今日はJMSの乳がん検診の日でした。平日は仕事などで乳がん検診を受けれない人のために、J.POSHが呼びかけて全国で行われた試みです。
私の病院ではもともと定期的に日曜検診を行っていましたので、それを利用する形で備えていました。
しかし、予約された数はもともとの友の会の対象者20人だけ。残念ながらJ.POSHの呼びかけに反応して検診を申し込んだ人はいなかったそうです。
JMSの協賛病院になっている市内のある病院の乳腺外科医(大学時代の私の同期)からも先日電話がありましたが、「せっかく日曜検診の体制をとったのに申し込みがほとんど来ないんだけど…」と言っていました。せっかくの良い取り組みなのに残念です。
来年に向けて、この活動を一般の人たちにもっと知ってもらうことが必要です。また、値段の設定が病院によってばらばらで、混乱を招く可能性があることが課題と思われました。病院によっては、自治体の補助を受けれる対象の人も自己負担7000円くらいを一律で設定していたケースもあったようです。自治体補助の対象外の人(40才未満や奇数年齢など)も受けれるようにするのが望ましいのですが、自己負担額をいくらにするのが適切かという問題は少し議論したほうが良いのかもしれません。
ちなみに今日の受診者の中では乳癌と思われる人はいませんでした。今回の試みを契機にさらなる啓蒙活動を続けていきたいと思っています。
4 件のコメント:
日曜検診、お疲れさまでした。
そうでしたか~、やはり、JMSの認知度は、まだまだなんですね。
残念です。
来年は、賛同施設も増え、たくさんの人に知ってもらい、受診者も増えてくれるといいですね。
私は、ピンクリボンスペシャルデーというイベントで、「希望のちから」という映画を観てきました。
ハーセプチンが認可されるまでの医師の奮闘と愛情に感動しました。
陽さんへ
そちらはどうでしたか?地域によっても認知度に差があるのかもしれませんね。来年はもっと賛同施設を増やして、マスコミにも取り上げてもらってもりあげたいですね。
”希望のちから”という映画は初めて聞きました。一般公開していないのでしょうか?医薬品に対するバッシングが多い最近のご時世ですので、実際は真摯に取り組んでいる医療従事者が多いんだということを知ってもらうには良いかもしれませんね。
「希望のちから」は、日本では公開されなかったそうです。
先月から、DVDレンタルできるようなので、お時間が有りましたら、ぜひ、ご覧になってください。
主人公の医師のように ほとんどのお医者様が、患者の笑顔のために頑張ってくれていると信じてます。
陽さんへ
情報ありがとうございます。
今度是非見てみます。
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