今日、年1回の北海道乳腺診断フォーラムが市内某ホテルでありました。
内容は、症例検討2例と聖路加国際病院の角田博子先生のご講演でした。
症例検討では2回も司会の医師から当てられてしまいました。私はこの会の運営委員でもあります。運営委員が司会を順番で担当するのですが、私が司会担当のときは、できるだけ、医師ばかりではなく、レントゲン技師や超音波技師にも答えてもらうようにしています。参加者はたくさんいるのに、どうもこの会は毎回同じようなメンバーに担当の司会者が当ててしまう傾向があります。技師も含めてたくさんの人が参加しているのでもっといろいろな参加者から意見をだしてもらうべきだと思うのですが…。このようなやり方だといまひとつ盛り上がりに欠けてしまうような気がします。
角田先生は、超音波検査の最新情報(超音波検診の臨床試験の状況や最新機器の説明など)を中心にとてもわかりやすく解説して下さいました。講演の中に出てきた、”pseudo halo(造語だと思います)”について、質問したいことがあったのですが、時間になってしまい、質問は懇親会でということになりました。
ところが懇親会の途中で臨時手術の連絡が入ったため、早々に病院に戻ることになってしまい角田先生への質問は残念ながらできませんでした。でもなかなか興味深い情報を得たので、今度病理学的に確かめてみようと思います。
そう言えば今回のフォーラムには以前私たちの病院で講演をしてもらった岡山のI先生も参加していました。症例検討でも何度も意見を出していて、相変わらず積極的な先生でした。今度の乳癌検診学会でもまたお会いできるのを楽しみにしています(笑)
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