先生の言葉が"シンジュ"という言葉で、ネットで調べた結果、石灰化とか浸潤性とかいう概念が少し理解できました。
 紹介状には、当科でF/U中ですが、石灰化のパターンは著変ありませんが分泌型多形成の石灰化ですので一度精査が必要と考えます。とあります。
 私としては緊急性のない検査はストレスになるばかりだし、どうしようかと思っています。先生の判断をどう理解するべきでしょうか?

flower さんのコメント...

スミマセン。もう少し情報がありました。

傷病名 左乳房微小石灰化
紹介目的 MMT実施
病状経過 患者さんはH21.11月の検診MMGにてCta,3-4をP/Oその後当科でF/U中…と続きます。

お仕事が忙しい中、お答えのようで、恐れ入りますがよろしくお願い致します。

hidechin さんのコメント...

>flowerさん
はじめまして。
私もきっといきなりデジカメでマンモグラフィを撮影されたら面食らうと思いますよ(汗)。微細石灰化はデジカメで撮影してもほとんど診断には意味をなさないものですし、やはり医師に許可を得てから撮影した方が良かったのではないかと思います。また紹介状は封をしていなかったのですか?お気持ちはよくわかりますが封を開けるのはマナーに反しますし、受け取った医師も良い気持ちはしないと思いますのでご注意下さい(通常は封をしているはずですが、もし最初から封をしていなかったのでしたら申し訳ありません)。

さて本題ですが、医師の説明や対応は別として、その医師が精密検査が必要と判断したのでしたら私はきちんと受診すべきだと思います。なぜなら私自身がそのマンモグラフィを読影することができるわけではないからです。分泌型の多形性石灰化であれば、線維腺腫やMucocele-like tumorの石灰化などの良性も考えられますが、できはじめのころは非浸潤がんとの鑑別は難しいものです。マンモトーム生検の必要があるのかどうかを紹介先の医師の意見も聞いた上で判断した方が良いのではないかと思います。
少し厳しい書き方をしてしまったかもしれませんが、ご自分の希望的観測で判断せずにきちんと診断を受けたほうが安心できると私は思いますよ。良性であればいいですね。それではお大事に!

flower さんのコメント...

お答え有難うございました。
前回別の病で紹介状を持参した時、照会先の先生に紹介状の内容を質問されて、封をしてあったので分かりません、と答えたことを記憶しておりましたことと、検査を受けるかどうかの判断材料が自分には全くなかったので、誰かに相談するにも手がかりがなかったものですから…。紹介状も看護婦さんが封をする前にチラッと見せてくれただけで読みとることもできませんでしたので。やっぱりマズかったですか?

私は学生時代から体の不調が多かったのですが、思い悩んだ末一大決心をして病院に行っても何も見つからないままに返されることばかりで、正直、医師とはいい関係を持ったことがありません。(激痛で救急車搬送してもらっても点滴だけで返されるような人間です、余談ですが。その時は返されてから3時間後にさらなる激痛が襲い20分間病院にまた行くかどうか、唸りながら迷いました。結局家族の運転で病院に。血尿は確認されましたが、翌日の診療では何もナシ。)

ネット情報で生検の事は読んでいました。苦痛を伴うということですのでできれば避けたいものです。ただ、それで悪性ということであれば治療なり手術なりが始まるという事なのでしょうか。やはり、行くべきでしょうか。

2年経って大した変化がないのだからさらなる経過観察で、とはなりませんか。しつこくてスミマセン。

hidechin さんのコメント...

>flowerさん
紹介状の件についてはもう開けてしまったのですから仕方ないと思いますが、内容を見たいのであればあらかじめ許可を得て見せてもらうほうが良かったと思います(経過から特に隠すようなことは書いていないはずですので見られて困ることではないと思いますが、自分の書いた手紙を他人に見られるのと同様であまり気持ちの良いものではありませんよね?)。
生検についての恐怖感はよく理解できました。ただ昨日も書いたように、実際にマンモグラフィを見ていない私が経過観察で良いかどうかの判断をすることはできません。生検の恐怖感、2年間不変だから生検しなくても良いのではないかと思っていることを正直に紹介先の医師に伝えた上で最終判断をされたほうが良いと私は思いますよ。

flower さんのコメント...

有難うございました。

akoko さんのコメント...

はじめまして。
初めて書き込みさせて頂きます。宜しくお願いします。

66歳の母のことです。
50歳の時に、右の乳がんになり、乳房を全摘して完治しました。
また、60歳の時に、左側の乳がんになり、そのときは早期発見だったため全摘をせずに手術をし、完治しました。

それから半年に一度乳がんの検診を行っていました。

そして、昨日、石灰化があると診断されてしまいました。
カテゴリについては言われていませんが、
後日精査することになりました。
私も母も現在不安でなりません。

母曰く、細かい石灰化が多数マンモグラフィに写っていたとのことです。

悪性の石灰化だった場合でも、石灰化というのは早期発見とう見方で宜しいのでしょうか?

悪性の石灰化の場合、全摘すれば完治は可能なのでしょうか?

わからないことだらけで、今回書き込みをさせて頂きました。ご返信頂ければ幸いです。

hidechin さんのコメント...

>akokoさん
はじめまして。
悪性の石灰化だった場合の話ですが、石灰化=早期発見ではありません。石灰化を伴う進行した浸潤がんはいくらでもあります。検診などで石灰化のみで見つかるごく早期のがん(非浸潤がん)もありますので、これがよく話題にのぼりますから勘違いされているのだと思います。悪性の石灰化のみで見つかる非浸潤がんは、放置しておけばそのほとんどは浸潤がんになり、徐々に進行して行くのです。ただ悪性の石灰化の中にもゆっくり進行するタイプ(分泌型)と進行が速いタイプ(壊死型)がありますので、進行の程度はそれぞれ異なります。
お母様の場合、乳房温存術を施行したあとの乳腺内にできたということですので、もちろん乳がんの乳房内再発の可能性もありますが(もとの乳がんが石灰化を伴っていた場合は特に要注意です)、傷跡の組織内(肉芽)に良性の石灰が沈着する異栄養性石灰化というものもありますので担当医にご確認下さい。良性であればいいですね。お大事に。

akko さんのコメント...

返信ありがとうございます。

半年に一度の定期検診で、今までひっかかってこなかったので、その点では早期と判断してもいいのでしょうか。

また、マンモグラフィーをした結果、石灰化以外は見つかりませんでしたが、その場合でも、浸潤がんの可能性はあるのでしょうか?

ご返信頂ければ幸いです。

akoko さんのコメント...

上の書き込み、
akokoです。
記載ミスしました。

akoko さんのコメント...

追加ですみません。

昨日のマンモグラフィには、石灰化以外は写らなかったのですが、浸潤がんの場合は、マンモグラフィに写るのでしょうか?

写らなかったから、非浸潤がんの石灰化だけだと思ってもいいのでしょうか???

hidechin さんのコメント...

>akokoさん
浸潤がんなら必ずマンモグラフィに写るわけではありません。特に若い人や乳腺濃度が濃い人は浸潤がんでもわからない場合があります。ただ、もし超音波検査でも写っていなければ浸潤がんの可能性はかなり低くなります。
半年に一度検査をしていたら必ず非浸潤がんでは発見できるわけではありませんが(非浸潤がんの状態では発見困難なタイプもあります)、早期である可能性は高いと思います。
ただ、私は画像も見ていませんし、前回の手術の状況もわかりません。悪性かどうかもわからない状況でここで憶測をしていても意味がないと思います。まずはあわてずに結果を待って下さい。結果が出て、もし必要でしたらその時点で再度ご相談下さい。

akoko さんのコメント...

返信ありがとうございます。

憶測しても確かに無意味ですね。
すみません。

しかし、実際の所、超音波で雲がかったものがうつったみたいです。

不安ですが、生検の結果とMRIの結果を待ちたいと思います。

akoko さんのコメント...

もう1点だけ宜しいでしょうか。
何度も申し訳ございません。

検査結果を待つまでなんとも言えないのは承知の上ですが、
今までの情報で、どのような可能性が高いでしょうか?

何度もお答え辛い質問を申し訳ございません。

hidechin さんのコメント...

>akokoさん
繰り返しになりますが、検査結果を待って下さい。すみませんが私にはこれ以上お答えすることはできません。実際に診ていない私が良悪を推測することは無意味です。私が「良性の可能性が高い」と言えば良性という結果が出る確率が上がると思いますか?今までの情報で明確な良悪の診断などできるはずはないのです。もしそれができるなら生検やMRの必要はないですよね?
冷たいと思われるかもしれませんが結果は良性か悪性かのどちらかで、それはすでに決まっていることです。精密検査の予定もたっているのですから、今の段階で私が推測で良悪の可能性を論じることには意味はないのです。どうしても可能性をお聞きになりたいなら担当医にお聞きになってみて下さい。ある程度は答えてくれるかもしれません。
以上です。ご理解いただければ幸いです。

akoko さんのコメント...

本当におっしゃる通りです。

今気が動転していて、
どうなんだろうという気持ちが強すぎてました。

大人しく結果を待ちます。
どうか良性でありますように。

ご親切に色々とありがとうございました。

またなにかあったら相談させて下さい。

hidechin さんのコメント...

>akokoさん
ご理解いただけて良かったです。
良い結果であることを私もお祈りしています。
私がお答えできるご質問であればまたコメントして下さい。
それではお大事に!

心配性 さんのコメント...

Hidechin先生こんばんは、
以前は何度もご相談にのっていただきありがとうございます
またしつこく教えていただきたいことができ。あつかましく書き込みさせて
いただいています、私は最初は去年10月16日に匿名さんで書き込みさせて
いただき2回目は今年の3月12日に心配性で書き込みさせていただきました者です。
実は昨日また今までの病院で3か月目に早めていただいて検査してきました
Y先生とK先生との石灰化の数の診立てが違うので不安感のかたまりになって
いましたが昨日K先生も石灰化の数についてはなぜ個数を言えないかを説明して下さいました。
去年10月にY先生からはモニターではっきりと6個が2個増えて8個になっている
画像を見せられて私も自分の目で数得られ8個確認しました
ところが今年の3月にはk先生はたくさんあるというだけで数は教えてくださらなかったので心配性の私としましてはとても不安でしたが、その旨をくわしくK先生に話しましたら先生は、10月のマンモトームの前の画像と今回の画像とをならべて写して下さり
10月から石灰化は8個ではなくたくさんあったといわれました
「15個以上あるとおもうけど淡いし乳腺の陰になって映らない部分もあるので
何個あるということは言えないのですでも今回の画像と10月の画像とくらべて
全体の雰囲気が同じだから変化はないですよ」ということでした・・・
マンモトームで採取した4個はへってるとおもうけどそれがどれかはわからないとのこと
モニターに映してくれた画像はY先生の時は8個の部分を大きく拡大してはっきりと
石灰化が8個みえる画像でしたがk先生がみせてくれる画像は乳腺が白く光って私にはよく見分けられない画像でしたので、私は
「Y先生はもっと拡大して反転させてモニターに映してくださったので
私にもはっきり個数が数えられるくらいよく見えました」といいますと
K先生は「うーん、でも淡い集簇性石灰化がたくさんあるしあまり淡い石灰化は拡大するととんでしまうんですよ」といわれました。
そのとき私はなんとなく納得して帰ってきたのですが・・・
今になってY先生とK先生とどうして画像の写し方が違うのだろうと不思議になりました
Y先生の画像は乳腺はうつってなかったといっていいくらいに集簇した石灰化がくっきりと
8個みえました、ほかには何も見えませんでした、マンモグラフイの画像をモニターでうつすときこんなにも見え方がちがうものなのでしょうか、また拡大しすぎるとあまりにも淡い集簇性石灰化がとんでしまうという意味も今思うと意味が理解できないのです
いまの状態は大丈夫心配ないと何度も言われ帰宅しましたが
どうしてこう医師によって画像の見方が違うのか不思議でなりません
乳腺外科の画像診断も医師によって診断の違いがこんなにもあるのですか?
乳がんでないといわれたので余計なことを考えるのはおかしいとはおもうのですが
どうしても腑に落ちないのです
このサイトでそういったことを解説とかしていただけたら嬉しいのですが
あつかましいお願いで申し訳ありません
「拡大すると淡い集簇性石灰化がとんでしまう」という意味がわからないのです・
Y先生が拡大しえみせてくださったときは8個しかみえなかったけど
ほんとうは20個近くははあったようです、どこへ飛んでいってしまうのでしょうか?
10月のように拡大してマンモトームで4個採ってもらった場所をはっきりと見せて下さいというのは無理な要求なのでしょうか?
Y先生の画像は乳腺は目だたず、石灰化だけが丸く綺麗に見えたのですが・・
素人がこんなことまで知りたいとおもうのがいきずぎた考えなのでしょうか?
よろしくお願いいたします。いつもすみません。

hidechin さんのコメント...

>心配性さん
お久しぶりです。
う〜ん…あまり細かく石灰化の数を気にしすぎるのもどうかと思いますが…。そのあたりは実際にマンモグラフィを見ている医師の判断を信じるしかないのではないでしょうか?
通常、微細石灰化が集簇してある場合、「何個あるか」を全例で正確に数える医師はいないと思います。何十個もあることも多いですし、淡くてカウントすべきかどうか微妙な場合もあるからです。
マンモトームをしてそのうちの例えば1個が確認できて良性だった場合は他の石灰化も良性と判断するのが普通ですし、それでは不十分だと言うのなら全例石灰化を含む乳腺組織を全て切除しなければなりません。しかしそれではマンモトームの利点が失われてしまいます。
実際のところ石灰化の正確な数など肉眼ですべてわかるはずはないのですよ?小さくて淡いものも多いのですから…。ですから1個2個の差というより全体の印象で判断せざるを得ないのが実情ですし、通常それで問題は生じません。ましてやマンモトーム生検もしているわけですので明らかに増加していなければ経過観察で良いのではないかと思います。ちなみにマンモグラフィは挟み方で写り方も変わります。ですから実際の数が変化していなくても重なり具合によって多少増えたり減ったりしているように見える可能性はあります。
拡大しすぎると飛んで行くという件ですが、おそらくデジカメのズームと同じように、マンモグラフィのモニターもデジタルで拡大しすぎると淡い石灰化はぼやけてしまって周囲の乳腺とのコントラストが落ちてしまうため認識しにくくなる場合があるということだと思います。
心配症さんの細かい疑問については、きっとここで文章で書いてもうまく伝わらないような気がします。納得いくまでY先生とK先生にお聞きになるしかないのではないでしょうか?実際にそれらのマンモグラフィを見ていない私にはこれ以上は申し上げられません。

心配性 さんのコメント...

拡大しすぎると飛んで行くという件ですが、おそらくデジカメのズームと同じように、マンモグラフィのモニターもデジタルで拡大しすぎると淡い石灰化はぼやけてしまって周囲の乳腺とのコントラストが落ちてしまうため認識しにくくなる場合があるということだと思います。

hidechin先生ありがとうございます!!
上記の説明をいただけて納得できました。
やはりそうなんですね、私はK先生の言葉を
そのように理解してました、ところがその後友人に話すと友人は
「拡大すると画面からはみ出てとんでしまうという空減ると意味じゃないの?」というのです、でもそれなら淡いという限定された意味がなくなるのではないかと、濃い石灰化でもはみでたらと見えなくなるんじゃないかなと友人の意見に反対でした
でもそうなのかな・・?と不安になってhidechin先生にお尋ねしたかったのです・
やはり私が最初に感じた意味と同じだったので安心できました。
これでY先生がすごく大きく拡大してくてた場合に8個しか見えなかった理由も納得できました。Y先生の拡大は画面全部に8個だけうつっていたのでかなりの倍率でしてくださっていたみたいです。
K先生はは5倍程度に拡大してくださっていました。
良性と結果がでても何か疑問があると気になって仕方がない性格なもので半年後まで待てずhidechin先生のご意見をお聞きできればとおもって書き込みさせていただきました。
本当に心配性で申し訳ありませんでした、
ご迷惑をおかけしました
心よりお詫びいたします
お忙しい中誠にありがとうございました。

hidechin さんのコメント...

>心配性さん
納得できたならなによりです。
それではお大事に。

心配性 さんのコメント...

hidechin先生
はい、心の霧が晴れたように
すっきりとしました
これで安心して半年後の経過観察を
待つことができます。
いつもいつもお答えのしにくい
自分勝手な質問ばかりしますのに
やさしくお返事いただいてありがとう
ございます
感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

匿名 さんのコメント...

検索をしてたどり着きました。
突然の書き込み、ご容赦下さい。

集団検診でマンモグラフィーに石灰化が見つかり、成人病センターを紹介され検査をしました。

マンモグラフィー、エコーの結果、要経過観察で半年後に再度マンモグラフィーを受診するよう指導されたので、先月受診したところ半年前と変わらないけれどマンモトーム検査をすることになり、先週検査を受けてきました。
昨日結果をきいてきたのですが、良性だったので半年に一度検診に来て下さいとってもらいましたが不安で、「がんじゃないんですね」と聞くと100%がんじゃないとは言い切れないと言われました。

こちらの皆さんのように石灰化のレベル?とかどういう状態の石灰化なのか、マンモトームで調べたものがどういう状態だったのかなど何もわからないまま2分程で話が終わり、次の予約をして帰ってきてしまいました。

理解が進まないまま、良性と言われても、何がどういう風に良性なのかよくわかりませんでした。先生の前では殆ど話せなくて、付添の家族も良性だったんだからもういいじゃないかと言います。
大きな病院なので、大丈夫だと思うのですが自分自身はまだ不安です。

こんな患者っているんでしょうか
つまらない質問かもしれなくてすみません。
自分自身は何がどうなって今に至ったのか未だによくわかっていませんし、何をどう聞くべきだったのかも未だにわかりません…

こんな程度なのにお時間をとらせてしまってすみません。
不安で、先生のお話しが聞きたくて書き込みしました。ほんとうにすみません。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
はじめまして。
大きな病院尾乳腺外来は混んでいますのでゆっくりお話を聞けなかったのですね。不安になるお気持ちは理解できます。
まず、石灰化の”レベル”というのはありません。おそらく”カテゴリー”のことをおっしゃっているのだと思います。カテゴリーはマンモグラフィのガイドラインで記載されている、マンモグラフィ上、どの程度悪性が(もしくは良性が)疑わしいか、という程度を数値で表したものです。
カテゴリー1は正常、カテゴリー2は明らかな良性、カテゴリー3は良性を疑うが悪性も否定できない場合、カテゴリー4は悪性の疑い、カテゴリー5はまず悪性で間違いない、というような感じです。

ですからカテゴリーはあくまでもマンモグラフィでの推定診断です。仮にカテゴリー4と診断されても組織診が良性なら、最終診断は良性であり、マンモグラフィのカテゴリー4はその時点では関係なくなります。

ただし、それは確実に組織が採取できている場合の話です。例えば石灰化の場合は、採取できた石灰化を含む病変は良性であっても全ての石灰化を採取したわけではありませんので、採取していない石灰化の中にがんが紛れ込んでいる可能性は100%は否定できません。しかし全ての石灰化を調べるためには広範囲の乳腺を切除しなければならなくなり、マンモトームの利点がなくなってしまいますので現実的ではありません。実際問題としては、複数ある石灰化の一部を採取して良性の場合は、その周囲にある石灰化も同様のものと考えるのが普通であり、それで例外的な場合を除いては問題ありません。しかし、万が一を考えて担当医は半年後の再検査をお勧めしたのだと思います。

以上です。ご理解いただけましたでしょうか?

匿名 さんのコメント...


先生へ

金曜日に匿名で相談させて頂いたものです。
その日のうちにご回答くださったのに、お礼の書き込みができなくて申し訳ありませんでした。
石灰化のカテゴリーの説明もとてもわかりやすくて、でも細胞診の結果が良性であれば問題ないということもよく理解できました。本当に有難うございました。

今回のことは知らない方がいいから説明が一切なかったのだろうと思うことにしました
ただ、流れ作業にのって実験動物のように処置されていくのはなんだか自分で考えることを拒否されているように感じました

マンモトームも怖かったです
針を刺す箇所も、指導医がそんな角度じゃ肝心の場所が取れないとか、このネジは締めた?とか全部聞こえていましたし、場所を決める相談に奥の部屋から医師?らしき人たちが何人もぞろぞろ出てきて覗き込み、マンモグラフィーの撮影になったら一斉に部屋に戻り、終わったらまたまわりにぞろぞろ集まってくる、の繰り返しで、1時間半もの検査の間なんだかモルモットか何かになったように感じました(検査室の受付の人が母にちょっと長いですねって話をしていたそうなので、普通はもっと短いのですよね)

今度からそんな風に感じたくないので、時間がない中でも、患者として聞くべきこととか、どういう風に尋ねたらよいのか、お医者さんの立場の方から教えて頂けると嬉しいです。

偶々、学校の先生にしても弁護士さんにしても自分の職域に入られるのを嫌がる方々ばかり見てきたので、お医者さんもそうなんだろうなと思うとつい口ごもります。

どういう質問の仕方をすれば、先生方を不快にさせないで済むのでしょうか?
皆さんみたいに自分のことを普通に知ることができるのでしょうか…?

お医者さんにこんなことを訪ねてすみません。。。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
医師に限らず、人との付き合い方は難しいですよね。
なかなか良いアドバイスはできませんが、質問がある場合はあらかじめメモしておいて、診察の前に看護師さんに渡しておくと説明はスムーズに進みます。あとは医師とは言っても人間ですので最初から不信感をあらわにして話をされると気持ちの良いものではありません。まずは信頼してみる、その上で疑問や不安を正直に話してみる、それでも医師の対応が悪いようなら投書をして改善を促すか病院を変えてみるのも仕方ないと思います。

kayochan さんのコメント...

「チーム医療」のところで病院選びのアドバイスをいただいた者です。
あのときはマンモで微細石灰化を郵送の検診結果で指摘されたところで精密検査と手術をする病院選びだったのですが、近くの乳腺科にいったところ、新たにマンモをとり、「どこにも石灰化は認められません。異常なしです。」という結果でした。
前の検診センターも後の乳腺科も乳腺専門医とマンモ読影認定のいる施設でした。
違う判断に驚きです。でも、検診センターは読影認定の先生が当番でない場合もあるでしょうし、直接画像を拡大して見て説明してくださった先生を信じ、異常なしと受け止めることにしました。
マンモって難しいんですねえ。

hidechin さんのコメント...

>kayochanさん
とりあえず良かったですね。石灰化ではないものを石灰化と読んだのか、撮影装置内に汚れがあってそれが石灰化のように写ったのかはわかりませんが…。前医のマンモグラフィを見た上で石灰化はないということならたぶん問題はないのでしょうね。
これからもフォローは受けて下さいね。それでは。

まり さんのコメント...

こんにちは、はじめまして。
44歳、小学生の娘がいる者です。

超音波では異常なしでしたが、キラキラガラス片のように不定形に光る微小石灰化が右房外下側全体に見えて、マンモグラフィの結果通知の10/27午後に急遽マンモトーム生検を受け、11/4に0期の非浸潤がんと診断されました。11/28にMRI、最終診断は11/30で、その際に術方式も相談、ということになっています。

また、右房上部にも小さな同様の微細石灰化があり、MRIの結果を見て再度マンモトームを考える、とのことでした。

病院は1次も2次も再建はできないところですが、担当の先生は乳腺専門医でどんなに忙しくてもよく相談に乗ってくださる信頼の置ける方です。

先生の方針は、まず病理を全て取り去ること、最近人気の温存率が高い他のドクターなら「そんなに取らなくたって・・・」って思うぐらいしっかり取るけれど、1次的再建を望むならここでは出来ないから、紹介するよ、とおっしゃっていました。

また、MRIで非浸潤が浸潤に変わることも多々あるから、そこも考えに入れておいてね、と言われました。

夫は病状を軽めに考えているというか、これだけ温存が主流の世の中、1医師の判断だけでは決められない、そもそも非浸潤なんだからこのまま何もしないでも大丈夫なのでは、と思っているようです。何とか今のまま、メスを入れさせたくない気持ちは分かるのですが、セカンドオピニオン数人聞いてみたい気持ちを組み入れないと今後の夫婦関係にも影響がありそうな心配もあります。

前置きが長くなり、申し訳ありません。

お聞きしたいことは、

①どこかのサイトにマンモトーム生検をするとせっかく非浸潤で乳管内でおとなしくしていたガン組織が生検の傷からこぼれ落ちるので、40~60日以内に手術しないと浸潤化する、というのが本当なのでしょうか。

②先生がMRIで非浸潤が浸潤に切り替わることは①が原因だからなのか、マンモトームの非浸潤の判断は曖昧にならざるをえないのでしょうか。

③皮下全乳腺摘出を内視鏡で手術できる病院を見つけ、一応12/18に面談の予定を入れたのですが、先生もお書のように1次的再建が多いのか(私は自家組織かCALを使用して2次的再建を考えているんですが)、美的には全摘2次的再建が断然綺麗なのでしょうか(なかなかインターネット上の写真もマチマチでよくわからないんです)。

④皮下乳腺全摘出にも度合いがあると担当医がおっしゃっていて(マンモトーム結果の時に色々質問してしまったんです)、本当の皮膚だけ残すのか、皮膚の下の脂肪をある程度残すのかで、触感のやわらかさや内容物が透けたりしないか、病理的には皮膚に延びる柱?にもガンがいないとも限らないので、そこをどう考えるか、考えなければいけないというお話でした。
皮下乳腺全摘出をした際の、その後の検査はどうなりますか。2次的再建で自家組織細胞を利用した場合はマンモグラフィを受けることができますか。皮下乳腺全摘出後の局所再発は表面だから見つけやすい、という意見がネット上大半でしたが、皮下乳腺全摘出シリコン1次再建した方の「マンモが受けられなくなってもともと石灰化のガンだったのに超音波で局所再発の浸潤がんが見つかって、結局全摘、高いエキスパンダーやシリコンは3年だけで無駄に、再発のガンが悪いタイプの浸潤がんですごく後悔している」や「命と天秤にかけられるものなんてなかったはずなのに」の書き込みを見ると、子供も小さく、夫が今年で退職、私が今後も家計を支えていかなければならないこと等を考えると、全摘してしばらくして再建を考える、でいいのか、すごく悩んでいます。

⑤また、CAL(幹細胞)を使用して再建すると、脂肪の寿命が3年ぐらいのところ、血流が良くなって脂肪が生産されるので通常の脂肪注入とは全く違った効果がある、と施術のパンフには書いてありますが、とあるサイトで、幹細胞は再発を促す、との書き込みもあって、CALは全額自費で高額なので再建の選択肢に入れるべきか悩んでおります。

また、実母も19年前に55歳の時に乳がんで全摘しており、リンパ郭清をしたせいか、術後すごく辛そうにしていたことや、それ以来風呂場の鏡は外し、家族と入浴することもなく、温泉にも一切行かなくなったのを見てきているだけに、全摘したからこそ19年経った今は再発の心配もないことも、その代償も、実感として悩む原因になっています。

今の病院は先程も書かせていただきましたように「切るのはしっかり切る」けれど「再建は出来ない」ため再建まで視野に入れて病院探しをしなければならず、①の浸潤化へのタイムリミットが本当だとすると、次回の面談である程度決めなければ間に合いません。

今の担当の先生が、hidechin先生の微小石灰化を始めいろいろなご説明をされているのを読んで予習し、疑問点をお聞きした結果、主人に「あなたの奥様は話す内容や話し方、参考にするサイト選びどれをとってもしっかりとしているから、色んな選択肢の中で、どの扉を開けても後悔はしない選択をする方だと思うので見守ってあげてください」とおっしゃってくださいました。

でも、皮下乳腺全摘出を内視鏡で行う手術を行う病院は自宅から電車で4時間かかるほど遠く、子供の世話もできないまま2週間も離れて暮らせるのか、そこまでこだわるほど選択すべき術法なのか、でも一回切ってしまった胸は元には戻らず、後悔はしたくないので、ぐるぐる悩んでばかりいます。

何かご助言いただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。

hidechin さんのコメント...

>まりさん
はじめまして。
とりあえずご質問に可能な範囲でお答えします。

①マンモトーム生検をしたあとで手術をすると、その針穴の中にがん細胞が入り込んでいるように見えることがあります。これは播種と呼ばれるもので、もしその針穴を切除しなければあとで局所再発の原因になる可能性はありますが、切除してしまえば通常あまり問題はありません。非浸潤がんに対してマンモトームを行って針穴にがん細胞が残るとあたかも浸潤がんのように見える可能性がありますが、真の浸潤がんとは少し意味合いが違います。ただし時間がたって針穴で増殖し始めて血管やリンパ管に入り込むようになると転移の原因となります。それがどのくらいの時間なのかはわかりませんが、昔から生検後は1ヶ月以内に手術をすることを推奨していました。ただこれも安全を考えての期限なので正確なところは誰もわからないのです。ですからそのサイトに書いてあったことは間違っているとも正しいとも言えませんが、可能な限り早めに手術(または浸潤癌の場合は化学療法など)した方が良いのはたしかです。

②マンモトームのせいで浸潤がんになると言ったわけではないと思います。他の画像検査では非浸潤がんという診断でもMRで浸潤がんを疑う所見が見られることがあるという意味です。ただMRで一部に微小な浸潤があるかどうかまで正確にはわかりません。マンモトームで非浸潤がんという結果が出ていますので術前の判断が非浸潤がんから覆る可能性は低いと思います。ただし、最終的には切除して細かく顕微鏡で見ないと本当に非浸潤がんかどうかはわからないというのが正確なところです。ちなみに針穴にがん細胞がこぼれ落ちてもMRではまずわからないと思います。むしろ、マンモトームを行なった機械的な影響のために炎症性の染まりが加わってMRの診断は難しくなると思います(マンモトーム前の方が細かい診断はしやすかったと思います)。

③私の施設には形成外科医がいませんので二期再建にご紹介した患者さんしかいません。一期的再建と二期的再建のどちらが良いのか、自家組織とインプラントとどちらが良いのかは患者さんの年齢と希望、そして形成外科医の考え方でまったく異なります。詳しくは形成外科医にお聞き下さい。

④私の施設では、皮下全摘は一期再建をしていないために行なっていません(二期再建をする場合は乳頭乳輪を残すとかえって形が悪くなります)。主治医の先生がおっしゃるように、特に広範囲の非浸潤がんであれば皮下組織を厚く残すことによってがんを遺残させてしまう可能性が出てきますので注意が必要です。このあたりは執刀医の慎重な判断に任せるしかないと思います。
術後の検査についてですが、乳房全摘にしても皮下全摘にしても基本は”乳腺組織を残さない”ことです(皮下全摘は乳頭部分のみ乳管は残りますが)。ですから一期でも二期でも再建した乳房に対するマンモグラフィは基本的には行なわないと思います(全摘後に再建しない人の胸壁のマンモグラフィを撮らないのと同じです)。超音波検査はしても良いとは思いますが、二期再建の患者さんにはしていません。ただ、上にも書いたように皮下全摘の場合は、気をつけないとその患者さんのように局所再発をきたしてしまいますので、術後標本でがんの遺残の可能性が高いと病理学的に判断された場合は、再手術で乳房全摘を行なって二期的な再建にするか、慎重に経過観察をする(自家組織ならマンモグラフィを撮っても良いとは思いますが、経験はありません)しかないと思います。

⑤CALについては最近行なわれ始めたばかりではないかと思います。乳房再建で有名な某クリニックでも行なっているようですが、私には情報がありませんのでなんとも言えません。もう少し一般的になるまで私の患者さんにはお勧めしないと思います。

術式に迷うお気持ちはとても理解できます。ただ、今の主治医の先生の考え方はとてもしっかりとされていますし、人間的にも素晴らしい信頼のおける先生のように私には感じます。今かかっている病院でまずはきちんと切除をしてもらって、その後二期的に再建するのではだめなのでしょうか?いろいろな考え方はあるとは思いますが、個人的には乳がんに対する内視鏡手術はあまり好みません。特に広範囲の非浸潤がんに対して内視鏡的皮下乳腺全摘を行なう場合は、皮下剥離の際に乳管内がんが残りやすくなってしまう可能性があります。どうしても一期再建でインプラントを入れたいのでしたら良いとは思いますが、いろいろなご心配があるのでしたら、二期再建でも良いのではないでしょうか?

取り急ぎ以上です。
なお、まりさんはおわかりだと思いますが、ご主人がおっしゃった”非浸潤がんなら何もしなくて良いのではないか?”というお考えは誤りです。非浸潤がんかどうか(浸潤部分がまったくないかどうか)は切除しなければわからないこと、非浸潤がんを放置していても大丈夫である保障はまったくないこと(浸潤がんは元々非浸潤がんであったことからも明らかです)をお伝えいただければ理解していただけると思います。マスコミやネット、大げさに誇張した内容の書籍に惑わされないように気をつけて下さいね。
それではお大事に!

mari さんのコメント...

お忙しい中、早々のお返事をいただき、恐縮しております。
私がお世話になっている病院は、恵まれていることに、自宅から徒歩10分の大病院で、乳腺外科は今年の4月に地域の拠点となるべく診察科を立ち上げたところで、主治医の先生は近隣の市大で数多くの手術も手がけてこられた方のようです。市民フォーラムや乳腺勉強会なども積極的に説明者として参加されていることを最近知りました。
この病院でしたら、入院中も子供にも毎日会えますし、私の決心はhidechin先生からご助言いただいたことで、ここの病院で病原の切除をお願いしたいと固りました。(年内希望なら12/8なら僕の手術受けられるよ、とありがたいお話を頂いているのですが・・・)

ですが、夫はどうしてもセカンドオピニオンの意見を聞きたい、それで全摘を勧められたら納得する、とのことですので、ちょっと先にはなってしまいますが12/18予約済みの先生のお話をお聞きして、夫婦の意見を一致させてから手術に望みたいと思います。(夫がこだわるのは、今の主治医の手術の仕方、というか、必要以上に胸筋まで取ってしまったりしないのか、皮膚の縫い方が綺麗なのか、どれくらいの手術数をこなして患者の満足する手術をしているのか、そのへんをMRI結果の時に直接先生に聞きたい、と行っておりますが、失礼にならないか気が気ではありません)

セカンドオピニオンの先生は乳がんの内視鏡手術ではの第一人者の先生なので、面談で「皮下乳腺全摘で再発はほぼない」等とご回答を頂いてしまったりすると、また夫婦で悩んでしまうかもしれません。
(肉眼より拡大して見られるので取残しは肉眼で手術をするよりずっと低い確率になる、再発率は1~3%で、温存で放射線を当てるよりずっと低い確率、とブログに書かれていましたから・・・)
私の決心は固まったのですが、夫婦の意見の相違も含め、また悩んでしまったら、ご相談させていただけますか。

この度は、本当にありがとうございました。
(主治医とhidechin先生の意見がぴったり合うので患者としてすごくホッとしました。MRIの結果の時、主治医にもI-PAdでhidechin先生のブログ、ご紹介してもよろしいですか(笑)?)
               まり

hidechin さんのコメント...

>mariさん
セカンドオピニオンを受けること自体は悪くないと思いますよ。その上でどちらを選ぶかは最終的にはmariさんのお気持ちが一番大切だと思います。ただご主人にも十分納得していただいた上で手術を受けることも今後の治療や経過観察の上でとても重要だと思います。ご主人にmariさんのお気持ちが伝わってお二人で納得できる治療を選択できると良いですね。

また何かあればいつでもご相談下さい。ただ、一番頼りになるのは身近にいる信頼できる主治医だということは忘れないで下さいね。
それではお大事に!
(ブログを紹介していただくのは構いませんが、ご気分を害されないでしょうか?)

mari さんのコメント...

そうですね、MRIの時ではなく、手術が無事終わった頃に、先生にお会いできない期間に悩んで悩んで相談にのっていただいた先生がいるんです、的に笑顔で話せたらいいなぁ、と思います。

主治医の先生をまだお目にかかって3回とは思えないくらい信頼していますし、でも、次にお会いする時には術式を決めなければいけないような中、hidechin先生の的確な親身になってくださるご助言は本当に心の救いになりました。
心から感謝しております。




hidechin さんのコメント...

>mariさん
お役に立てたならうれしいです。
それでは無事治療が終了しましたらご報告をお待ちしています。手術、頑張って下さいね!

ひろお さんのコメント...

今晩は。以前はありがとうございました。
先日、友人にマンモを受けるように勧めたところ、1人の友人が受診してきたと言ってくれました。
自分の発した言葉で人の行動を変えられたのがとっても嬉しく感じています!!!

さて、前回診察に行った時に先生より「乳がんの病理」というパンフレットをいただきました。
ここには、自分が知りたかった病理内容の事が詳しく掲載されており、とてもわかりやすかったです。
こちらのパンフレットはご存知でしょうか?
http://www.saitama-cc.jp/section/nyugan-byori.2012.01.06.pdf#search='乳がんの病理'


hidechin さんのコメント...

>ひろおさん
ひろおさんの言葉がお友達の検診受診につながったとしたらうれしいですよね!これからも広めていってください。
ご紹介いただいたパンフレットはたしか当院の外来にも置いてあったと思います。わかりやすいですよね!

mari さんのコメント...

手術が終わったら、と思っておりましたが、その前にまた悩んでしまい、投稿させていただいております。
MRIの結果が出て、先日の生検の具体的数値と一緒にお聞きしました。コメド型、ERとPgRは+、HER2は+3、Ki-67は3%、核異型度はお聞きし忘れましたが、コメドですと多分グレード3なのでしょうか。
MRIでマンモグラフィにも映らなかった白い(一部特に白く映る)影が見えて、要観察、のコメントが書かれていました。今後生検で確認要、とのことです。
主治医と私は10日のオペで意見が一致したのですが、主人が内視鏡による皮下乳腺全摘の病院の受診後決められないか聞いて、急いだほうがいいけれど、夫婦の納得が必要なので、12/19のセカンドオピニオンの後にどうするか決めてもいいけれそ、1月中に手術できるかこちらも今のところ予定はいっぱいなので検討する、とのお答えをいただき帰ってきました。せっかく開けてくださっていた10日オペは結局キャンセルになりました。
自宅に帰り、生検の結果を読むうちに、段々と「コメド型」「HER2+3」の怖さを知り、今でも非浸潤が病理で浸潤になっていたり、転移したりいていないか気が気ではなくなりました。
一度は主治医の病院で、と決めた私も、主治医が内視鏡皮下乳腺全摘出で世界的に有名な先生の腕なら大丈夫!多分、その3週間で浸潤化や転移が変わったりはしないよ・・・とおっしゃっていただきましたが、それはセカンドオピニオンに行くと決めた私たち夫婦への気遣いなのでは、とも思えます。
私も内視鏡皮下乳腺全摘出の手術写真を見るにつけ、もし両方を取らざるを得なければ綺麗なほうがいいのか、待てるなら相談したい気持ちにも傾きそうになりますが、内視鏡手術は面談後いつならお願いできるのかわからないい今、明日、10日のオペをやっぱりお願いすべきか(主人も、こんなに悩むならば好きにしてもいい、と言ってくれるようになりました)、でも片側の疑いはこの一週間でどうするか決められるとも思えず、マンモグラフィにも映らなかった白い影はマンモグラフィ後にできてしまった転移等なのか、混乱しております。
明日、10日のオペは予約が入ったと言われてしまえばそれまでですし、それでも明日、一番近い日程でオペの予約は入れられるかもしれません。
コメド型の進展度は主治医のおっしゃるようにあと3週間待って面談し、その後予約を入れて手術、を待てるようなガンなのでしょうか。
病理で非浸潤が浸潤に覆って時、センチネルや腋窩のリンパに見つかった場合には、危険なガンなんでしょうか。
いつ浸潤化するか転移するかなんて神のみぞ知る、と主治医が答えた質問をhidechin先生にお聞きするのも本当に気が引けるのですが、対側にも見つかったことも含めて、この期間、どうするの一番いいのか、ご意見伺えませんでしょうか。お忙しい中申し訳ありません。どうぞよろしくお願いいたします。

hidechin さんのコメント...

>mariさん
お返事遅くなりました。
まず、MRで写った影は対側なのですね?これが仮に悪性だったとしても、転移ではない可能性が非常に高いです。対側乳房に転移することはないわけではありませんが、他の臓器などに転移している進行症例がほとんどです。非浸潤がんを疑う程度のがんでは対側乳房への転移の可能性はほとんどないと言ってよいと思います。ただ、対側にできたまったく別のがんという可能性はあります。乳がん全体の5%くらいの方には対側に乳がんができるのです。MRを撮るようになってからは、無症状で早期に発見される対側乳がんが増えてきているように思います。

またmariさんが心配されているように、一般的にはcomedo型であること、HER2陽性であることは、ともに増殖スピードが速い、悪性度の高いタイプであることを現しています(非浸潤がんであれば予後には影響ありませんが)。しかし通常は、3週間待ったから急に転移するとか浸潤するとかは考えなくても良いと思います(乳がんは1個のがん細胞から発見されるまでには5-10年たっていますので、3週間を気にし出すときりがありません)。ただ悪性度が高いことが予想される場合は早いに越したことはないのも事実です。このあたりは主治医の先生がおっしゃる通り、神様しかわかりません。なお、たしかに悪性度の高そうなタイプではありますが、非浸潤がんが浸潤がんになったとたんに再発率が急激に跳ね上がるわけではありません。浸潤径が5㎜以下なら化学療法やハーセプチンも省略することができる可能性もあります(それだけ再発リスクは低いということ)。ただもし浸潤径が5mmを越えていたりセンチネルに転移があった場合は、化学療法とハーセプチンはおそらく必須となります。その場合は再発リスクは少し高くなりますが、ハーセプチンは非常に有効ですので以前よりかなり再発率は低下しています。
内視鏡手術を行なう先生への受診まで3週間、その後1-2ヶ月後に手術と言われても精神的に頑張れそうであればセカンドオピニオン後に手術を決めても良いと思います。それが難しいことがご自身で予想できるなら今の先生のところで早めに手術を受けるのが良いのではないでしょうか。
あまりアドバイスになっていませんが、ご主人とももう一度よくご相談の上でお決めになって下さい。それではお大事に。

mari さんのコメント...

いつも的確な、温かいコメントにお礼の言葉も見つかりません。
どこでもいつでも寝られるのが特技?の私が、昨夜は質問させていただいた内容について考えてもしょうがないとわかりつつ、悶々とし殆ど眠れませんでした・・・子供のためにも命と天秤にかけられるものなんてない、と決心しつつも、12/10の手術に話を戻したら、もしかしたらMRIに映らないガンも切除になって、目が覚めたら両方胸がなくなっていてショックを受けたり、早くやってもやっぱり浸潤化していたり、転移していたらどうしよう、または、せっかく皮下乳腺全摘出をして一旦は皮膚が残っても、結局、病理で断端に残っていて追加手術で全摘、とか先に延ばしたせいで浸潤化していたり、転移してて抗がん剤適用になるんじゃないか、とか、どうしても悪い方へ悪い方へ考えて答えが出せずちょっとおかしくなりかけていましたが、hidechin先生のアドバイスをいただき、精神的にちょっと落ち着きました。よく考えましたら、明日連絡で1週間後全摘(マンモトームもしていない片側も含めて)なんて有り得ない話なのかもしれません。せっかく主治医の先生が色々とお手間をかけて紹介の資料の準備も整えてくださっていますし、ここはひとつ心を決めて、セカンドオピニオンの先生に受診してみようと思います。
私はもともと、胃腸が弱くて、過敏性大腸症候群なのですが、2年前に胃カメラを受けたときには何もなかったのですが、ここ半年、さらに症状が悪化してお腹の調子がいいことが月に1回しかなく、また、乳癌と判明しマンモトームの痛み止めでロキソニンを数回飲み続けて以来、胃痛も止まりません。それと、半年ほど前から飲み込む際に右喉下に違和感があるのですが、それらについては、今回の件が片付いてから主治医に伝える、でいいのでしょうか・・・(軽い気持ちの検診がいきなり超音波とマンドグラフィの結果発表当日にマンモトームにまで発展してしまったので言い出す機会が見つけられませんでした)
乳がんが本当は他の臓器のガンからの転移もある、という記事を見つけて、ちょっと心配になりました。(実父、実祖父が胃がんでした)
PET等で同時にそれらの内容を調べることができるのでしょうか。手術がどちらの病院で行うにしても先になってしまうので、胃は以前胃カメラを取った内科、喉は通い付けの耳鼻咽喉科のように個別にみてもらったほうがいいのか、迷っています。
専門外のことまでお聞きして申し訳ありません。アドバイスいただけませんでしょうか。お願いいたします。

hidechin さんのコメント...

>mariさん
他のがんが乳房に転移することは非常に稀ですがあります。しかしmariさんのがんは胃がんなどの転移ではありません。他臓器がんの乳房転移と診断する基準の一つに”がん病巣内に乳管内病変がまったくないこと”という項目があります。mariさんのがんは乳管内に病巣があることが確認されていますので転移ではないと断言できるのです。
ただ、それと胃の検査の必要性については別に考えなければありません(家族歴もありますので)。胃痛の症状が強いようなら早めに、投薬で落ち着いたとしても手術後には胃カメラを受けた方が良いのではないかと思います。検査時に咽頭もある程度は見れますので喉に違和感があることを伝えてみて下さい(もちろん専門は耳鼻科です)。
なおPETも消化器がんの発見に有用な場合もありますが、すべての早期がんを描出することは困難ですので胃がん検診目的としては不十分だと思います。
いずれにしても主治医の先生にご相談しておくべきだと思いますよ。それでは。

mari さんのコメント...

お疲れのところ、無理を申し上げましたのに、すぐのアドバイス、本当にありがとうございました。
乳がんのもとがほかからの転移の可能性を打ち消していただけて心底ホッとしました。
今日は安心して眠れそうです。。。

ガンもカゼぐらいに、かかっても怖くない、必ず治る病気になればいいのに、と願ってやみません。

おやすみなさい。。。
ありがとうございました。

hidechin さんのコメント...

>mariさん
そうですね。
良い結果をお祈りしています。お大事に!

匿名 さんのコメント...

 はじめまして
一年間悩み悩み思い切って投稿させて頂きます
 去年1月、軽い気持ちでマンモ検診へ
個人の病院(認定読影医)で、まず最初に、先生からマンモの結果は、間違いがあるといけないので、二人の先生が診るので、郵送とのこと。
 しこりもないし、安心していたら呼ばれて
マンモの画像を診ながら丁寧な説明があり、
小さな石灰化が乳腺に集中してあるので、ガンの疑いがあり、カテゴリー3,4との事
設備の整った病院で検査を その場で、大きな袋に入ったマンモの画像を渡され、なるべく早く病院に行くよう言われました

 「がん」という言葉、大きな袋にショックで…マンモの映像(拡大)が脳裏から離れず…
ネットで調べると初期なのに、全摘?   
症状も何もないのに…
色々調べていたら、乳がんは、複数専門医のいる病院がいいとの事で、調べて専門医のいる病院に        
 3月A病院へ、(家族が事故で骨折、手術、入院となり、遅くなりました)
 まず最初に、問診表、エコー検査…2時間以上待たされて(初診だからしかたがないかな)
 先生の最初の一言 「今日は、何しにきたの?」 エッ?(来たくて来た訳でないのにと思いながら…) 健康診断で石灰化と言われましたというと 
一言「石灰化は、関係ない」
ガンでないか?確認するとガンではない  あまりにも、検診の先生と違うのに、ビックリ 専門医の先生が言うのだから間違いないと思い、この2ヶ月悩んできたのに思いながらも…その時は少しうれしかったです。
 次にエコーは、いつする?と言われ
さっきしましたと言うと、パソコンのハガキ位の大きさを診ながら、乳腺症かな?と独り言 そしてマンモはいつすると言われ
11月(ガンでないならしなくてもいいかなと思いながら)予約、
結果は、担当医はマンモの画像診断出来ないので、次週予約
 診察が終わっても、あまりにも前の先生の説明と違い、本当に乳腺専門の先生か、HPで確認したら、名字は同じだけど、他の専門医の先生で…このA病院のHPでは、乳腺外科はなく、外科が、いくつかのグループに分かれて専門医の先生が診ると書いているのに
 そして、乳腺の部長先生が、検診で再検査になった人は、複数いる乳腺専門医のいる病院にいきましょうとフォーラム言っているのに…
 専門医の先生だったら、こんなに悩まないと思いながら、乳癌は進行が遅いからいいかな?
乳癌のことは、ストレスになるから考えまいと思いながら、TV,新聞などで乳癌などの文字を見ると、すぐ見てしまい…
やはり専門医がいいと結論。病院に問い合わせたら、主治医は、変わらない。手術のみ専門医医がするかも?主治医の先生が手術がなれてなくても、こちらは、ベテランの先生がフォローしますから…と言われたけれど…ますます不安で…なんで、私は、専門医の先生でないのと…HPを見ていたら、担当医が移動になっていたので、1日しか病院にいってないので、専門医に変更できるか聞いたらダメ 今度の先生も他の専門医(病院の先生の紹介より 乳腺学会にも入ってない。ほかの先生は、学会に入っている)A病院のHPは詐欺?だと思いながら…検診のマンモの結果も郵送で再検査になっていたら、こんなに悩まなかったのに?
 
 もし11月にガンと決まって、専門医の先生でなかたら、病院替わろうか?
A病院が、設備といい、専門医が4名いるし、交通の便がいいので本当は替わりたくないのですが…ガンより専門医の病院で6ヶ月以上悩みながら
 11月マンモの検査へ
マンモの先生より、「すごく間が開いてますね」といたれ、
3月の先生に石灰化は、関係ないと言われたと言うと「なぜ、そう言われたか解らない、移動になっているので確認できない」と言われ…
先生がとてもやさしかったので色々話し、乳腺専門医の病院に替わろうと思っていたと言うとガンになったら、専門医の先生に替わりますよ。と言われ、少し、期待しながら…
 
マンモの検査結果の日、新しい主治医の先生から、カテゴリー3の悪い方で、針生検(マンモトーム)が、必要
前回のから、進んでいたか尋ねたら、診ていないとのこと。すぐに、パソコンのハガキ位の画面を診て、写りが悪いので解らない。
半年前、石灰化は、関係ないと言われていたので、本当かも?と少し期待していたけれど…今度は、針生検しないといけないとあきらめていました。
 先生から、今度はエコー言われ、予約
エコーの結果、パソコンのハガキ位の画面を診ながら、「乳腺症かな?乳癌って難しい」
今度、半年後、マンモ、エコー検査を予約
先生から「症状がでたら、すぐに病院に来てください」と言われ、どんな症状か尋ねたら「しこりとか…」先生は、やさしさから言われたと思いますが、症状が出て来たときは、ガンが進んだのでは?
 再度、看護師さんに、今度の検査でガンになったら、主治医は乳腺専門医に替わるか?
尋ねたら、「ほぼ無理みたい。そして乳腺の先生は、待ち時間が長いけれど、この先生はすぐでしょ 」と言われたけれど…

 1月の健康診断では、カテゴリー3.4
11月は、カテゴリー3の悪い方
たぶん同じだと思う。
3月の関係ないは?
考えれば考えるほど、早期発見と言われて検査を受けたのに…  この1年間は、無駄なストレスだけ こんなことだったら、検査を受けない方良かった

11月のマンモの検査で針生検を必ずしますと言われたのにエコー検査でしなくなることは?普通ですか?初期の石灰化は、エコー検査では、解らないのでは?

今度の先生は、やさしそうで、本当は病院は替わりたくないのですが、やはり、専門医の先生に診てもらいたい。
A病院で、ガンと決まってから、専門医にならない場合、他の病院をと思っていましたが、針生検したら1ヶ月以内に手術を書いてあったので…
 6月までまたずに病院を変わった方のがいいですか?
少し離れた所に、乳腺外科のある病院があるけれど、そこは、紹介状がいるみたいで
また、別の病院で乳腺専門医、マンモ認定影医が1名の病院があるので、そこに替わろうと…そこは、いまの病院より設備もすべて劣るみたい 先生も一人しかいない  専門医の先生がひとりの病院はやめた方がいいですか?
 病院を替わった場合、紹介状は無理なので
最初からになりますが、マンモ7.8枚?
放射線は、大丈夫でしょうか?
今の病院は、6月検査になっていますが、待っていても大丈夫でしょうか?
あと、半年
検査を受けてから1年半です。
 家族には、病気等でガンに決まってから話そうと思っていたので…心配するので…
ひとりで悩んでストレスで、本当にガンでなっかたものが、ガンになりそうです
 
 長々と書いてしまいましたが、
よろしくお願いします。


 


  

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
なかなか複雑な経過ですね。私も頭の中でうまく整理できません…。
とりあえず言えることは、私自身が検査所見を見ているわけではないので診断内容についてどうこうとコメントすることはできないということです。結果的にどの先生の判断が正しかったのかもなんとも言えません。ですから6月まで待って良いかどうかもわかりません。
また、A病院から他の病院に移るべきかどうかの判断も難しいです(匿名さんの居住地の状況もわからず、他に信頼できる病院があるのかどうかもわかりませんので…)。
マンモグラフィを何度も撮影することは費用の面でも被爆の面でもお勧めできません。もし他に紹介してもらうならきちんとお話しして、マンモのコピー(有料の場合があります)と紹介状をもらって下さい。
また、専門医1人ならだめだということはありません。専門医が何人いても合わない病院もあるように、専門医が1人でも丁寧にみてくれる病院もあります。もし転院する場合は、前の病院でどこが不安だったのかをあらかじめ看護師さんにでもきちんとお話ししておいたほうが良いと思います。
あまりお役に立てませんが私からはこのくらいのアドバイスしかできません。早くきちんとした診断が出ると良いですね。それではお大事に!

匿名 さんのコメント...

 お忙しい中、こんなに早くお返事ありがとうございました。
下手な文章を長々と読んでいただいてありがとうございました。
 被爆の面でマンモは、何回も撮るのは、抵抗があるので、一応6月まで待とうかと思います。
 もう一度、お尋ねします。
一般的に、普通、マンモで、カテゴリー3の悪い方でエコー検査で解らなっかた場合は
針生検は、するのですか?ネットでは、ほとんどすると書いてありますが…
しない場合もありますか?

 針生検してガンと解ったら1ヶ月以内に手術した方がいいとなっていますたが、
それから、転移しても間に合いますか?
その場合、今の病院から紹介状(ガンの結果マンモ等)をもらった場合、
一般的にで結構です
紹介を受けた病院は、マンモ、針生検は省略するのですか?

転移する病院の先生にも看護師さんにもいままでのことをお話するつもりですが ただ、今の先生に紹介状お願いしますとは言えないようような気がします

前回と同じ事を何回もお尋ねしてすみません

よろしくお願いします

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
カテゴリー3でどちらかというと悪性寄りに考える場合は、私の場合は超音波検査で見えなければMRを追加することが多いです。MRで非浸潤がんを疑う所見があればステレオガイド下生検(マンモトームやバコラを用いた)を勧めます。経過観察をする場合もありますが、それはどの程度悪性寄りに考えるかによって異なると思います。
針生検でがんと診断した場合は1ヶ月を目処に手術(最近は化学療法を先行する場合もあります)を行ないますが、これは目安であって1ヶ月を過ぎたら急激に予後が不良になるわけではありません。特に、あっても非浸潤がん程度の場合はそれほど神経質にならなくても良いとは思います。ただまれに針穴にがん細胞が残ることがありますのでがんと診断されたあとであまり長期に放置することはお勧めできません。なお、”それから転移しても”というのは”転医”の間違いですよね?針生検後に転医しても良いと思いますが、最初からそのつもりなら転医先で生検することをお勧めします。前医で生検をした場合はプレパラートを借用することで再度の検査を省略することが多いと思いますが、施設によっては同じ検査を要求する場合もあるようです。それも転医先で生検をお勧めする理由です。マンモも借用、またはコピーで良い場合が多いと思いますが、施設によって再検査することがあります。
紹介の希望は看護師さんを通じてでも可能です。一日で終わらせたいのでしたらあらかじめ電話で紹介の依頼をしておくほうが紹介状や資料のの準備などもありますから良いと思います。
以上です。

匿名 さんのコメント...

 お返事ありがとうございました。
「転移」は、「転医」の間違いでした。

まだ、迷っています。
マンモ検診で、カテゴリー3,4と言われてから
1年…
あと6ヶ月 待たずに病院を替わろうか?
それとも、6ヶ月待ってマンモの画像診断で以前(11月)比較して変更なし「普通の検診でいいです」と言われる事を期待して?少し無理かな?
本当は、あまり病院を替わるのは好きではないのです。
6月に針生検をすると言われ時、主治医の先生が専門医の先生に替わるのか確認したいと思います。マンモの先生は、ガンになったら、主治医の先生は、専門医になると言われた事を期待して
ゼロではないので(看護師の方は、はっきり言わなかったけれど…)
主治医の先生が、替わらなかったら針生検は、他の病院へ…
 姉は、後、半年待たずに、他の病院へ…
その病院は、専門医が一人しかいないなら、「必ずしも、専門医が見てくれる保障はないよ」と言われ 初診で行ったらというけれど…紹介状をもらわないで前の病院に戻れるようにしていた方がいいよというけれど
何回もマンモの被爆も心配だし…
はっきり、言ってどうしたいいか解らないです。
どうして、こんなに複雑になってしまったのか?本当は、マンモ検診で再検査となって専門医が4名いる病院(診察日も確認)に行っただけなのに…
 去年1月、マンモの検診を受けたとき、胸をはさんだ時のあとがついて、(ガンの疑いのある片方皮膚が切れたよいな状態)しばらく痛かったのですが、傷跡はなくなりましたが、その後も、胸がヒリヒリ、中がスウスウ?するような状態や痛みがありますが、乳癌は、今の病院の先生から、痛みはないと言われました。多分、ストレスからだと思いますが…
時々検診に行かなかった事にしようかな?
そうしたら、こんなストレスもなかったのに…
しこりが出来ってから、病院に行こうかな?
 もっと思い病気の人もたくさんいるのに、こんな事で悩むこと事、時間の無駄ですね、
 支離滅裂なことばかり書いてすいません。
どうぞよろしくお願いします。


 

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
それほど迷われているなら、受診を早めてそのことを正直に今の病院の看護師さんに話して相談してみてはいかがですか?担当医に伝えてもらって、その返答を聞いてから判断されるのが良いように思います。
不安に思いながらあと半年過ごすことは精神衛生上良くないのではないかと私は思いますよ。それでは。

匿名 さんのコメント...

 早々のお返事ありがとうございます。
 
看護師さんとの相談は、忙しそうで無理みたいです。
今までも、看護師さんに相談しても、「直接先生に言ってくださいと言われました」
また、12月(6月の予約を取った時)のときも、「健康診断で来たんでしょ」とあまり親切でないみたいです。もっと、重症の人がたくさんいるので、まだ、ガンでもない人の話は聞いてもらえません。
 本当に精神衛生上良くないので、他の病院に行く方で検討したいと思います。
 また、明日になったら、迷うかもしれませんが…
 忙しい中、色々ありがとうございました

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
わかりました。
ただ、患者さんの悩みを聞かないのであれば看護師の存在意義はないと私は思います。もう一度相談してみてはいかがですか?看護師が違えば対応も違うかもしれません。また悩んでいる内容を紙に書いて医師に渡してもらうのも一つの方法です。それも困難なら紹介してもらっても良いと思います。
良い解決方法が見つかることをお祈りしています。

ssamansa さんのコメント...

ssamansaです。
初めて書き込みさせていただきます。
一般論で構いませんので、hidechin先生のコメントを頂ければと思い投稿させていただきました。

7年前にマンモグラフィで左胸に石灰化が三か所見つかりました。
横からの断面図だと、乳首の下に一塊、乳首の奥?に一塊、乳首の上に一塊です。
カテゴリーは3と言われて、半年から一年で検査しましょうと言われました。

その後引っ越しなどもあり、同じ病院では検査はできませんでしたが、経過観察はしてきました。

ただ、ここ2年半検査を受けていなかったのですが、今回前回と同じ病院で検査したところ、場所は同じですが、石灰化が大きくなっていて、以前は超音波にうつっていなかったのですが、今回丸い黒い塊がうつりました。
先生の触診では特にしこりはありません。

この状況で、水曜に超音波をしながら局所麻酔の上、針を刺して検査と言われました。
これは組織針というものでしょうか?

乳癌に対する知識があまりなく、あわててネットなどで勉強しているような状況ですが、先生からはこの検査で良性の結果が出たときに、それはそれで、次どうするか悩むところですと言われました。
そこまで言うということは、画像診断でかなりグレーと言うことでしょうか?

今とても気になっているのは、その組織針によりもし悪性だった場合がんが広がるのでは?
他にその前にする検査はないのか?
他の病院で組織針の前にもう一度診断してもらった方がよいのか?
気になって不安です。

局所麻酔は胸のどこに打つのでしょうか?
痛みに弱くて怖がりなのでとてもとても不安です。勿論検査は受けるつもりです。

突然の書き込みで長文失礼いたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

ちはる さんのコメント...

はじめまして。
同じくとても不安に思っているものです。
38歳・子供は6歳と3歳です。

9月に受けた人間ドックで、「乳腺に石灰化がみえる・・・石灰化はよくあることだが左右にばらつきがあるため専門医を紹介する」
と言われました。

大丈夫と思っていたので遅くなりましたが、昨日(2月2日)に乳腺外科で受信しました。

マンモグラフィー・エコー・触診とあり、細胞診になりました。

近日中にマントーム検診を受けるようにと言われましたが、詳しい説明は細胞診の結果が出てから・・・とのことで詳しくは聞けませんでした。

マンモグラフィーでは石灰化の集まりが2か所ありました。
エコーでも何か見えたようです。

先生に初期ですか?と尋ねましたがお返事はありませんでした。

子供が小さいのでとても不安に思っています。

今後どういったことが考えられますか?
初期ではない可能性はあるのでしょうか?

1週間後の土曜日(9日)に受診予定です。
どういったことを聞けばいいのでしょうか?

よろしくお願いします

hidechin さんのコメント...

>ssamansaさん
はじめまして。
経過観察でより悪性を疑うのは1つ1つの石灰化が”大きく”なったかどうかではなく(明瞭化と表現する場合はありますが)、数が増えたかどうかです。実際に見ていないのでなんとも言えませんが、線維腺腫の石灰化などでは徐々に大きくなり、最終的に癒合すると一目見て良性とわかる石灰化となります。その過程では悪性と疑われることがあります。ですから石灰化が増大したことが、イコール悪性を示しているわけではありません。
次に行なう検査としては、どの程度悪性を疑うかや施設によっても異なりますが、MR、細胞診、組織診(針生検とも言います。漢字は”組織針”ではなく、”組織診”が正しいです。)などがあります。次の手段として針生検を行なうのは悪くないと思います(古い線維腺腫なら細胞診で細胞が採取しにくい場合もありますので)。悪性を強く疑う場合は、組織診の前にMRを撮影した方が生検による画像への影響が少なくて良いのですが、MRがなかなか予約できない場合は、診断を優先して組織診が先でも良いと思います。
なお、組織診でがんを進行させるということは、診断から治療まで相当長く放置しない限りはあまり考えなくて良いです(組織診がダメだとなると、悪性を疑った場合はすべて診断されないまま切除しなければならなくなり、良性だった場合に過剰治療となってしまいます)。
局所麻酔は生検針の通り道の周囲に注射で行ないます(虫歯を抜く時と同様)。十分に麻酔すれば痛みはほとんど感じないはずです。
取り急ぎ以上です。それではお大事に。

hidechin さんのコメント...

>ちはるさん
はじめまして。
精密検査となってご不安なお気持ちはよく理解できます。ただ、まだ悪性と決まったわけではありませんからまずは細胞診とマンモトーム生検を受けて、診断をきちんとつけてもらうことです。がんとも診断されていないのに初期かどうか聞いても答えようがないと思いますよ。もちろん私に初期でない可能性を聞かれても検査結果も見ていないのにお答えすることは不可能です。もし悪性と診断されたらその時点で説明があるはずです。その上でどうしても納得できないことがあれば再度ご相談下さい。

とりあえず受診時に聞くことは、

①細胞診、マンモトーム生検の診断結果
(以下悪性だった場合) 
②組織診の免疫染色結果(ホルモンレセプター、HER2、Ki-67)
③今後必要な検査
(以下は追加検査後に説明があると思います)
④病期
⑤術前化学療法が必要かどうか?
⑤手術術式(乳房全摘術が必要か乳房温存術が可能か、センチネルリンパ節生検の適応かなど)
⑥入院予定時期と入院期間、術後の補助療法の見通し

とりあえずこのくらいでしょうか。その他知りたいことがあればあらかじめメモをしておくと良いと思います。
それではお大事に。

ssamansa さんのコメント...

hidechin先生
早速のコメントありがとうございました。
本当に心強いです。
頑張って検査してきます。

あまりにも痛そうな体験談ばかりだったもので、不安でした。

ありがとうございました。

ちはる さんのコメント...

hidechin先生

早速のご返信ありがとうございました。
私も本当に心強いです。

「異常なし」と信じて受信したので、先生や看護師さんの雰囲気と結果に急に不安になりました。

お恥ずかしいですが、不安で涙はでるし、食事も喉を通らなかったのです。自分がこんなに弱いと思いませんでした。

結果がるまで時間はとても長く感じそうですが、これから頑張ります。

またどうかよろしくお願いします。

hidechin さんのコメント...

>ssamansaさん

もし痛みが不安でしたら組織診の時に”不安なので十分に麻酔して下さい”と伝えてみると良いと思いますよ。
良い結果だといいですね。
お大事に!

hidechin さんのコメント...

>ちはるさん
良い結果をお祈りしています。
それではお大事に!

匿名 さんのコメント...

先月、相談したものです。
 1月 マンモ検診でカテゴリー3,4
 3月 「今日は、何しに来たの」「石灰化関係ない」
11月 マンモ検査でカテゴリー3の悪い方でマンモトームをする
12月 エコー検査で6月経過観察へ
 6月まで待っていいか?専門医の先生に診てもらいたい
先生の「もう一度相談してみてはいかがですか?」というお返事で、別の看護師さんと思いましたが、看護師さんの所までが大変みたいで、窓口で却下されそうです。また、担当医の先生も、専門医の先生に診てもらいたいのが悩みなのでとても言えそうにありません
病院に、ガンの相談センター(検診でもなんでも相談OK)にTELして、ガンになったら専門医の先生に代わるのか?尋ねたら
「なんでそんなに専門医にこだわるのか」言われ、ネット等で検診で再検査になった人は、専門医のいる病院がいいとなっていたからと言うと、
ネットはあてにならないと言わたので、ここの病院の部長先生が、専門医の複数いる病院を選びましょうと言っています。と言うと、「どの先生も外部には、誰でもいいますよ」と言われました。
私が、ガンになったら、専門医の先生に診てもらいと言うのがおかしいのでしょうか
3月の先生が余りにもインパクトが強すぎて…
 よろしくお願いします。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
ご質問に対してどうお答えすべきか悩みます。私は専門医ですが、専門医を取っていなくても十分な経験を積み、知識を持った医師もいます。いっぽう、専門医を持っていても診断や治療に疑問を感じる場合もあります。

専門医というのは、一つの判断目安ではありますが、絶対的なものでもありません。診断や治療に十分な実力を持っていても専門医の受験資格(技量とは必ずしも関係ない)が満たされないために専門医を持っていない先生もいます。またあくまでも本人の意思で取得するものなのでそういう肩書きに興味がなければ受けないという医師も中にはいます。

ただ一般の方からはその医師がどんな技量をもっているかはわかりませんので結局専門医の有無で判断せざるを得ないというお気持ちも理解できます。

また今の施設に専門医が1人でもいるのであれば、その医師の管理の元で診療は行なわれるはずです。ですから担当医や執刀医が専門医以外であっても専門医が行なうのと同じような診療が行なわれるように配慮されていなければなりません(それが認定施設というものです)。ですから窓口でそのように返答されたのはそういう理由だと思います。

最終的には匿名さんのお気持ち次第だと思います。納得できる病院が見つかるまで多少交通の便が悪くても探してみるのも良いとは思いますよ。

以上です。申し訳ありませんが、私にはそれ以上のアドバイスはできません。それではお大事に。

匿名 さんのコメント...

お忙しい中、お返事ありがとうございます。いつも感謝しています。
 先生が、言われるように専門医の資格のない先生でもすばらしい先生は、たくさんいると思います。今の主治医の先生も…
だだ、今の病院にあまりいい感じを受けられなくて…替わろうかと…1時間位で専門医のいる病院にTEL確認したら(すごく感じがよっかた)専門医の先生が診てくれるみたいです。だだ、今の病院は、鏡視下手術(乳頭温存皮下乳腺全摘術)をしているのが魅力的で…
はっきり言って詳しくどんな手術かは知らないのですが…普通の全摘よりショックが少ないような気がします。こんな事、考えるのおかしいですよね
まだ、ガンかどうかも決まっていないの……知人が、ガンと決まったら、あっというまに、手術になるのである程度、考えていたほうがいいよと言われたので…
 先日、TVで血液検査(AICS)で乳癌の可能性が解ると放送していたのですが、どの程度信頼性があるのでしょうか?6月までは、長いので検査を受けようかな?…
 時間が、たっぷりあるのもいいのか?
悪いのか?もう、なにも考えまいと思うのに…TV、新聞など乳癌という文字を見てしますと…
 どうぞよろしくお願いします

Mari さんのコメント...

こんにちは☆
11月に色々と相談させていただきましたMariです。

結局、皮下乳腺全摘出を行うべく、2月26日入院、28日手術、の道を選択しました。

2月12日にもう一方のマンモトームをし、その結果は入院時に知ることになります。両方全摘出か片側になるのか、入院まで知りえないのも不安が残りますが、なんとなく、ふっきれたというか、ここまで来て悩んでもしょうがない、という気持ちにやっとなれました♪

Hidechin先生の適切なアドバイスを頂いて、この3カ月、安定した気持ちで手術を待てたこと、心から感謝しています。

また、手術の結果が浸潤化していたり、転移があったりしたら、それなりに悩むかもしれませんが、今は、毎日育児と療養休暇に入る前の勤務で忙しく、入院の準備も出来ないぐらいです。でも、あまり病気のことばかり気にして暮らすより、それくらいで丁度いいのかもしれません。

また、手術が無事終わったらこちらご報告させていただいてもよろしいですか(^_-)-☆?
がんばって手術、行ってきます!

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
血液検査に頼るのはお勧めしません。少なくとも匿名さんのような良性かごく早期のがんかという鑑別診断には役に立たないと思いますよ。
まずはきちんと今の病院、または別の病院でもよいですが結論を出してもらうことをお勧めします。
それでは。

hidechin さんのコメント...

>Mariさん
いよいよ手術なのですね。無事終わること、良い結果であることをお祈りしています。
もちろん結果のご報告、お待ちしています。それではお大事に!

匿名 さんのコメント...

 忙しい中、お返事ありがとうございました。
多分、6月頃、また、相談するかもしれませんが、
よろしくお願いします。
色々ありがとうございました。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
了解しました。
お大事に!

ssamansa さんのコメント...

hidechin先生、こんにちは。
2月3日に投稿させていただきました、ssamansaです。

針生検の結果が出ました。
乳がんでした。
先生のお話では、はっきりとは断定できないが、ステージはⅠ期で、しこりは2センチくらい、超音波ではリンパには転移していなさそうと言うことでした。ただ、しこりよりも外に石灰化がありそうとの事です。

これからその先生に手術をお願いするなら、全摘を勧めるといわれました。

今回生検したところだけを取るなら乳房の4分の1位は無くなるのと、マンモグラフィで怪しい石灰化があと2か所あるのでそうなるとの事です。

全摘と言うことで、直ぐには決められず、またセカンドオピニオンも希望させてもらう事もお話しいたしました。

MRIは手術を決めたところでした方が良いとの事です。

そこで、先生にお伺いしたいのは
セカンドオピニオンの病院はどのように選ぶのが良いのでしょうか?

優柔不断な私で、方針の違う先生のお話を聞くと悩んでしまいそうですが、
全摘するには自分も主人も納得しなくては手術に踏み切れません。

東京在住なので、選択枝がいっぱいありすぎて悩むところです。

主人はお金がかかっても乳房を残したいといいます。だから4次元ピンポイント照射はどうなのかと聞いてきます。
私も残せるものなら残したいが、転移は怖いので、全摘して後から再建はどうだろうかと考えています。

長々と失礼いたしました。
今日検査結果を聞いてすぐに投稿させていただきました。
失礼お許しください。

hidechin さんのコメント...

>ssamansaさん
悪性だったのですね…。残念な結果ですが、なんとか気持ちを切り替えて前向きに治療に取り組んで下さいね。
セカンドオピニオン先の選択についてはなかなか難しいです。乳がんの手術症例が豊富な病院を選ぶのが標準的な考え方ですが、例えば乳房再建ができる施設を選択するのも一つの方法です。
石灰化の範囲を考えると(ssamansaさんからのお話だけで実際に見ているわけではありませんが)全摘の選択はおそらく妥当なのではないかと思います。ただMRでその部位に一致したがんの染まりがあればの話しですが…。
そのよう拡がりが広いことが推定できる場合に、標準治療ではない局所治療(4次元ピンポイント照射やラジオ波焼灼療法など)はお勧めできません。局所再発率が高くなるからです。また、明らかに取り残してしまうような乳房温存術はもちろんですが、変形が著しくなってしまうような広範囲の切除を伴う乳房温存術はお勧めできません。温存術のメリット(整容性)がなくなってしまうからです。お金をかけても良いとお考えなら、むしろ乳房再建を前提にして乳房全摘術をするほうが満足度は高いのではないかと思います(同時再建という方法もあります)。
取り急ぎ以上です。

ssamansa さんのコメント...

hidechin先生、早速のコメントありがとうございました。ssamansaです。
本当に本当に心強く、感謝しております。
もう少しだけ甘えさせて下さい。

手術についてですが、画像を見ていないhidechin先生が答えづらいのは重々承知で一般論で構いませんので教ていただけますか?
セカンドオピニオンで病院を選ぶのに参考にしたいと思います。

今回診断してくださった先生は全摘と言う表現でしたが、それは胸筋温存乳房全摘術なのかと思っています。

私の場合皮膚近くにあるかどうかの判断は聞きませんでしたが、触診でわからないしこりは皮膚よりも深いところにあると考えて宜しいのでしょうか?
その場合、皮下乳腺全摘術と皮膚温存乳房切除術も考えられますか?
また、内視鏡による手術はどうでしょうか?

また、美容面でも有名なクリニックで手術と言うことも考えていますが、そちらだと一泊の入院で帰るようですが、私のような怖がりで痛みが気になるような者はしっかり入院して治療していただいた方がよろしいですか?

帰れば3人の子供と84歳の高齢の母がいます。
動けなくても子供たちのために帰れるのが早い方が良いのかとも思っているのですが・・・・

お会いしたこともないhidechin先生に甘えっぱなしで申し訳ありません。
先生の患者になって治療したいくらいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

      

hidechin さんのコメント...

>ssamansaさん
私の施設では今のところまだ同時再建を行なっていませんし、二期再建の場合も形成外科のある施設にご紹介しています。再建手術にも様々な方法があります。ですから申し訳ありませんが細かい判断については実際に同時再建や二期再建を行なっているDrにお聞きになった方が良いと思います。
ssamansaさんのケースでは、腫瘍が皮膚にどの程度近いのか、乳管内進展はどの程度で皮膚に近いところまで及んでいるのか、MRを参考にしながら判断することになると思います。皮膚に非常に近い場合には内視鏡を用いた皮下乳腺全摘術は個人的にはあまりお勧めできません(これも内視鏡手術を多数行なっている医師の意見は異なるかもしれませんが…)。もし安全に切除可能なら内視鏡手術(皮下乳腺全摘+一期的乳房再建)も考慮に入れても良いとは思います。

入院期間の件については申し訳ありませんが私にはお答えのしようがありません。ssamansaさんがどの程度こわがりなのか、長く入院することが不安を解消できるのか、入院期間で術式や施設を決めるということがssamansaさんにとってどの程度メリットがあるのか私には判断しかねるからです。

いずれにしても私の意見より、実際に検査結果を見ているDrにお聞きになる方がよろしいかと思いますよ。
それではお大事に。

ssamansa さんのコメント...

hidechin先生 
ありがとうございました。

明日セカンドオピニオンを受けてきますので、質問事項をまとめて伺ってきたいと思います。

本当にありがとうございました。

Mari さんのコメント...

hidechin先生、こんにちは。
28日、手術、無事に終了しました!
結局、対側の方は直前のマンモトームで良性ということが判り、右のみとまりました。
即時診断ではリンパ転移もなく、予定通り、皮下乳腺全摘出で乳頭乳輪もきれいに残していただけたそうです。

一番心配していた、マンモトームから手術まで3ヶ月以上空いてしまって転移しないかはとりあえず即時診断ではクリアでき心のそこからホッとしているところです。

あとは1ヵ月後の病理検査結果待ちです。非浸潤のままだと本当にうれしいのですが。

今は病室から海が一望できる絶景を見ながら養生の日々をすごしています。

今回、手術までして、色々と思ったことがあります。

hidechi先生のブログは乳がん患者の心のよりどころで、皆さんご覧になるので、体験者の話として場所をお借りしてもよいでしょうか。

まず、マンモトームを最初の病院で受けてしまってから、有名病院の有名な先生にセカンドオピニオンして手術をお願いするのは私のように浸潤化しないか転移しないか心配しつつ3ヶ月は待つことを覚悟しなければいけないこと、です。
たまたま、私は大丈夫だっただけかもしれません。
そう考えると、マンモグラフィの結果で悪性が疑われて、マンモトームを受ける場合、悪性の可能性の宣告にパニックにならず、その時点で、あらかじめ、どこのどの医師にどの手術方法をお願いしたいのか、もしかしたら、再建のことも視野に入れて、マンモトームを受ける病院を探して紹介状を書いていただくと効率がよかった、と後から思いました。(私も数件電話で確認しましたが、有名病院は紹介状がないとセカンドオピニオンの受付をしてくれないところが多かったです。)
結局、セカンドオピニオンの病院でも超音波とマンモグラフィはデータを最初の病院から紹介状と一緒にROMで持っていきましたが、最初の予約日に独自データが必要ということになって、取り直しになり、その代わり、保険診療扱いになりました。セカンドオピニオンですと相場30分数万円、追加30分後とにいくら、のような設定が多くの病院でありました。
また、温存するのかしないのか、皮膚を残すのか、病状でも事前に治療するのかしないのか、放射線を当てるとしにくい再建術もあったり、自分の病状をちゃんと知った上で、術式を選択しなければならず、私のように、マンモトームの結果が石灰化でも「コメド」、Her2+3、の様に進行や転移が早いタイプもあり、また、仕事がある患者は休めない時期もあるはずで、もしマンモトームで悪性が確定してしまったら手術を受けたい病院をあらかじめ決めて、病院の手術できる時期とあわせて考えてからマンモトームを受けられることを体験上お勧めしたいと思います。本当にハラハラしどおしでしたから・・・

それから、有名病院のカリスマドクターが主治医になっても、主治医が手術するとは限らないかもしれない、ということです。当然ながらカリスマドクターは日々、受診者の予約が殺到していて、私の場合、メインのところは確かに主治医にお願いして了解をいただきましたが、4時間ずっとは無理で、残りの処置は担当医に任せることを事前に話をされていました。でも、ちゃんとお弟子さんの担当医が日々がんばってカリスマドクターの術方を学び、同じように手術してくださるはずなので、私はすてきな担当医にも恵まれて安心して手術を受けられましたが、「えっ!こんなに待って、本人にやってもらえないの?」という方は事前によく確認したほうがいいかもしれません。大病院の有名な先生にはよくある話のようです。
それから、保険診療と適用外診療が混合診療禁止のこと。私はエクスパンダーに保険適用のものと適用外のものがあることも直前(入院日2日前)まで知らず、シリコンは今年の4月から保険適用のものができることだけ知っていましたが、その質の違い等も全く不勉強で、保険適用外のものを同時再建で入れたければ、病院に取り寄せてもらっていったん買い取り、それを持ち込んで保険適用の手術をする必要があることや、それができる病院とできない病院があること、などなど、さまざまなインターネット情報を見ていたにもかかわらず知り得なくて、結局、同時再建はあきらめて皮膚を残す手術を選択することになりました。血流がエクスパンダーを入れるとさらに悪くなるので、乳頭乳輪を守るためにも、直後の痛みを軽減するためにもその方法がいいと、担当医とたくさん話して納得して決めたのでよかったのですが、同時再建をしないとエクスパンダーを入れるためにまた休み、のばしてシリコンを入れるのにまた休むが仕事の都合上できない方もいると思います。そんな条件でもマンモトームを受ける上で病院を選ぶことなんて思いつきもしませんでした。
保険適用・適用外はそれ以外にも意外なところでからんできて驚きの連続でした。政府が規制緩和の検討を早く進めてくれればいいなぁと思いました。
恥ずかしい話、勉強した、なんていいつつ、エクスパンダーを入れる場所も正確にはわかってなくて、少しずつ皮膚を伸ばす必要性も軽く考えて、一気にたくさん入れてもらってしまえば遠い病院に通う回数が少なくて済む、とも思っていましたが、そんな簡単にはいかなそうです。そう考えると、遠い病院で手術した場合、再建も含め、エクスパンダーの注水管理をどこにお願いするかも考えなくてはならなかったようで、安易に最初にかかった近所の病院にお願いできないか聞いたところ、乳腺の形成外科が整ってないのでできない、とのことでした。その辺も事前に確認しておかないとエクスパンダーの管理がしづらくなるということです。

乳がんは素人が宣告され、短期間の間に自分の病状や術式、再建方法、術前術後の治療方法、を主治医と相談しながら自分で選択しなければならないことがなんて多いのだろう、と心底思いました。主治医に相談するにも、最初の病院が大病院だったりすると、主治医と話すのにも予約が必要だったり、2,3時間待ちが当たり前だったり、次回会うまでにある程度決めてきてね、と言われ、情報が錯綜するインターネット相手に悶々とする方が多いのではないでしょうか。まさに私がそうでした。家族の術式やセカンドオピニオン、病院選択の意見相違、職場の休職可能な時期の制限もあり、ちょっと精神的におかしくなりかけた時期もありました。

そんな中、hidechin先生に親身に相談に乗っていただけたからこそ、それ以上迷わず、自分にとって納得のいく正しい答えが見つけられました。

本当にありがとうございました。

手術してまだ三日なので(ここは各病室にPCが設置されているんです!ホテル以上に施設が整っていて、ないものがなく、本当にびっくりです(笑))、ドレーンが入っている近辺から胸への感覚がない中、ドレーンの体液が動いて気持ち悪い状態で、リハビリも月曜から開始で腕も前に習え程度にしか上がりませんが、社会復帰に向けてせっかく助かった命を大切に対側に再発転移させないように、がんばって生きたいと思います。

hidechin先生、これからも、たくさんの乳がん患者さん、乳がんかもしれないと心配になった方々、乳がんの怖さをまだ知らない方々のために、ご活躍いただけること、何より先生の健康と幸せを祈っております。

ありがとうございました

      

hidechin さんのコメント...

>Mariさん
手術お疲れさまでした。無事終わって良かったですね。
また、再建やセカンドピニオンに関して患者さんの立場からのアドバイスありがとうございます。もしこの記事を見る方がいたら参考になることと思います。
これからまだ治療は続きますが頑張って下さいね。良い病理結果が出ることをお祈りしています。
それではお大事に!

Mari さんのコメント...

hidechin先生、早速のお返事ありがとうございます。
あと、お金関係で今回、皆さんに参考になればと思ったことがあるので、追記させてください。
まず、限度額適用認定証の件です。
これを病気が判明し、入院する前に社保(または自分の会社の福利厚生担当者)に申請取得しておけば、収入区分によって違いますが3割負担分を一旦払って高額医療費で数ヶ月先に戻ってくるのを待つことなく、最初から高額療養費を差し引いた分だけ支払えば済む制度です。一般のB区分の場合80,000+(総医療費-267,000)×1%が1ヶ月あたりの自己負担額となります(最近12ヶ月で4回以上高額療養費が支給される場合、4回目からは多数回該当の減額があり、44,400円が限度額となります)。差額ベッド料等は対象となりません。
また、当然私のように月をまたいで入院してしまうと月ごとに計算するので総医療費が分かれて計算され、支払い金額は高くなってしまいます。(これを基準に一刻を争う手術の入院日を決めるのもどうかとも思いますが・・・(苦笑))

次に保険のことです。
私は以前に職場の検診でマンモグラフィだけを集団検診で行って精密検査と言われ、マンモグラフィで精検じゃ、もうだめかも、と思って、保険未加入だったので、一か八か、そうでなかったらいいなと思って駆け込み加入?した保険があって今回とても助かりました。
もちろん、そのときに何にもなかったから、大丈夫だった、ということです。加入して保険の契約内容によりますが、どこも大抵加入してから半年は告知義務違反(健康な状態であることが前提の加入条件の場合)を疑われて、がんと判ってから加入したことがばれるとお金は戻ってきませんし、保険金も降りません。
また、「非浸潤」を「悪性新生物は適用外」として保険金が降りない契約も古い契約タイプなのですが、あるらしいので要注意です。石灰化の非浸潤がんで全摘出になっても保険が出ないなんて悲しすぎます。
また、一回保険が降りるとその次に再発した際、どれくらいの期間があいていればまた一時金が出るのか、入院費は何年間で何日いつら出るのか、再建手術にも適用されるのかもチェックポイントです。
私は母が乳がんで苦労していたので、転移してほかの癌にかかることも想定し、特約をつけて7大疾病特約付で入院費一日2万円、一時金100万円、2年空けばまた一時金が出る契約になっていたので本当に助かりました。(ちなみに保険金は請求書を主治医が退院時に書いてくださり、保険会社に送って問題がなければ45日、調査がある場合180日後までに支払われますので、病院の退院時の支払いには間に合いません)
1回目はたくさん一時金が出るけれど次回はもっと間隔があかないとでない保険もあったりするようなので、再発のことを考えると(考えたくないですが)、なるべくその期間が短いほうが安心だと思います。

hidechin先生、「微細石灰化」のコーナーなのに、全然関係のない話を長々ごめんなさい。でも、多分、このコーナーはガンかそうでないかどうか、で最初に皆さんご覧になるブログなので、もし、ご覧になった際に参考にしていただければと思い、書かせていただきました。ガン治療、ホントお金かかりますものね。検査の段階から万単位でお金がかかりましたから。ガンなんかにかからなかったら、こんなお金、もっと違うところに使えたのに、と健康の意味をお金の側面から考えたりしました。

追記ですが、カリスマ医師と担当医の話です。術後の管理も担当医が一日に何回も来てくださいますが、主治医も必ず1日に1回は傷を確認し、担当医と連携してちゃんと見てくださっていますし、面談するのは主治医です。この前の書き方で、誤解があるといけないので追記させていただきました。命を預ける主治医と担当医、日々お世話をしてくださる看護士の方々との信頼関係が治療や入院生活のよりどころだと実感している毎日です。本当に、術前のようにはいかなくなります。
特に術日の夜、何を取るにも体の向きを変えるのにも、尿管で排泄も管理ですし、翌日以降も体を拭いたり先発したり、出来ないこと満載で、上手にお願いが出来る謙虚な心を持たないと、と何でも自分でやっちゃったほうが早い、なんて家族にも職場でも思って人に頼むのが苦手だった私はひどく傲慢だったなぁ、と反省しきりな毎日です。乳がん患者さんはストレスをかかえているがんばり屋さん
が多いと聞きました。かく言う私も義母の介護と小学生の娘と遠くで働く夫と自分のフルタイムの勤務にいっぱいいっぱいで、特に介護が忙しくて2年連続乳がん検診を受けられなかったら見送ったあとに乳がんにかかっていました。
職場の検診内容もどうかと思うのですが、奇数年齢はマンモグラフィを希望すれば受けられ基本は超音波、偶数年齢は触診のみ。今年は偶数年齢でしたが、さわると痛いのと、ここ数年受けていなかったことを検診医が心配して再検査扱いにしてくださったから見つかりましたが、今の主治医がおっしゃるには、マンモグラフィに写らないMRIでわかるガンも3割弱ある、ということで、中途半端な触診だけ、超音波だけ、の検診で安心していると、微細石灰化のガンは当然見落とされることになる怖い仕組みも今回知ったところです。マンモグラフィの被爆による影響も心配されるところですが、私のように家族に乳がんがいる方は、ちゃんとマンモグラフィ、受けたほうがいいかもしれません。(集団検診時、痛みや違和感を訴えれば、再検査にしてもらえるので保険扱いで全額自費で受けるより助かります(苦笑)。大病院は紹介状がある、ない、で検査の予約枠も分けていて、紹介状があると数週間以内、ないと半年はいっぱい、みたいな感じでしたから、そういう意味でも集団検診医の紹介状がポイントとなります)

入院中で時間があったので、色々と書いてしま。しました。どなたかのお役に立てればすごくうれしいです。

あと、私が知らなかったことは、センチネルリンパが人によって数が違うこと、私は2個でしたが、もっとあるひとも、逆に見つからなくて医師が焦る人もいるらしい?ようです。
センチネルの注射ってどこにどんな風にするのかも知りませんでした。インフルエンザ予防接種ぐらいの注射を手術前日の朝1で乳輪の外側に2本、チク~ぐらいで耐えられない痛みではなかったです。その午後にわきの下の撮影になりました。
リンパの形と乳管の細さも知りませんでした。リンパは通常は大豆くらいの大きさではれてしまうと数センチのおおきさまで成長してしまうそうです。乳管は夫が摘出したものを見せてもたって、乳管ガンだったのでどれが癌か聞いたところ糸より細いので、その中の石灰化のガンは肉眼では見られない、といわれたそうです。
初心者のナゾ、満載なまま、手術を受けましたが、日々、少しずつ、元気になっています。
長々とすみませんでした。

hidechin さんのコメント...

>Mariさん
いろいろ情報ありがとうございました。
経過が良好のようでなによりです。
今回たくさん情報を書き込んでいただきましたが、このコメント欄に書いていただいても一部の人の目にしか留まらないかもしれません。貴重な体験談ですからご自身のブログでご紹介したほうがより多くの人が見てくれるかもしれませんよ。退院して少し余裕ができたら考えてみてはいかがですか?
それでは。

Mari さんのコメント...

hidechin先生

勝手に場所をお借りしてしまい申し訳ありませんでした。

(ひとつだけ訂正させてください。生保の表現があいまいでした。「上皮悪性新生物」に「非浸潤ガン」が該当するので、保険支給対象外となる保険がある、そうです。)

ブログ管理出来る自信がついたら、誰かのために少しでもお役に立てるよう、素人なりの体験談をまとめるべく、がんばってみたいと思います!

また、治療に移行してわからないこと、悩むこと、出てくると思います。そのときにはどうぞよろしくお願いいたします。

このたびは本当にどうもありがとうございました☆

hidechin さんのコメント...

>Mariさん
ここに書き込んでいただいた件についてはどうぞお気になさらずに!
またなにかありましたらご相談下さい(ただ、あくまでも主治医にお聞きになるのが大原則であることはお忘れなく!)。それではお大事に!

匿名 さんのコメント...

はじめて投稿します。
とても気になっていることがあるので相談にのっていただきたく投稿しました。

二月に区の乳がん検診を受けて右胸に石灰化がありと微笑円形、集簇性とのことでした。判定は要精密検査だったのですが、担当医からは「気になるようだったらマンモトームしますが、3か月後に来院してマンモをとって経過観察しましょう」と言われました。

そこで、気になっているのは、今マンモトームをして良性か悪性調べてもらったほうがいいのか、3か月後のマンモをとるまでに症状が進行することがあるのかです。

初めてのことばかりで知識もないので不安です。
ぜひ、ご意見を頂けたらと思います。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
はじめまして。実際にマンモグラフィを見ているわけではありませんのでなんともお答えしようがないのですが…。
3ヶ月経過を見ても良いということは、あまり強く悪性を疑っていないのかもしれませんね。ただ仮にがんによる微細石灰化だったとしても、微小円形の集簇で見つかるような非浸潤がんは比較的おとなしいことが多いですので3ヶ月ではあまり変化しないかもしれません。つまり3ヶ月後に変化がなくても悪性は否定できないということです。私が以前研修に行った東京のがん専門病院でも3年くらい経過をみてわずかに増加したかもという時点でマンモトーム生検をしてみたら非浸潤がんだったということもありました。
匿名さんの主治医の先生は、おそらく3ヶ月後に変化なければ、その次は6ヶ月後、そして1年後と間隔を空ける方針なのではないでしょか?(私もそのように経過を見ることはありますが、最初のマンモグラフィ再検は6ヶ月後にしますので、匿名さんの主治医はかなり慎重な先生だと思います)
そのように経過を見た上で、変化があった時点で検査をして乳がんという診断が下った時に”もっと前にマンモトームをしておけば良かった”と後悔せず、そういう可能性もあるということがきちんと理解できているのであれば経過観察で良いと思います。これは確率の問題ですので実際に診療していない私があれこれ言うことはできません。納得いくまで担当医とご相談の上でお決め下さい。

Mari さんのコメント...

hidechin先生、こんにちは!
先月、皮下乳腺全摘出で手術をしたMariです。
今日、病理結果が出ました。6センチ四方に広がっていたので、やっぱり全摘は免れなかったけれど、病理の方は浸潤の所見もなく非浸潤のままでだったので、今後は対側も含め要観察ではありますが、とりあえず無治療で行けることになりました☆
進行の早い早い危険なコメドタイプの石灰化なのにマンモトームして4カ月後の手術、もう絶対浸潤化しちゃってる、と思っていたので、まだ信じられないくらい、本当に嬉しいです。

手術した皮膚が肋骨側に癒着してしまったので、今後はそちらの治療が始まります。壊疽しかけていた乳頭も何とか助かり、乳輪は半分が色が白く抜けてしまいましたが、1か月経った今、仕事と育児家事い追われるうち、気がつけば術前のように家事も出来ますし、全速力で走ることもできるようになりました!!
昔、実母が手術の傷を一回も見せなかったのが子供心にさみしかった経験で、子どもと夫には傷を見ても気にしないか確認したうえで、平気だよ、と返事があったので、毎日入浴も一緒にしていますが、自分も家族も意外な速度でこの傷のある身体を見ることに慣れていきました。

術前、色々とご相談に乗っていただき、本当にありがとうございました。

私も術前入院ブログ、誰かのために少しでも役に立てるよう、がんばってみます♪

hidechin さんのコメント...

>Mariさん
非浸潤がんという病理結果、本当に良かったですね。
これからは再建に向けてもうひと頑張りですね。ブログもあまり無理せずマイペースで始めて見て下さい。それではお大事に!

匿名 さんのコメント...

1日に投稿させていただいたものです。
お忙しい中お返事いただいてありがとうございました。

主治医の先生と相談してきたところ万が一悪性だとしても分裂速度はゆるやかなので3か月後にマンモをとってみて、変化があればマンモトームで変化がなくても気になるようであればそのときにマンモトームでもよいのではないかとの回答でした。

なので、様子を見ようと思います。
相談にのっていただきありがとうございました。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
やはり私が想像していたような判断なのですね。良性だといいですね。それではお大事に!

匿名 さんのコメント...

はじめまして。いつも参考にさせてもらっています。
私の左胸に5〜6年前から3センチくらいのしこりがあり
今年になり超音波画像上悪性を疑うと言われ、針生検をして、結果良性の乳腺症でした。
担当医は画像上と一致しないからか、マンモトームとMRIの受診を進めるので、受けました。
結果、二人の病理の先生(その内のお一人は、よく名前を拝見する有名な方でした)はグレー判定で、はっきりさせたくて病理の第一人者の先生の所に病理のセカンドオピニオンをお願いしました。結果、乳管内乳頭腫で良性でした。担当医は三ヶ月おきに経過観察するとの判断で
先日、受診したところ超音波画像上変化はなしだったのにもう一度マンモトーム受診を進められました。
外科的生検が出来ればいいのですが、胸サイズ小さい上に下半分がMRIで白くうつってる状態で、外科的生検=全摘になるといわれています。
6ヶ月空いているといえども、再度マンモトーム検査は大丈夫なのでしょうか?このようなケースはよく聞く話ですか?他院で一から受診しなおそうかとも考えていますが、今通院している病院は都内有名病院ですし、迷います。他院で検査を受けた場合は経過観察上デメリットだらけとも聞きます。どうしたらいいのかわからなくって相談申し上げました。よろしくお願いします

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
非常にお困りのお気持ちはよく理解できます。
ただ、画像も見ていない状況ではなんともコメントのしようがありません。半年でマンモトームの再検査はそうあることではありません。おそらく主治医の先生は病理のセカンドオピニオンを行なっても疑念があるから再検査をお勧めしたのだと思います(病理診断自体ではなく、採取方法も含めて)。2回目のマンモトーム自体は問題ありませんので主治医に再検査の理由を確認した上で納得できればもう一度検査を受けてみてはいかがでしょうか?

匿名 さんのコメント...

始めまして。私は先日軽い気持ちで婦人科健診を受けた28歳です。その結果マンモグラフィーで右眼乳腺石灰化(集簇性石灰化)、要精密検査で乳腺超音波を受けて下さいとのことでした。
クーポンサイトでのチケット購入、受診、結果は郵送で終了だったのですが、自分で調べたところ超音波よりマンモトーム検診の方がいいのでは?と思っています。それとも超音波を受けて先生から写真を見ながら説明を聞いた方がいいでしょうか?

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
はじめまして。
マンモトームは検診ではありません。最終的な精密検査です。通常はその前に超音波検査を行なうのは必須ですから担当の先生の判断は正しいです。そして超音波検査の結果で病変が見つかれば細胞診やマンモトームなどの組織診、見つからなければ経過観察かMR、そして必要に応じてステレオガイド下のマンモトーム生検を行ないます。
ネットでの不確かな情報(特に一般の方が書いている情報)を鵜呑みにするのは危険です。きちんと担当医から説明を聞いて下さい。
何ともなければ良いですね。それではお大事に。

匿名 さんのコメント...

お忙しい中、ご返信頂きありがとうございました。
仰って頂いた通りまずは超音波を受け、更に先生のお話を聞いてみようと思います。
まさかの精密検査という結果に驚いてしまいましたが、冷静に自分の体を知ろうと思います!ありがとうございます!

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
良性であることをお祈りしています。
それではお大事に。

luyo さんのコメント...

初めまして。石灰化とマンモトームの頻度について質問させて下さい。

【状況】
・2011年10月 マンモグラフィーで左乳腺にのみ石灰化が見つかり経過観察になる。触診、エコー問題なし。
・2012年2月 再びマンモグラフィー。石灰化が微増。触診、エコー問題なし。再度経過観察となる。
・2012年10月 転院しマンモグラフィーを受けた所、石灰化の増加が見られるとの事でMRIとマンモトームを受ける。結果良性。

マンモトームで良性の結果が出て安心しておりましたが、本日定期検診のマンモグラフィーを受けた所、また石灰化の増加が見られるとの事で、先生からもう一度マンモトームを勧められました。(触診、エコーは問題なし)

もしそれで良性が出ても今後また石灰化が増えたらその都度マンモトームをやらないといけないのでイタチごっこだともおっしゃっていました。

ここから質問です。本日を含め計4回マンモグラフィーを撮っていますが、いつも石灰化が増えていると言われて来たので今後増えない自信がありません。毎年マンモトームを受けて行かなければならないのでしょうか。そんなケースは多いのでしょうか。

ちなみに来年3月まで経過観察にしてもらいました。宜しくお願いします。

hidechin さんのコメント...

>luyoさん
はじめまして。
実際にマンモグラフィを見ていませんのでマンモトームが本当に繰り返し必要なのかどうか、正確には判断できません。
ただ、一度のマンモトームで正確な判断ができないこともありますので、石灰化が増加したときに、マンモトームの結果を踏まえても悪性の存在を完全に否定できないと判断した場合に再度マンモトームを行なうことはあり得ると思います。また1回目のマンモトームで正確に石灰化病変が採取できていたのか、病理診断が矛盾しない結果だったのかも重要です。今後石灰化が増えて、逆に明らかに良性と診断できるようになることもあります(線維腺腫の石灰化はでき始めは悪性のように見えることがありますし、乳腺症の石灰化も広範に増えると良性と推測できることがあります)。
ちなみに私の経験ではありませんが、2回目のマンモトームを受けて非浸潤がんと診断されたケースがあったというのは聞いたことがあります(もちろん稀なケースです)。以上です。

luyo さんのコメント...

早速のお返事感謝しています。

二回目のマンモトームで非浸潤がんと結果が出るのは稀と聞いて少し安心しました。私の場合石灰化が集まってる様で、一回目のマンモトームを勧められた時は悪性の可能性が高いと言われていました。

結果良性でホッとしたのに一年でまたグレーゾーンと言われショックでした。でも判断が出来ないのであれば仕方ないです。次の受診でマンモトームを勧められたら受けようと思います。

hidechin先生がおっしゃった様に明らかに良性と診断が付けば嬉しいのですが。

またご相談させて頂くかも知れません。お忙しい中本当にありがとうございました。

匿名 さんのコメント...

初めまして。
りんご(39歳未出産)です。

8月の乳がん検査で、石灰化あり(良性、しかし悪性ではないと言い切れないⅢ)と診断され、先日乳腺外来で再検査(視触診・マンモ・エコー)を受けました。

右乳房に、集まっている石灰化がみられますが、エコーで病巣もみられず、良性と診断を受けました。
今後年に1回検診を受けるように、と言われましたが、色々とネットなどで見ていると(先生のところの相談の方もですが)、もう少し早い周期で乳がん検査を受けられているようです。

今回良性でしたが、1年後というよりは、3~4ヶ月で検査を受けた方がいいのでしょうか?
どうして年に1度と言われたのか、それでいいのか、不安になっています。

病院その場で聞けば良かったのですが・・・。
どうぞ、よろしくお願いします。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん(りんごさん)
はじめまして。
申し訳ありませんが、今までも様々なご質問に同じようにお答えしているのですが、マンモグラフィなどの検査結果を見ていない私がそのご質問に対してお答えすることはできません。最終的には担当医の判断でフォローの間隔は決まりますので、そのDrの判断としては1年後でも大丈夫だということなのではないかと推測します。ただしそれは必ずしも悪性ではないと断定できたわけではありません。もしご心配でしたら再診してもう一度確認するのが良いと思います。

ネットでお答えできることには限界があるということをご理解下さい。またネットの情報を過度に信頼すべきでもありません。あくまでも参考程度にして疑問があれば担当医にお聞きになるのがもっとも信頼できます。それでも疑問が解決しない場合は、セカンドオピニオンをご検討下さい。

匿名 さんのコメント...

はじめまして。
ギザみみ(46歳)です。

11月1日の人間ドックで、2年前のマンモグラフィの画像と比較すると石灰化の数が増加していると、大学病院等の乳腺専門外来での精密検査(ステレオタイプ下マンモトーム生検)を進められました。

12月17日に乳腺専門外来を受診したところ、
カテゴリー4aでMRIとステレオタイプ下マンモトームの予約を入れるように言われました。

ギザギザした石灰化があり、数が増えているというのは精密検査の対象になるという説明でした。

気も動転していたので、その日はそのまま予約をして帰宅したのですが、その後、考えると
癌ではない石灰化でも数は増えることはあるそうですし、
「マンモグラフィ―を撮影しながら太い針を刺す」
なんて、考えただけでも恐怖でクラクラします。

もし、癌だと分かったのならば手術や針を刺すことも仕方がないと理解できますが、
癌かどうかもわからない状態なのに、マンモトームを受けるこということがどうしても理解できません。

太い針以外での細胞診は細かな石灰化の場合は無理なのでしょうか?

医師からはこのような疑わしいモノを発見するために人間ドックでマンモグラフィ―を受けているわけで、
発見したのに検査をしないという選択肢はあり得ない、と言われたのですが
どうしても今すぐに受ける決心がつきません。

…今すぐではなく、3ヶ月後にマンモグラフィ―で再度数が増えていたら、その時は覚悟を決めて針を刺すつもりはありますが
ここで時間を置くのは悪性だった場合、ただ進行させるだけで、
時間が経つことで良性ということが判明する、
つまり3か月にマンモトームは不要となる可能性は全くないのでしょうか?

いきなりの質問で申し訳ありません。
今まで自分が乳がんになるかもなんて考えたこともなかったので、この1カ月で頭が混乱しております。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん(ギザみみさん)
はじめまして。
動揺するお気持ちは理解できますが、担当医の先生のおっしゃる通りです。がんが隠れているかもしれないから検診を受けるわけで、疑いがあると言われて精密検査を受けないのは理屈としてはおかしいです。冷静になって考えればよくおわかりになると思います。
また、”癌かどうかもわからない状態なのに、マンモトームを受けるこということがどうしても理解できません”と書いていますが、これもよく考えれば理解できることです。がんだと断定できるのであれば逆にマンモトーム生検は必要ないのです(ただ、たとえばしこりがあって明らかにがんだとわかっていても通常必ず組織診断はつけます)。がんの可能性があるからマンモトームが絶対的に必要なのです。また3ヶ月で石灰化が消えたり明らかに良性の形状に変化することはありませんし、3ヶ月くらいで増加しないから良性とは断定できません。怖い検査は受けたくないお気持ちは理解できますが、担当医の指示に従ってきちんと検査を受けることをお勧めします。がんの疑いがあるまま、検査をせずに放置する方がずっと危険ですし、そのうち不安も増します。またもし結果的にがんだった場合、なぜもっと早くに検査を受けなかったのかと後悔することになりかねません。悪性だった場合にあとで後悔を残さないために、そして良性だった場合によけいな不安を長い間感じないために検査をおすすめしているのです。ご理解いただけましたか?
以上です。良い結果だといいですね。

匿名 さんのコメント...

ギザみみです。

迅速かつご丁寧なご回答、本当にありがとうございました。
心より感謝いたします。

おかげさまで論理的には理解できました。

ただ、気持ちがまだついていけない状態です。

12月21日のMRIを受ける決心ができかねています。
マンモトームの予約は1月15日です。
でも、きっと子どものためにも受けた方がいいのでしょうね、
論理的には。
…すみません、まだ気持ちの整理がつかなくて。

良性だった場合、不安を長く感じないためとは
逆に
私の場合、正直に申し上げますと
「なんでこんな痛い思いをしなくちゃいけなかったんだ、
医者を信じて馬鹿だった」と
後悔してしまいそうな自分がいて、
(医師に向かって申し上げる言葉ではないですが)
良性だったときに後悔するというか、
それだと悪性であることを望む自分もいて、
そもそも人間ドックでマンモグラフィ―を受けたことを後悔している状態で
本当に大人として、一人の母親として
全く冷静な判断ができない状態になっているのだということが
先ほどのご説明でよくわかりました。
目を開かせてくださってありがとうございました。

ちゃんと考えて、
気持ち的にも納得して、
検査を受けた上で、
また、良い結果をご報告できたらと思います。

本当にありがとうございました。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん(ギザみみさん)
このブログがギザみみさんのお役に立てたとしたらうれしいです。きちんと納得して検査を受けられることを私は信じています。それではお大事に!

匿名 さんのコメント...

はじめまして。
石灰化のことで質問させて下さい。
石灰化は初期の癌になるのでしょうか?
47歳です。
10年前に左胸に癌があり全摘しました。
今日右胸の定期健診で1cmの怪しいのがあるので細胞を取りました。3人の先生方が小さい声で3Cだと言っていました。
癌だったら癌で覚悟があるのですが、どの程度なのか心配しています。
と言うのも主人が昨年肝臓癌で手術にしたので何も出来ないので私が入院するにしても家の用事を済ませてからしないと・・・
石灰化が出来るのが初期だと安心なのですが・・・。
宜しくお願い致します。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
はじめまして。
まずご質問の意味がよくわからないのですが…。石灰化があると言われて検査を受けたのですか?文中には石灰化があったとの記載はありませんが…。また”石灰化が初期の癌になるのでしょうか?”というご質問の意味が理解しかねるのですが、一般論としてお答えします。
石灰化には良性の石灰化(乳腺症や線維腺腫などによる)と悪性の石灰化(がん細胞の一部が壊死したり、がん細胞のすきまに分泌された物質に石灰が沈着したりしてできます)があります。良性の石灰化が悪性になることはありません。悪性は最初から悪性です。ただ数が少なかったりおとなしいタイプのがんの石灰化だと良性か悪性か最初は区別できないことがよくあります。
ちなみにマンモグラフィの判定も超音波検査の判定も細胞診の判定も”3C”というのは聞いたことがありません。なにかの聞き間違いではないでしょうか?
いずれにしても画像も見ていない私はこれ以上お答えすることはできません。憶測で不安を増すより、きちんとご説明を受けることをお勧めします。
それではお大事に。

匿名 さんのコメント...

お忙しい中お返事下さって有り難うございます。普通の定期検診で行ったのに生検をされたのでパニックって支離滅裂な文章になってしまいました。主治医から石灰化のことは今まで聞いたことがありませんでした。主治医とは別の医師が先日エコーで石灰化がいっぱいありすぎてよく判んないな。と他の医師と話していて自分が石灰化しているんだと始めて知りました。それで石灰化をネットで調べたら良性と悪性がある。悪性でも大人しい方だと書いていたので初期の癌だと思い込んでしまいました。3c聞いたこてが無いとおっしゃっるなら私の聞き間違えと思います。3と言う声が聞こえたと思ったのですが…小さい声だったので良く判りません。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
まずは冷静になって主治医からの説明をよくお聞きになって下さい。
良い結果だといいですね。それではお大事に。

匿名 さんのコメント...

匿名 さんのコメント...

以前にも石灰化について教えて頂いたものです。今年7月末人間ドックで微小円形石灰化3粒で11月に再マンモグラフィーとエコー予定です。触診とエコーは異常なしでした。
実は3年前から二人目がほしくて42歳と高齢ですが子作りのためビタミンEと当帰芍薬散とリンカルと豆乳を飲み続けていました。リンカルは産み分けのための錠剤でリン酸とカルシウムで出来ていたと思います。で去年11月に9週でけいりゅう流産しました。これらのことは今回の石灰化と関係ありますか?
知人からビタミンEは飲み続けると癌になる、当帰芍薬散や豆乳はエストロゲンを増やすから乳癌になると聞きました。それを聞いて怖くなりコメントしてしまいました。申し訳ないですが又教えて下さい。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
豆乳と乳がんの関連に関しては明らかな証拠はありませんので気にする必要はありません。大豆に含まれているエストロゲン類似物質のイソフラボンは逆に乳がんに対して抑制的に働くというデータもあります。サプリメントなどで大量摂取することはお勧めできませんが、少なくとも食品として摂取する分には問題ない言われています。当帰芍薬散は確かにラットなどの実験でエストロゲンの増加作用はあるようですが、発がん性や乳がんを増悪させるという報告は聞いたことがありません。エストロゲンを直接摂取するのに比べるとその影響は微々たるものだと思います(そもそも閉経前なら卵巣から多量のエストロゲンが出ているわけですので)。それでも気になるのでしたらやめるのが良いと思います。ビタミンEに関しては、前立腺がんの発症を増やしたという報告もありますが、以前の研究では逆に減少したという報告もあるようです。乳がんとの関連性は不明です。
いずれにしても個人的にはそれほど心配されるのであれば、あえて高いお金を払ってそれらを服用する必要性はないのではないかと考えるのですが…。
特定の成分を多量に含むサプリメントなどには良い点と悪い点がある可能性があります。バランスよく食事を食べるのがからだには一番良いと私は考えています。
なお、石灰化と流産はまったく関係がありません。年齢が高くなるほど流産率も高くなるものです。このあたりの詳細は産科のDrにお聞き下さい。
以上です。

匿名 さんのコメント...

お忙しいところありがとうございました。
今現在はビタミンEなど全て止めています。妊娠してお乳が張り母乳が準備され始めて流産すると母乳のカルシウムが乳内に残って石灰化として映ることも考えられると大学病院先生が言っていたもので。でも9週の 早期流産だから関係ないのですよね。ネットなどで微小円形石灰化数粒集簇性で経過観察で何年後かに悪性だったという話が結構あるので私のケースでは良性の可能性が全くないような気がしてきました。ポジティブにならなければいけないのですが11月まで不安でなりません。私のような場合で良性であり続けるケースはあるのでしょうか?
何度もスミマセン。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
石灰化があるから流産したのか?という意味だと勘違いしました。たしかに母乳を分泌する妊娠後期に流産したのであれば母乳中のカルシウムが石灰化として写ることはあり得ます。でも9週であれば関係ないのではないかと思います。
微小円形微細石灰化の集簇(カテゴリー3相当)のうち悪性である確率はおよそ10%程度だと思います。ですから9割は良性です。私の経験上でもそのくらいです。また悪性であっても経過をみて変化が出てから診断されても非浸潤がんのままであることもよくあります。ですから悪性の可能性は10%くらいあったとしても経過をみることはあるのです。ただそれもケースバイケースですので匿名さんの場合がどうなのかまではわかりません。ご心配でしたら直接担当医にご確認下さい。以上です。

匿名 さんのコメント...

何度もありがとうございました。
お忙しいところお返事いただき大変感謝します。

yun さんのコメント...

はじめまして、よろしくお願いします。
8月の健診MMGでカテゴリー5と判定があり、健診機関附属の大病院乳腺外来を受診しました。エコーでしこりが有り、針生検を行ない結果待ちです。
まずは結果を聞いてからとは思いますが、その日のうちにMRIやエコーや術前検査、オペの予約まで決めたので考える余裕が無くこちらにご相談させて頂きたいと投稿いたしました。
1年交互に(初めは超音波のみで)マンモと超音波検査を7年前くらいから検査し、MMGは過去2回とも良性石灰化でカテゴリー1でした。超音波はほぼ正常となっていました。
昨年の健診(超音波)から、健診機関を変更しこの健診機関でのMMGは初めてでした。
今迄良性石灰化と言われていた事は、お話しましたが、左右の画像で右の石灰化は少なく問題無いが、左のは乳頭下に集まって多数あり、超音波をあてたところしこりが有ったためその場で針生検を行ないました。
先生のお話では5分5分とのことでしたが、私としてはもし手術するなら時期や病院を選びたいと考えています。(自宅地域にも乳癌で有名な大病院があるので)
ただ、こちらのブログで知って驚いたのは、進行性の場合は手術は早いほど良いという事みたいなので、

1)しっかり整った病院から他の病院を紹介していただけるものなのか。
2)家系にガンは無く、いままで大丈夫でも、急に悪性のガンが手術を緊急を要する程に出来てしまうものなのか。
という事をお伺いしたいと思います。
生検の結果は仕事の都合で来週聞きに行く予定です。
もし悪性で手術が必要なら、他の病院へかかりたい話はその場でするしか無いと思っていますが、こういった事は失礼な事なのでしょうか。
決して信用していないわけでは無く、術後の通院などを考えての利便性だけなので(私には重要)、発言して良いか悩んでいます。

自分がガンになるイメージがどうしても湧きません。
急な投稿で失礼しました。

yun さんのコメント...

補足ですが、現在53歳、49歳閉経です。出産有り。
何度もすみません。

hidechin さんのコメント...

>yunさん
はじめまして。検査結果、ご心配のことと思います。
まず転院に関してですが、交通の利便性などの理由があるのですから、紹介してもらうのはまったく問題ありません。そのような申し出を断るような病院であればそもそも治療を受けるべきではありません。ですからなんの遠慮もなく申し出て大丈夫です。
次に家系(遺伝)と乳がんの関連についてですが、乳がん全体の中で遺伝が関与するのはせいぜい10%程度と言われています。ですから家系に乳がんの人がいなくても当然起こりえます。ただ、緊急を要する状態かどうかは画像を見ていませんのでなんとも言えませんし、乳がんは一般的に言うと一日も早くというほど急がなければならないことはありません(このブログで"進行性の場合(この言葉の意味はわかりませんが)は手術は早いほど良い"と書いたつもりはないのですが…)。以前も書いたことがありますが、1個の乳がん細胞ができてから乳がんと診断可能になるまで5年から10年たっていますので、数週間の遅れが致命的になるとまでは言えないのです(ただだらだらと先延ばしすることはお勧めできないということは書いたかもしれません)。以上です。

yun さんのコメント...

早速のお返事を有難うございます。
紹介の事、お聴きして安心しました。病状より先にそんな事考えているのも変ですが、健康診断の場所が意外と遠かったのでややこしくなってしまいました。
転院の時間ロスがガンを悪くするのではないかと心配していましたが、一日も早くというほど急がなくても良いとの事でしたので 残念な結果だった時は相談してみます。
「手術は早いほど良い」と思ったのは、私の読み取り違いだったのかもしれません。
他の方に間違った印象を与える様な書き方をして申し訳ありませんでした。

まずは心を落ち着かせて、結果を聞きに行こうと思います。
有難うございました。

hidechin さんのコメント...

>yunさん
そうですね。
良い結果であることをお祈りしています。お大事に!

EM さんのコメント...

hidechin先生

こんにちは。こちらの記事を読ませて頂き、あぁ、まさに私のことだ。。。と思い、コメントを残させて頂きます。
私は、健診クリニックでの超音波検査にて、低エコー型腫瘤内石灰化と乳腺拡張の所見にて要精密検査となりました。自分なりにネットで調べると、石灰化は悪性の可能性が高い!という情報を沢山見た為にかなり思い悩みました。30代、未婚、妊娠経験なしです。

結局のところ、2つの病院に診察に行き、どちらも経過観察となりました。
1つ目の病院では、マンモ→集簇性石灰化→エコー→乳腺拡張→針による細胞診→悪いもの出ず、3ヶ月後のフォロー。
2つ目の病院では、マンモ→集簇性石灰化→エコー→乳腺拡張→造影剤MRI→何も出ず、半年後のフォローで石灰化の増減を確認することに。
以上のような結果になりました。

石灰化について少々お聞きしたいのですが、私の場合は、微小円形石灰化が集簇性で見られた為、マンモでカテゴリー3となり、また、エコーで乳管拡張も見られたことにより、より悪性が疑われた、ということと理解しているのですが、こういった理解で合っているでしょうか?また、仮に微小円形石灰化であっても、分泌型の石灰化である可能性もあることから、100%良性であるとは言い切れず、経過観察とする、という見方なのでしょうか?

現時点ではマンモトーム生検しないんだ。。。と、ちょっと意外というか、心配ではありましたが、悪性度が高ければ当然、医師は生検を進めるでしょうし、今回の検査結果からの変化を見なくては何とも言えないという状況なのだとやっと理解してきました。先生方も、良性なので気にしなくていいです、という言い方はせず、悪性である可能性も否定できないし、今後見つかる可能性もあるので必ず定期的に診ていきましょうとおっしゃいました。悪性ではない→安心してしまい、検査を受けなくなるというのが一番良くないことですものね。

長文失礼致しました。

hidechin さんのコメント...

>EMさん
はじめまして。
MRや細胞診まで検査したのでしたら経過観察は妥当な判断だと思います。
もちろん100%悪性を否定できるわけではありませんが、今日本だけではなく世界的に問題になっているのは、切除しなくても良いような非浸潤がんを見つけるために過大な侵襲(マンモトーム生検など)を与えすぎているということです。
カテゴリー3の石灰化の中にはがんは約10%くらいあると言われています。おっしゃる通り微小円形石灰化の集簇で分泌型の石灰化でも悪性のこともあります。しかしMRで染まらないような非浸潤がんは、もしかしたら一生悪さをしないようながんかもしれません。少し経過観察をして、石灰化が増えたり、エコーで病変がはっきりしてからさらなる検査をするということでも良いように思います。
また、乳管拡張が見られたとのことですが、その中に石灰化が見られたのであればより悪性を疑いますが、そうでないのであればまったく無関係ということもあり得ます。
私は実際に画像を見ているわけではありませんのではっきりしたことは言えませんが、EMさんがお書きになったことが真実であれば、私も経過観察をお勧めすると思います。
以上です。

匿名 さんのコメント...

初めて質問させていただきます。よろしくお願いいたします。
先日、充実性乳管癌と診断されました。
しこりの大きさは1.5センチ程で、周りを2.5センチ程は取るとのことでした。
あまり胸が大きくないこともあり(Bカップあるかないか)変形を心配しています。
見た目や、再発率を考え、乳輪乳頭を残して全摘+再建もありなのかな、と相談したところ、人工物の方がよっぽど不自然とのこと。
それぞれのメリットデメリットを考えどちらが良いと思われますか。アドバイスをお願いいたします。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
はじめまして。
実際に匿名さんの乳房も画像所見(特にMR)も見ていませんし、どの部位にあるかもわかりませんのでどの程度の変形になるかは予測することは困難です。私は、腫瘍の大きさや広がり、部位、乳房の大きさなどを総合的に考えて、人工物による乳房再建と乳房温存術のどちらが整容的に優れているかを考えて患者さんに提示しています。それでも迷う場合は、形成外科の外来に紹介して、実際に写真を見せながら再建の説明をしていただいて判断してもらっています。
もし温存による変形が心配で乳房再建も考えておられるのでしたら、一度形成外科医の外来に紹介してもらってはいかがでしょうか?

匿名 さんのコメント...

お忙しいなか、さっそくのお返事ありがとうございます。
今の病院には、形成外科はなく、そんなに形を気にするならば他に行けばいい、といった感じでした。
部分切除の場合、放射線が必須で、放射線をしてしまうと再発した場合は全摘。しかも皮膚が伸びずきれいに再建出来ないと聞いてしまったこともあり、決断出来ずにいます。
今の先生がおっしゃるには、放射線+抗がん剤をすれば再発は3%ほどしかないとのことで、そんな先のことを考えていたらキリがないと言われてしまいました。
たとえ3%でも再発した場合のことまで考えてしまうのはおかしいのでしょうか。
私のなかでは、万が一再発した場合、再建は難しいというところが一番ひっかかっているところです。
再発しただけでもきっと今回よりショックだと思います。その上、全摘しか方法がなく、再建も出来ないとなったら、その時はどうしたら立ち直れるのか…考えただけで怖いです。
ただ、ステージ1,もしくは2a(リンパ節の検査はまだしておらず転移があるかは不明)とのことですので、全摘+再建は大げさ?というか、今の先生のおっしゃる通り、部分切除が適切なのかとも思ってしまっています。
今の病院に形成外科がない以上、他の病院に行くしかないのでしょうか。
しこり自体は取ってしまっているので(針生検で十分な量を取れなかったため)部分切除の場合は今の病院でやった方がいいと言われました(場合が特定しづらい?)が、相談しただけで他へ行けと放り出されてしまった気分で、今はその先生を信用できない気持ちです。部分切除に決めた場合、しこりそのものがないと、他の病院では手術しづらいのでしょうか。癌自体の広がりや顔つき?の詳しい説明もなく、ホルモン療法ができるかなどの検査結果も未だ出ていない状態で手術の日程を入れられてしまい、焦ってしまっています。
質問ばかりになってしまい、また文章も拙く申し訳ありませんが、またお返事いただけるとありがたいです。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
局所再発の心配をすることはなにもおかしなことではありませんよ?放射線治療を希望しない場合や局所再発が心配な患者さんにとっては全摘はいつでも選択可能な術式なのです。一次再建が保険適用になった現在ではなおさらその要望には応えやすくなっています。
腫瘍自体はすでに摘出してしまったということですが、ぞの前にMRは撮っていないですよね?だとすると広がりの範囲も推測できませんので温存術後の断端陽性率の予測も難しいかと思います。
もし全摘+再建を希望されるのでしたら他の病院でもまったく問題はありません。ただし摘出生検の結果は必要ですのできちんと紹介状を書いてもらうことが必要です。
ただ繰り返しになりますが、私は実際に画像も摘出生検標本も見ていませんので、本当に全摘+再建がベストな選択かどうかまではお答えすることはできません。極端な話、全摘してみたけれど最初の摘出で全て取りきれていてがんがまったく残っていなかったということもあり得るからです。全摘を選択されるのでしたら、そのことはきちんと理解した上で受けるべきです。
以上です。それではお大事に!

匿名 さんのコメント...

お返事ありがとうございます。
MRIは手術前に撮っています。
結果、どのくらい広がっている等の説明はほとんどありませんでした。
エコーだと、これが腫瘍で、MRだとこれね。程度です。
ただ、しこりの大きさが1.5センチと判明しているので、取り残しのないよう周りを2.5センチずつ扇状に切るとの説明だったので、そのくらいは広がっているということなのかなと想像しました。
私が、そんなに取るならば全摘も考える旨お伝えすると、足を伸ばしている形よりは、膨張性なので最初話したよりは少し小さめでも可能とは言われましたが。
全摘+再建は、他の病院でも問題ないということは、部分切除の場合は、やはり他の病院ではやりづらいということでしょうか。
何度も似たような質問申し訳ありません。

人工物だから、不自然と言われたこと。メンテナンスや合併症のことで全摘+再建(シリコン)にもデメリットがあり、踏み切れません。
自家組織再建も視野に入れて考えたいと思います。

どちらにしても全摘+再建の場合は今の病院では出来ないので転院という形になってしまうとおもうのですが、データ等はいただけるのでしょうか。
それとも、腫瘍自体はもうありませんが、転院先の病院で再度検査になるのでしょうか。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
MRは撮影していたのですね。
一度手を付けたあとの再手術、特に追加の部分切除はやりにくい場合があります。最初の手術をした施設(医師)なら、どのような剥離でどのような切除をしたかわかっていますのでまだ良いのですが、まったく知らないとやりづらいことは確かにあります。でもまったくできないわけではありません。
部分切除にしても全摘にしても検査所見や手術の内容、病理結果の情報提供がなければどこの病院でも受け入れは断られると思います。他の施設での治療を希望されるならこれらの情報を現在の主治医に提供してもらうように依頼して下さい。これらの資料の提供を断るような病院はそもそも信頼できる病院ではありません。今はそのような病院はないと私は信じています。なおほとんどの腫瘍を摘出しているのに転院先での組織検査は不可能です。
以上です。

匿名 さんのコメント...

いつも丁寧な回答ありがとうございます。
再発のリスクや、整容性などを考えて、転院しての全摘+再建の方向で考えたいと思っています。
不安なことばかりの中、専門の先生にご意見頂けたこと、大変ありがたく心強かったです。
これからまだまだ治療は長くなると思いますが、また何かあった時、相談させていただけたらと思います。
何度もありがとうございました。

匿名 さんのコメント...

いつも丁寧な回答ありがとうございます。

再発のリスクや、整容性などを考えて、転院しての全摘出+再建の方向で考えたいと思っています。

不安なことばかりの中、専門の先生にご意見頂けたこと、大変ありがたく心強かったです。

これからまだまだ先は長くなると思いますが、また何かあった時、ご相談させていただけたらと思います。

ありがとうございました。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
納得いく治療を受けられて、良い結果が得られることをお祈りしています。
それではお大事に!

匿名 さんのコメント...

こんにちは。4月19日から23日までやり取りをさせていただいた者です。セカンドオピニオンの結果、そのまま転院となり、再度CT、MRI、エコー等の検査をしました。
前病院での結果がgrade3、トリプルネガティブだったことを聞かされました。
転院先の病院で再度検査したところ、同じ側にもうひとつしこりが見つかり、針生検をして結果待ちですが、ほぼほぼ癌だろうといわれました。
これは、前の病院の見落としでしょうか?それとも新たに出来た物なのでしょうか?
grade3、トリプルネガティブと言われたこと、新たにしこりが見つかったことで動揺してしまい、質問出来ないまま、というか頭にも思い浮かばないまま帰宅し、今さらになって、もし新たな物だとしたらすごいスピードで大きくなっているのかと不安です。手術予定は7月とまだ先なので、それまでこのしこりを放っておいていいのか、7月までにまた新しい物ができるのではないかと気になって仕方ありません。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
見落としと呼ぶべきかどうかは別として、乳がんはそんなに早く新しいものができることは通常ありません。大きさもわかりませんし、本当にがんだという結果が出たわけではありませんのでコメントは控えさせていただきます。もし疑念があるのでしたら、また手術時期に不安があるのでしたら直接担当医にお聞き下さい。

うさぎ さんのコメント...

健康診断で腫瘍の疑いありで病院に行って来ました。
エコーとマンモを撮り石灰だったことが分かったのですが、三か月後にまた診せて下さいと言われました
後でネットで調べたら石灰には悪性と良性があると知り不安になりました
今の段階だとまだ乳がんか判断出来ないということですか
カテゴリーもあると知らず何も言われてません
乳房石灰も初めて聞いて知ったので自分の状態がよく分かりません
回答よろしくお願い致します

hidechin さんのコメント...

>うさぎさん
はじめまして。
私は画像を見ていませんので何とも言えません。一般的にはその医師が経験のある乳腺外科医だとした場合、細胞診や針生検も行なわずに経過観察で良いと言ったわけですので積極的に悪性を疑う所見はなかったのではないかと推測されます。ただ自分が下した判断ではありませんので断定はできません。
最初腫瘤と言われて、その後の検査で石灰化と言われたとのことですのでまず頭に浮かぶのは線維腺腫です。もし明らかな線維腺腫であれば3ヶ月後ではなく1年後とか2年後で良いと思いますので、きっとまだ石灰化が少ないために断定できないと考えて少しこまめにフォローしようと考えたのではないでしょうか?他に腫瘤に石灰化を伴う良性病変としては乳管内乳頭腫やMucocele-like tumorなどがあります。
ちなみに細胞診や針生検をしなかったのであれば、カテゴリーは2なのだと思います。
いずれにしても判断に疑問があるのでしたら再度受診してご確認下さい、

うさぎ さんのコメント...

御返信ありがとうございます
健康診断ではエコーのみで左乳腺腫瘍の疑い、左乳腺のう胞でした
病院でエコーを撮り何かあるからマンモで調べたら石灰でした
場所は乳頭の上辺りです
先生が言う良性病変だったとしたらそんなに心配するものではないですか
少しでも疑わしかったらその時点で細胞診や針生検しますか
エコー写真とマンモの画像持ってますが他の病院でそれを診てもらう事は出来ますか
よろしくお願い致します

うさぎ さんのコメント...

甘い物はやめた方がいいですか
食べ物で気をつける事があれば教えて下さい

hidechin さんのコメント...

>うさぎさん
心配なものかどうか、細胞診や針生検までするかどうかは昨日書きましたように私は画像を見ていませんので断定できません。疑問があれば担当医にお聞き下さい。他の病院で診てもらうことは可能ですが、紹介状をもらう方が受診先の医療機関としては助かると思います。まずはその前に担当医に疑問に思うことを確認することが先だと思いますが。そうでなければ次の医療機関でも同じことの繰り返しになりますよ?
食事については健康的な食生活をしていればがんであろうとなかろうと制限はありません。
以上です。

匿名 さんのコメント...

こんにちは。
先日乳ガン検診で、ひだり胸に領域性微小円形の石灰化が沢山見つかりました。
精密検査を受けて下さいとのことでしたが、そのすぐ後に妊娠が判明しました。
妊娠してる場合、マンモトームは受けれますか?
また、マンモトーム生検をやっている病院で精密検査を受けたほうがいいのでしょうか?

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
はじめまして。
ステレオガイド下マンモトーム生検はレントゲン(放射線)を使用しますので妊娠中(特に初期)は望ましくはないです。まずは超音波検査を受けてさらなる精査(ステレオガイド下生検も含めて)が必要かどうか判断することになると思います。
なお領域性の石灰化という判定が正しいのでしたら本来は要精検にはならないはずなのですが…(実際にマンモグラフィを見ていないのでなんとも言えませんが)。集簇性の石灰化が多発していて全体的には領域性にも見える、ということなのではないでしょうか。
とりあえず超音波検査を受けることになると思いますので、精密検査のできる施設であればどちらでも良いのではないかと思います。その際に妊娠していることは必ず伝えて下さいね。
それでは良い結果であることをお祈りいたします。

匿名 さんのコメント...

お返事ありがとうございました。
昨日メールさせていただいたものです。
心配で近くの病院で今日みていただいたのですが、前回の領域性微小円形は左胸にしかなく、そのせいでカテゴリー3になったみたいで、細かく点々と散らばった感じでした。
今は妊娠初期なので何もできない、安定期にMRIを撮りましょうと言われましたが、妊娠中にやっても大丈夫なのでしょうか?
マンモトームも安定期ならできるのでしょうか?
片方の胸にだけ石灰化があるのは悪性の可能性もあるでしょうか?

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
造影MRで使用するガドリニウムという造影剤は胎盤を通過します。ただ胎児の体内に入っても明らかな有害反応を示す証拠はないようです(動物実験では妊娠中期の投与で骨格異常が起きたという報告があります)。とは言っても胎児に対する安全性は確認されていませんので、特に妊娠初期は避けること、有益性とリスクを十分に検討した上で行なうことが重要になってきます(私自身十分な知識を持っているわけではありませんのでご了解願います)。産科医にもご確認されることをお勧めします。レントゲン検査であるマンモトーム生検もやはり妊娠初期は避けるべきです。安定期以降についても奇形をきたす可能性が少なくなったとしても胎児が多少なりとも被曝するのは確かですのでこれも有益性とリスクを秤にかけて判断することになります。
乳腺外科医、産科医とよくご相談の上でご判断下さい。
片側のみに石灰化があることは珍しくはありませんが、程度によります。片側だけに明らかに多数の石灰化がある場合は、び慢性や領域性のように本来良性と判断する分布であったとしてもカテゴリー3として要精検になる場合があります。どの程度悪性の可能性があるのか(けっこう怪しいと考えたのか、比較できる過去の画像がないので念のため引っ掛けたのか)によってその後の検査の内容やフォローの頻度は変わると思います。担当医にご確認下さい。
以上です。

匿名 さんのコメント...

初めて投稿します。47歳です。先日、市の検診を受けました。(マンモグラフィー、触診)
その結果、要精密検査とのことでした。(微小円形集簇性石灰化と書かれていました)
検診を受けた病院ではなく、乳腺外来のある総合病院で検査を受けてきました。

マンモグラフィーでは、右胸上部に小さな白い丸い粒が3つ横並びで写っていました。その後、エコー検査をしたのですが、黒い円形のものが見え「しこりがある。6ミリだね」と言われました。その黒い円形の中に、白い粒(石灰化)が入っていました。

「がんですか?」と尋ねると「形がクリッときれいに丸いから多分良性のものだとは思うけど、念のため針刺して検査しますね」と、麻酔なしでチューブのついた注射器で検査しました。先生がその黒いものに針を刺したら「あー、潰れた」と。「針を刺したら潰れてしまったから嚢胞だな。その中で結晶化したんだな」とおっしゃいました。

検査結果は1週間後だそうですが、診察室を出る時「大丈夫だと思いますよ」と見送られました。

大丈夫、という言葉を頂いて安心して病院を出たのですが、その後また心配になりネットを見ながらこちらのサイトを見つけ、質問させて頂いております。

この「嚢胞の中で結晶化した」というのは、どういうものなのでしょうか。3つあった白い粒は嚢胞の中の結晶なので心配ないということなのでしょうか?結果が出るまで本当に心配です。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
穿刺して潰れたという所見は良性の嚢胞の所見です。完全に消えたのであれば良性の可能性がきわめて高いと思います。ただし引けた液体が粘液だった場合はがんの可能性はあります。粘液でなければ普通は大丈夫です。
結晶化したというのは、例えば母乳の残りなどのようにカルシウムが比較的多い分泌物が貯留していた場合に、そのカルシウムが結晶化してマンモグラフィ上の石灰化として写ることがあるのです。おそらくそのことをさしているのだと思います。
いずれにしても細胞診の結果が出たら安心できると思いますよ。

匿名 さんのコメント...

早々のお返事、ありがとうございます。
先生のお返事を拝見してほっとしております。

「潰れた」とおっしゃった後「無くなっちゃったね」と、黒い丸が消えたのをエコーで確認しました。「大丈夫だと思いますよ」とおっしゃったのは、液体の状態を見ての言葉だったと思うので安心しました。

結晶化とは、母乳の残りようなものが結晶化したもの、という説明もありがとうございます。子どもをふたり完全母乳で育て、かなり出が良かったためパンパンになって辛かったのを思い出しました。

いずれにせよ結果はもう決まっていますので、先生のお言葉で、気持ちをしっかりもって来週を待つことができます。ありがとうございました。

匿名 さんのコメント...

お世話様です。
先日の、細胞診の結果が出ました。

採取は適正、判定は正常あるいは良性、悪性所見は認められません。とのことでした。

ほっとしたと同時に、今後はきちんと定期検診を受けなければと思いました。

不安な中、ご親切に相談にのっていただき、ありがとうございました。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
そうですか。良かったですね!
これからも定期的に検診を受けて下さいね。それでは!

Unknown さんのコメント...

はじめまして、乳がん検診で 石灰化病変 カテゴリー4 と診断され動揺しています。


2010年の8月より、6年間の間に計4回 4の乳がん検診を、市の乳がん検診指定の総合病院にて検診を受けております。


1回目 マンモグラフィー カテゴリー3 →
エコー問題なし

2回目 マンモグラフィー カテゴリー3 石灰化 集簇性
追加のマンモグラフィー→ エコー問題なし


3回目 マンモグラフィー カテゴリー3 集簇性
→エコーしたいならするが?と聞かれ心配なのでエコーを受けましたが問題なし

4回目(2016.9) マンモグラフィー 石灰化 集簇性
カテゴリー4 →エコー 問題なし
診察の際に6年前のマンモグラフィーのレントゲンと変化がないため問題なしとするとの事でした

マンモグラフィーを受けた当日に
心配なのでそのままエコ受けたいと言い
そして診察の結果問題なし。
しかし2週間後に送られてきた結果検査結果通知はカテゴリー4と、この5年の間より1段階悪くなっていました。

病院に問い合わせると読影をする認定医が3人いるが、やはり先生によって多少の違いがあるカテゴリーにも差が出る場合があるとの事でした。

昨今のテレビやニュースネットの記事などで不安にもなり、石灰化病変 集簇性がありカテゴリー4と診断されたならば、エコーで問題がなくても、ステレオガイド下マンモグラフィーを受けるべきだと言う記事も目にします。

一般的なご意見で構いませんので先生のご意見をお伺いできればなと思い書き込みをさせていただきました。
もちろんマンモグラフィーの実際の画像があるわけではありませんので.,.
カテゴリ3、4で6年間変化なし、エコー問題なし、この状況で、この先の検査を希望すると言うのはやはりかなり心配性すぎますでしょうか?

hidechin さんのコメント...

>野原うさぎさん
はじめまして。まず、私は実際に画像を見ていないため、正確なことはお話しできないことをお断りしておきます。たとえば本当に6年間マンモグラフィ上はまったく変化がないのか、多少増えたり明瞭化しているのかということもわからなければ、間違った見解を話してしまう可能性があるのです。そこをご理解していただいた上で、ここに書いてある内容が全て真実であるという前提で一般論をお話しします。

集簇している石灰化がある場合、カテゴリー3となるのは、形状が微小円形または淡く不明瞭な石灰化の場合です。カテゴリー4となるのは多形性と判断した場合で、この場合はより悪性を疑います。また、最初は集簇だと判断されていたけど見方によって区域性(扇状)に分布していると判断した場合は微小円形や淡く不明瞭な石灰化でもカテゴリー4となります。

ただ、6年前と比較しても変化がなく(読影者によって多少多形性に見えたり区域性に見えたとしても)、エコーでも異常がないということが真実であるのでしたら、それ以上の精査は不要と考えます。繰り返し検査をして変化がない場合は、初回ならカテゴリー3や4とする石灰化でもカテゴリー2に落とすのはよくあることだからです。

マンモグラフィが検診に導入されて以降、必要以上に侵襲のある検査(微細石灰化に対するステレオガイド下マンモトームなど)を行ないすぎていることが最近問題となっています。カテゴリー3でエコーで異常がない場合は経過観察とするケースも多いと思います。その結果変化がなければ良性と見なすということで不要な侵襲的な検査を避けることができます。そういうメリットもあることをご理解下さい。

取り急ぎ以上です。あくまでも一般的なお話ですのでもしそれでもご心配ならMRを撮影する必要はないのかご確認下さい。MRで悪性を疑う染まりがなければ、より安心して経過観察することができると思いますので(本当に不変なら今さら必要ないと言われると思います)。それでは。

Unknown さんのコメント...

お返事 ありがとうございます!

詳しく また違う角度からのご意見が聞けて
自分で考える際に大変参考になりました。
本当にありがとうございます。

診察を受けた際に 医師に エコー以上の検査が必要か聞いたときにも必要ないです と言われました。 これからも定期検診をかかさず ある程度の知識は 怖くならない程度に勉強しておこうと思いました。
何も分からないままだと怖いですが 少し理解できるだけでも怖さが軽減しますね。

こちらのブログや 先生にご質問出来る場があることがあることが本当に有難いです。

季節の変わり目ですのでお身体ご自愛下さい。

hidechin さんのコメント...

>野原うさぎさん
これからもきちんと検査は受けて下さいね!
しれではお大事に!

はる さんのコメント...

こんにちは。
昨年末に検診でマンモグラフィを受け、先日検査結果が届き「左(O)領域石灰化(集簇)カテゴリー3 D判定要医療」と書いてありました。その1年前はエコー検査で「右要経過観察」でした。
検診センターで紹介してもらったクリニックに予約を入れたんですが、予約日までとても不安で暇さえあれば自分はどういう状況に置かれているのかネットで検索しています。
カテゴリー3は、精密検査をしたらほとんどの方が異常なしという記事を見ますが、一方で集簇性で悪性だったという記事も見ます。
予約を入れたクリニックは、日赤の乳腺外科の先生が新たに開いたらクリニックで「とても優秀な先生だから、そこで大丈夫よ(^-^)」と検診センターの方にいわれたんですが、そこのクリニックにはマンモグラフィと超音波エコーの機械しかなく、本当にそのクリニックでいいのか悩んでいます。
話がそれましたが、領域石灰化集簇性とはどのような症状なんでしょうか?
悪性のガンなのでは?と、とても心配でなりません。
よろしくお願いします。

hidechin さんのコメント...

>はるさん
初めまして。
まず、「領域石灰化集簇性」ではなく、「左0領域(外側という意味)の石灰化集簇」という事だと思います。
微小円形または淡く不明瞭な石灰化が狭い範囲に集まっているということを意味していて、この場合の判定は「カテゴリー3」ということになります。カテゴリー3というのは「良性を疑うが悪性も否定できない」というケースで、このうち約10%程度が最終的に乳がんと診断されます。これを多いと考えるか、少ないと考えるかはその人の考え方によると思います。

紹介されたクリニックで良いかどうかは私は判断することができません。他に必要になる可能性がある検査としては、MR、ステレオガイド下生検装置(マンモトームなど)ですが、例えこれらの検査機器がなかったとしても良心的なクリニックであれば、必要な検査は関連施設などに紹介してくれると思います。もちろんこれらの検査をカテゴリー3の石灰化症例全員に行う訳ではありません。もし不要と説明された場合は、MRや生検が必要ないと考える理由についてお聞きになってみてはいかがでしょうか?
取り急ぎ以上です。

匿名 さんのコメント...

初めてコメントします。
先日マンモグラフィー検査とエコーをしました。
先生が画像を見て、「このけばけばしたところが悪性化すると大きくなるんだよね。こっちの写真(エコーのことでしょうか?)には写らないから、中側か外側かわからない。また半年後にマンモグラフィーしよう」と言われました。
不安でたまりません。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
初めまして。
匿名さんの記述からは担当医がどういう意味でおっしゃったのかはっきりわかりません。
多分内側か外側かわからないと言ったのはマンモグラフィの頭尾方向(CC)の写真の事だと思います。

半年後に再検ということは現時点では悪性を疑わないという意味だと思うのですが、十分な説明をしてもらえなかったと思われるのでしたらまずは再度受診してよく説明してもらってください。それでも納得できなければセカンドオピニオン(自費診療です)をご検討されてはいかがでしょうか。
不安なお気持ちはよく理解できますがネット上でお答えするのには限界があることをご理解いただければ幸いです。

匿名 さんのコメント...

初めまして。
半年前に受けたマンモグラフィーで石灰化が見つかり、先日、マンモグラフィーを受けました。
先生は「増えてないし、大丈夫だね。」と、恐らくそのような事をおっしゃったので、良かった…と思っていたのですが、
「針はしていなかったよね?」と言われ、その場で急遽、針生検をする事になりました。
1週間後の結果はクラス3…
何も勉強していかなかった私は先生が何を話されているのかほとんど理解できず…
そして先生が「3-4ヶ月後にエコーで確認しましょう」と言ったので、予約をして帰ってきました。
帰ってから調べてみると、クラス3ではマンモトーム生検をする、と知り…
また、もらって帰ってきた紙には先生の「DCIS疑い」の文字が書いてありました…
これは明らかにガンの可能性がたかいのでしょうか…

こちらのクリニックにはバコラという機械があり、組織診はバコラで行うようですが、
石灰化にはステレオガイド下マンモトームでの生検を行うべき、との記事が多いので、
紹介状を書いてもらい、マンモトーム生検を受けられる病院で予約をして、マンモトーム生検を受ける予定です。

針生検クラス3のグレーゾーンで、「DCIS疑い」…
やはりガンの可能性は高いのでしょうか…
子供も小さく、不安でいっぱいです…

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
初めまして。
実際に画像を見ていませんので正確なご返答は難しいです。
まずクラス3というのが正確なら、それは針生検ではなく細胞診です。細胞診は基本的には推定診断ですので、特に非浸潤がんかどうか微妙な病変では確定診断にはならずクラス3という判定になることはよくあります。この場合、最終診断が良性のことも悪性のこともあります。
ステレオガイドではなかったようですので病変はエコーで見えていたのでしょうか?エコーで見える病変で細胞診がクラス3なら針生検またはバコラやマンモトームなどの吸引組織生検を行うことが私の施設では多いです。
ただ最近は、がんだとしてもおとなしそうな非浸潤がんの可能性が高いような病変であれば少し経過を見ても良いのではないかという意見もあります(記載されているような石灰化なら生検が全例必要という意見は間違いです)。例えばエコーで確認できないような微小円形石灰化の集簇であれば経過を見ることもよくあります。もちろんおとなしい非浸潤がんかどうかは切除しないとわからないこともありますので、ご不安であれば組織診まで行なっても良いと思います。
良性だといいですね。それではお大事に!

匿名 さんのコメント...

お忙しいところ、早速のお返事ありがとうございます。
そうですね。細胞診の間違いでした…
エコーでは特にしこりなどないようでした。
このクリニックにはバコラしかないので、3-4ヶ月後にエコーしましょう、。と言ったのかもしれません。

来週、紹介先の病院でステレオガイド下マンモトーム生検を受ける予定です。

悪性、良性どちらの可能性もあるとの事で、少し安心致しました。
…しかし、コピーしてもらった結果の紙には
「核腫大し、核密度上昇」「二相性不明瞭」など、怖い文字がたくさん書かれており、
クリニックの先生による「DCISうたがい」の文字が………
悪性の可能性が高そうですね…

リスク要因に全くあてはまらないので、本当にびっくりで、ショックです。

心を決めて、マンモトーム生検受けてきますね。

hidechin さんのコメント...

>匿名さん
確かに悪性の可能性はあると思いますが、もしそうだとしても非常に早期だと思われますのであまり心配しすぎずにまずはきちんと調べてもらってください。
良い結果をお祈りしています。

海外在住者 さんのコメント...

はじめまして。

親身な返信をしてくださる先生と感じましたので、ご相談したいことがあり、書き込んでいます。

日本で、2000年に右、温存(リンパ触らず)、放射線治療、ノルバテック1日1錠5年間。
毎年、マンモ、エコー、マーカー検査をしています。
ずっとマンモで、白い小さな石灰が散らばっていますが、異常無しという所見でしたが、昨年、一ヶ所、線状になっているものが見え、エコーで再度入念に見ていただき、先生から(海外在住なので)また、1年後の検査でいいでしょう、と言われました。
しかし、その後も気なったので、電話で先生とお話しさせてもらい、簡単に通える状況であれば、6ヶ月後の検査も考えますと言われていました。
そして、今、6ヶ月がたったので、検査をお願いしようと思っているのですが、このような場合、どういう状況を疑い、どのような検査をするのでしょうか。
ご意見を聞かせていただけますでしょうか。
状況説明が不足の場合はお知らせください。

どうかよろしくお願いいたします。


hidechin さんのコメント...

>海外在住者さん
初めまして。
実際にマンモグラフィを見ているわけではありませんのでなんとも言えませんが、すぐに精査する必要はなくても少し気になる石灰化が新たに出現してた場合、私なら半年後に超音波検査と石灰化のあった側のマンモグラフィの再検査を行なうことが多いと思います。それで変化がなければ半年後(または1年後)に超音波検査と両側のマンモグラフィを行ない、そこでも変化がなければ通常のフォロー(年1回の検査)に戻します。
なお半年後の検査を考えたということは、100%良性とは断定できない、つまり非浸潤がんを完全には否定できないということだと思います。だからと言ってそのようなケース全てに侵襲のあるステレオガイド下マンモトーム生検などを行うわけではなく、経過観察というのも重要な診断法の一つなのです。以上です。

海外在住者 さんのコメント...

>hidechin 先生

解りやすいご説明をしていただきありがとうございます。
医師に今(6ヶ月経過後)どのような検査をするのか確認したところ、マンモ(同じ検査で比較が必要なので)をして再度みます、と言われました。そして、やはり、帰国の機会があればでいいですよ、そのために帰ってくるとかでなくても・・、と言われました。
私は、病歴もあり、心配性なので、そのため(それをメインの理由で)にでも帰ろうと思っていますが、別な用事もあるので・・ と言いました。
もしも、悪いものであったとしても、そう確定して治療するには1年後の検査ても変わらない、という考えも含まれているのでしょうか。
マンモで線状に見えた石灰が、その後、消えたりする事はあるのでしょうかすか?、それとも、一旦出来た石灰は無くなることはないのでしょうか。”線状”というのが気になっています。

私は、現在52歳、10年前頃に流産歴3回、痩せ型です。
ここ1、2年は更年期の症状(精神不安定)に悩み、そのせいもあり余計心配してしまうのかもしれませんが。
乳がんに関すること以外でも精神的に辛くなり、藁にもすがるおもいで、自分で成分を確認して漢方薬、サプリメント(マルチサプリで50歳以上の女性向き)を取っていました。更年期に摂取を推奨されるようなものは、ホルモンに影響するのか・・ とか
、エストロゲンに限らず、乳がんに影響しそうなホルモン等がこれらに含まれていることもあるのか?と気になってしまいます。
乳製品(1日1個のヨーグルト)、飲酒(週に数回ビール1本)、・・ 
細かいことを言ってもきりがないのかもしれませんが・・ 
乳がん歴者が摂取を控えたほうがいいものは、国(人種?)によって違ったりするのでしょうか。 

このような、生活習慣については、先生はどのように考えられますか。



hidechin さんのコメント...

> 海外在住者さん
検査の間隔については、実際に画像を見ていないので正確にはお答えしかねますし、医師によっても多少の差はあると思います。どれが正解でどれが間違いとも言えないケースも多いのです。ですから私はそれ以上のコメントはできません。
一度できた石灰化は通常無くなりませんが、嚢胞内や拡張した乳管内に析出した石灰化は分泌のためか消えることはあります。線状の石灰化をきたすのは、もちろん乳がんのこともありますが、乳管拡張症や動脈硬化でも起こり得ます。

漢方薬とサプリメントに関しては積極的に患者さんにお勧めすることはありません。それは医学的効果が十分に立証されていないということと、製品によっては危険な成分が混入していることがあるためです。また市販されている、もしくは病院で処方する漢方薬であっても副作用(浮腫や肝機能障害、間質性肺炎など)がありますので注意が必要です。

生活習慣に関しては、アルコールと喫煙は乳がんのリスクを上げることがわかっています。乳製品の摂取は乳がんのリスクを上げるとか再発を促すといった情報がネットで流れていますが、むしろリスクを低減させる可能性があるという報告も多いのです。詳細は乳癌学会のホームページの患者さん向けのガイドラインの中に記載されていますのでぜひご覧になってください。
以上です。

海外在住者 さんのコメント...

>hidechin 先生

解りやすいご説明をしていただきありがとうございます。

石灰化、漢方薬について理解いたしました。
生活習慣についても、乳癌学会のホームページを見ました。
教えてくださり、ありがとうございました。

素人考えで、MR検査、ステレオガイド下マントーム検査も考えてたりしてしまいますが、
専門家(医師)と話し合い、自分が納得していないと、あの時、こうしておけば、と、後悔するのが一番怖いのだと思います。
(乳がん発見時(17年前)、最初にかかった医師に、しこり(よく動くものなので)は異常なしと言われ、他の医師に癌診断をされた経験があるのも影響していると思います。)
検査結果を持ち出したり、セカンドオピニオンを希望するのは、その医師を信頼していないと思われ、あまり良い気がしないものなのでしょうか。

診察時の限られた時間では、落ち着いて話もできないことも多いので、後から心配事が出てくるとともありがちです。
このように、主治医以外の医師の方に意見を聞けるというのは、とてもありがたいことです。
心から感謝いたします。

hidechin さんのコメント...

>海外在住者 さん
石灰化の状態によってはもちろんMRやステレオガイド下吸引組織生検(マンモトームなど)を考慮しますが、現時点ではまだ必要ない(過剰検査になる可能性が高い)という判断なのだと思います。
以前はたとえおとなしいがんであっても可能性がわずかでもあればこのような検査を積極的に行なっていた傾向にありましたが、今は見直しが求められる時代になっています。例えばがんの可能性が1%しかないのに全員にこのような検査を行えば99%の人は不必要な経済的負担、侵襲を受けることになりますよね?残りの1%もそのほとんどが6ヶ月経過を見ても予後に影響を及ぼさないとしたらこのような検査は現時点では不要ということになります。主治医の医師はがんを100%否定するわけではないけれどもそのようなことも考慮して経過観察を選択されたのだと思います。セカンドオピニオンも良いですが、まずは今の主治医にそのあたりの考え方をお聞きになってから判断されてはいかがでしょうか?

海外在住者 さんのコメント...

よく解りました。
主治医とよく話してみます。
100%これ、という答えはないと思いますが、本人(医師も、患者も)が納得するのが一番なのだと思います。
コミュニケーションを上手く取り、信頼関係を保つのも心身共に非常に重要なことですね。
どうもありがとうございます。